チャンピオンズカップ 2023 全頭診断

ジャパンカップは◎候補に挙げた3頭で決着しましたが買い目はスターズオンアースとイクイノックスの馬連のみで負けました。でもリバティアイランドとイクイノックスの馬連はどうやっても安すぎて買えないのでOKです。
VMからのぶっつけで17番枠から好位につけて道中1頭外を周り続け、リバティアイランドより2キロ重い斤量で3着のスターズオンアースに敬意を表します。めっちゃくちゃ強いよ。そして何よりイクイノックスは正真正銘のバケモンでした。最強！
ではチャンピオンズCの全頭診断を。＊回避・除外予定馬除く

アイコンテーラー

ダート変わりのBSN賞をいきなり勝ち、重賞シリウスSでは唯一ハギノアレグリアスに食い下がった。そしてJBCレディースクラシックは圧勝で他馬を全く寄せ付けなかった。芝時代にどちらかというと苦手だった右回りや、ダート変わりで気になる内枠も克服。前走松山の位置取りが良かったこともあるが、キックバックもさほど気にしなくて良さそう。ダート変わりでの不安要素を１つずつクリアし、ここは満を持してのG1挑戦。シリウスSで早めに先頭に立ったことで最後にハギノアレグリアスにかわされたことを考えると、1F短い1800もこの馬に向く。リバティアイランドやスターズオンアースに続いて、ドゥラメンテ牝馬の戴冠があってもいい

アーテルアストレア

前走JBCレディースクラシックでアイコンテーラーに完敗していることを考えると、ここはメンバーが強そう。馬場が渋って脚抜きが良くなればパフォーマンスを上げられる分、浮上する

ウィルソンテソーロ

前走JBCクラッシックでの敗戦を見るとここはメンバーが強そう

クラウンプライド

前走コリアCは2着のグロリアムンディに大差をつけて圧勝。2走前の帝王賞は最後の最後にメイショウハリオにかわされたものの、2着と実力を見せている。このメンバーでも能力は上で、重い印を打ちたい

クリノドラゴン

シリウスSやJBCクラシックの敗戦を見るとここは厳しそう

グロリアムンディ

ダートが得意な大久保厩舎で鞍上にルメールを配してきたことを考えると不気味な存在。しかし前走コリアCでクラウンプライドにつけられた差は相当なもの。一方で、2走前の平安Sでは道中インベタで展開が向いたとはいえ、ハギノアレグリアスに0.4秒差をつけて勝ち切っている。馬券内は十分狙える

ジオグリフ

コーナリングで加速するタイプの馬で、前走盛岡のマイルは距離が短すぎる上にワンターンで良さが出ていない。1800-ギリ2000が適距離で、コーナーが使える今回は巻き返しがあっていい。サウジCで4着のように見切るのは早計

ゼットリアン

重賞初挑戦となるがいきなりG1は家賃が高そう

セラフィックコール

前走みやこSの競馬が芝かと見間違うような追い込みでのゴボウ抜き。信じられない末脚を繰り出し一気に重賞制覇。無傷の5連勝中。G1にはなるが十分に手が届きそうな素質を感じる。前走はゲートを出て2.3完歩目で躓いた。これまでのレースでもゲートが下手で、二の脚も速くない。G1であまりにも後ろからになり道中置かれると厳しいがどこまで通用するか。外差し馬場の援助があれば頭まで見える

テーオーケインズ

前走JBCクラシックは前残りの競馬で2番手追走で恵まれていたにもかかわらずキングズソードに大きな差をつけられ、ノットゥルノにも競り負けたのは不満。多少ピークアウト感が否めない

ドゥラエレーデ

久々のダートかつ、ホープフルSを勝ったムルザバエフとの再コンビで不気味な一頭。札幌ダートの未勝利戦を圧勝後、メイダンのUAEダービーを2着。しかし1着馬のデルマソトガケには大差をつけられている。そのデルマソトガケがBCクラシックでTBも味方にウシュバテソーロを置き去りにする2着だったことを考えれば軽視はできないが、ダート一線級に入って未知な部分も多く。バイアスが前なら浮上

ノットゥルノ

右回りの大箱が得意な馬で大井で買い続ければ良いと思っているが、前走JBCクラシックで森騎手へ乗り代わり、逃げてペースをつくり、直線ではテーオーケインズを差し返して2着の強い内容。競馬の幅が広がった感はあり、今回どんな競馬をするのか注目

ハギノアレグリアス

いつかダートでキズナ産駒がG1をとると思っているが、この馬が筆頭。前走みやこSで早めに抜け出したアイコンテーラーをしっかり捉えた。1頭だけ58.5を背負って強い競馬。2走前の帝王賞は古豪相手に見せ場をつくったが最後はメイショウハリオ、クラウンプライド、テーオーケインズらに力負け。こことの実力差が埋まってきているのかどうかが鍵。道中5-6番手くらいで運べれば十分にチャンスがある

メイクアリープ

セラフィックコールがいなければ間違いなくみやこSを勝っていたが、ここはG1で一気にメンバー強化。厳しいか

メイショウハリオ

前走JBCクラシックは前残りの競馬で後ろからになり、ペースがスローになった分苦しくなった。馬も仕上がっていないように見えたため叩きか。右回りの方が得意だがノットゥルノのほどの右専ではなく、広いコースであれば左回りでも手前を変えられる。万全なら能力は間違いなく上位

レモンポップ

ワンターンマイル最強馬だと思っているので合わないここは消して、フェブラリーでしっかり買います

まとめ

前にも後ろにも強い馬がいるためTBにより勝ち馬が変わりそう。混戦でレベルが高い

◎1着候補
クラウンプライド、メイショウハリオ、アイコンテーラー、セラフィックコール、ハギノアレグリアス

△2-3着候補
グロリアムンディ、ジオグリフ

買い目は当日までに追記します