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俺がサブ担でも価値がある訳


歌舞伎町には本担とサブ担で使い分ける上級のホス狂達がいる

どうやら本担、サブ担と求める内容は違うらしい、詳細は人それぞれだが大雑把にはこうだ

本担には(一番好きな人)お金を届けにいく
サブ担には(友達枠、浮気枠)その日々の愚痴の聞き役などだ

さてそんな歌舞伎町のサブ担達はきっと誰もが本担になりたいと
願っているはずだ、どうせなら一番好きになってほしい

どうせなら一番お金を使ってもらえる役に誰もがなりたいはずだ

しかし果たしてそれは本当にそうだろうか
両者ともにデメリットもあるがメリットもあるはずだ

そんな私はサブ担に徹することが好きだ

今回はその本質に対して綴っていく

サブ担になる上での自分ルール

さて、晴れてサブ担となった時私にはある自分ルールがある

サブ担を作るような女の子達には
サブ担に求める何かがある

本担より顔が好き・話を聞いてくれる・純粋にサブ担の店が好きだ
ホストである誰かに愚痴を聞いてもらいたい

人により様々だ、ここで絶対にやっていけないのは

本担を妨害するような事

「そんな男やめて俺だけにしなよ」
「そんな担当の何がいいの?」

こんな事を言ってしまうサブ担達が多い多い
人が愛した男の悪口を平気で言うのは、紳士業でもあるホストとして大失格だ

しかし、気持ちもわかる
本担にいくら使っているかわかっている状態で自分が本担になれたらそれほどラッキーなことはないだろう

しかし考えてみてほしい、彼女達は我々サブ担に何を求めているのかを

あいつら(本担)に出来ないことを俺がしてやる

では本担に出来なくて我々が出来ることは何であろうか
そこにフォーカスを当てればなんだって出てくるはずだ

日々の連絡がマメだったり、日々のメンタルケアだったり
本担に内緒でお忍びでデートしたり
誰にも言えないような事を聞いてあげたり

サブ担にはサブ担で必ず価値があるのだ
その価値作りをするのはそのお姫でもなく本担でもなく我々サブ担の役目であろう

あの子達は月にいくら本担にお金を使って
どのような扱いを受けているのか

悲しいかな
エースクラスの女の子達はいつの時代も
DVされてしまっている子もいるし、連絡が後回しで相手にされない
死ぬ気で頑張っているのにも関わらずそれが当然かのように
ぞんざいに扱われる

そんな人を極限まで愛している女の子達に対して、我々が出来ることはもう答えが出ているようなものだ

俺がサブ担でも価値がある訳

さあ、ここからは薫と言うホストが未来のお姫達に向けて
サブ担になれるようプレゼンさせて頂く場としよう

担当の事が好き過ぎるお姫達へ

・いつも店前同伴誘ってくる担当
・寝坊同伴要求してくる担当
・一緒に住んでるからといってキュンキュンのキ文字もない担当
・始発までアフターしてくれない担当
・アフターにいつもヘルプを連れてくる担当
・席にぜんぜん戻ってこない担当
・月初に掛けを作って縛ってくる担当

色々あると思う、満足いかない部分もあるがそれでも
その男が好きで好きで着いて行ってあげてる尊いお姫様たち

俺が担当になるなんてわがままな事は言わないだが、たまには

“私の男の元へ飲みに行く“

ではなく

“私のホストに接客されに行く“

という表現はどうだろうか、それは浮気でもなんでもなく
娯楽であろう、あなたたちはホストに接客されることを、忘れてしまってはいないか

本担と初回で出会った日の事
人生で初めてホストクラブに入った日の事

思い出してほしい、絶対に接客されてエスコートされて楽しかったはずだ


それを今一度この俺が再現してあげたいと願っている

お金の使い道には生き金と死金があると言うが

担当に使う事はもちろん生き金であろう、だがそれと同時に
ホストクラブで接客され直す事もそれはまた生き金であるはずだ

秘密は守るし俺に出来る事ならなんだってすると約束しよう

人の悩みは人でないと解決出来ない
病みもそうであろう人で病んだなら解決するのもまた人なのだ

ここまで読んでくれた優しい貴女達ならあとは
俺に接客をされるだけ、365日LINEお待ちしております

俺のようなホストが生まれて来てどういたしまして

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