ヒモとホストの違い

一般的にホストとヒモは混同されがちである

さて、今回はホスト業を本気でやっていて
尚且つヒモにも専念した実績がある薫が
ヒモとホストの違いを力説していこう

ヒモとホストの共通点として
まず女の子達に養ってもらう事もある
お金をもらう事も（悪い）ホストとヒモの共通点だ、会いたい時に会える、寂しさを埋めてくれるなど

確かにヒモとホストの共通点が沢山あるのは否めない

だがそこに決定的な差異があることも間違いない

それは何かについてまず徹底解剖していく

貴女は大丈夫か、担当が突然ヒモに陥る現象

貴女方はこんな経験はないか

「生活が厳しい、ホストにも専念したいが“その為に“お金を貸してほしい」

このセリフを言うホストがまず多い、これは女の子達に対する避難勧告
と言い換えても間違いない

やはり女の子は基本、特殊な性癖でもなければ
彼氏にもセフレにもお金を使おうとは思はない、


それでは理想のホスト、応援したくなるホスト、一生をこの人に捧げようと思うホストそれは何か

ホストは仕事としても男としても指名してくれているお姫達の理想像
漫画みたいな完璧なキャラクター、それを演じる、またはその型にハメる
いつでもキラキラしていてネガティブな事も言わない

貴女だけに特別な演出をしてくれる、夢に対して一生懸命

それこそが「この人にお金を使いたい」と思わせる担当であろう


その自分が認めたホストが突如挫折をしてしまう事がある
仕事意識を失ってしまうことがある
日々の営業が楽しくなくなる
結果が何も着いてこず給料は低いまま一年間掃除を続けている


本入店したての頃は誰もがキラキラしていて送り指名も多かったはずだ

今ではどうだろうか、モチベーションが低下して送り指名さえも
取れなくなってしまったホスト達が沢山いる


1人の男、ホストとしての“魂”を売った奴を沢山見てきた
新人の頃に俺も一度そのホストとしての魂を売ったことがある

一度魂を売った男はなかなかその残酷な世界から抜け出せない
それが俗に言うヒモと言う存在だろう

世間から見たヒモのニーズ

「ヒモは世間から糾弾されるべく存在だ」

なんて言う人たちも多いが、別に俺はそれも否定はしない

なぜなら一部を除いてその現ヒモ達も決して
今が人生の着地点ではないはずだからだ
ゴール設定もあるだろう、いつまでもこの生活が

続くとも思っていないだろう、何かきっかけさえあれば、
色々考えていると思う


しかし今の俺の視点からするとそのヒモ達はこのホスト業

仮にも仕事だ、それに対して一生懸命臨んでいるのかと言えば

残念ながらそうも思えない、ホストとして女の子にお金を貰う又は借りるなどとは言語道断だ

俺の考えは古いと言われてはこれ以上の執筆は全て無駄になってしまう
しかし俺もここまで言っておきながらヒモにも
一定の需要がなぜかあるのだ

最近の歌舞伎町界隈で時代の流れか、
ある程度、時代に適用しようとする薫も
ここばかりはもう順応できそうにない

ここの界隈ではヒモを飼いたいなんて言う女の子が本当に多い
実際この薫の現お姫達もそうだった
ヒモを飼っていた経歴があるなんて言うから度肝を抜かされた

そんなもの何が良いのかと聞くに聞いて回ったが
存在が可愛くて弟のように母性本能をくすぐる
ダメなところが良い、会いたい時に会える

それはまるで喋れる犬じゃないか…

しかし悲しいかなこれが世の実態であり流行りであり時代なのかもしれない

俺はこの話を初回や自分お姫達に聞くといつも苦笑いになる…

俺等はホスト、ホストならばホストらしくあれ

ここからは俺がホストというTAX45%（サービス料）の世界を頑固親父のように熱血に熱く語っていく

時代は確かにダメ男、ヒモ男がトレンドであろう、しかし我々はどんな時代であろうと根底はホストだ

俺の知っているホストはやはり女性をエスコートする

プレイベートでデートする時はスマートに男が会計は払う

レディーファーストもする、お客様にとっての神様であり続ける

羨望の眼差しで見られ尊敬をされる男、いや

“漢“である

いくら今の時代がワンワン男子🐶の時代になろうが

ホストこそは体育会系で男気もあって女心がわかる奴であって欲しい
ワンワン男子の蔓延るこの街、それが売れるコツなんぞ言うのであれば

俺の追い求めるホストの理想像とは程遠い
今すぐにでもやめてしまうかもしれない

どんな時代にも順応する男は確かに魅力的でかっこいいかもしれないが
それはこの薫は絶対に否定するいや、これだけは順応したくない

間違ってはいけない絶対にホストは45%多く取った完璧な接客業だ、それを自分なりに詰めて詰めて

完璧な男に近づくのがホストの醍醐味ではないだろうか

この俺が古いおじさんと言うのならばならそれはもう構わない
むしろそんな時代なら俺はおじさんでいい

女の子に癒着をしたくてホストを始めたわけではなく今では金を稼いで理想の男になる為にホストは始めたのだ

だったらワンワン男子にならずとも俺は絶対に
今のままおじさんのようにエスコートをしていこう

あまり暑苦しい記事は控えようとは思ったが今日は気持ちよく薫のタイピングが進む
それはなぜなら俺が今のこの時代を
とても変えたいと切に願っているからだろう。