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横断歩道でCHAIを考える

泣けて泣けて…なのである。

CHAIが解散した。
大好きなCHAI

多くの人がしかと受け止めていた、
そのテーマやメッセージの強くも可愛く
ふわふわのベッドに揺られてきた昨今が…

終わった

解散ライブの配信を家族で観る。
楽しい鑑賞タイムにひとり涙が止まらない私。

フューチャーという曲がある。

この曲で、
何度自分へ帰ってきただろう。

仕事の世界では
「そんなことも知らないの?できないの?」
の連続で、世界一の落ちこぼれになってしまったような、カッコ悪さとの闘い。

それから過去の世界では
家族で楽しくごはんを食べること
お金に困らないこと
をSFだと思ってた狭い世界を思い出す。
溜まった羨ましさの渦。

今は平気。

でも。
平気です!!って
肩に力を入れて、大きく息を吸ってから
言う感じかな。

そんな私にCHAIが流れる。

泣いた過去には 少しのウインクを
恥じた過去には おやすみのキスを

とか

思ってるよりもずっと
私の世界は広い

と歌っていた。

こんなに力を入れなくても
辛かった過去になんて、
恥ずかしくて悔しい時間になんて
ウインクでもくれてやれよ!と。
あとはおやすみのキスだね!と。

私は何者にも邪魔されず
私を見つめていていいのだ。
それもとっても軽やかな気持ちで。
それを教えてくれた4人の女の子達。

自分であることを楽しみたい人は
それを邪魔する色々を蹴飛ばして
世界中みんな
それに向き合えたらなと思う。

CHAIが終わってしまった。
立ち止まらなきゃいけなくなった。
でも
行かなきゃなと思う。
歩き出さないとって。

彼女たちも決して
このまま立ち止まりはしないだろう。

カナダにあるらしい


そろそろ信号の色は
変わろうとしていた。




愛かざす
あたしのまぶたピンク色
世界を探しに行くよ今度も

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