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空想新聞 2022年11月11日

悲しみ学生時代

 細田すみれさん(中学2年生)は思春期の真っ只中にいます。今日も友達から冷たい言葉をかけられ、冷たい態度をとられて泣きそうになりました。
 記者は第三者なので何もできませんでした。ただ細田さんの未来に幸あれと心に強く願いました。

今日は何の日

 11月11日は孤独の日です。1を人と見立ててばらばらに立っている様子から孤独の日に制定されました。

 孤独はネガティブイメージで捉えられがちですが、独特な感性を持っている人や時代をリードする先進的な人、人の上に立つ人はその性質から孤独を味わいます。むしろ孤独の時間を大事にできるからこそ幸せになれるのだと思った大日本記念日学会の会長が制定した日です。

 ただし会長はとても寂しがり屋だったので、仕事中は常に会議をしたり、同僚、部下、取引先とお喋りをして楽しんでいました。家に帰っても一人のときはテレビ・ラジオなど人の声が出るものを常に点けていました。

 孤独の日は全員ができるだけ一人になることが推奨されます。たとえば、レストランや映画館は一人客しか受け付けません。旅館やカラオケ、ダーツのようなお店もそうです。

 そのため街がとても静かになります。子どもや介護施設や病院は一人にならなくてもよいとされているので、静かな街に子どもや動物、自然の声だけしか聞こえなくなるので孤独の日を愛する人は多いです。会長はこの日一人で公園に行くようにしています。孤独ですが逆に街や地球と一体となったような気持ちになるそうです。

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