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天皇賞春 2024 全頭診断

ゴールドプリンセス(松山弘平)

前走松籟Sはイン有利の中ひたすら外外を回しながら勝ちきる強い競馬。中距離では世代間でも存在間を発揮できなかったが距離延長で一気に開花。ただし今回メンバーレベルが一気に上がる。ここでどれだけやれるか楽しみな1頭

サヴォーナ(池添謙一)

個人的にはディープボンドに似ていると思っていて、前走阪神大賞典は位置取りがディープボンドより後ろになった分、最後ジリジリと伸びての6着。さらにメンバーレベルが上がる今回、内枠を引いて楽に先行してどこまで

サリエラ(武豊)

前走ダイヤモンドSでは初めての一気の距離延長に対応し、テーオーロイヤルと叩き合い接戦を演じた。ただしテーオーロイヤルは58.5㎏を背負っていてやや恵まれてはいたか。2.3歳時から素質はありがなら体質が弱く、コーナー加速も不得意で思うように走れなかった馬だけに、舞台は合いそう。休み明けで体重を増やし万全の態勢で出てくるのであれば着内を拾える水準にはいそう

シルヴァーソニック(M.デムーロ)

前走阪神大賞典は海外帰り10か月半の長期休養空け。叩いて本番はここだろう。ただし道中まくっていって直線で前が空いても伸びなかった。さらに後ろ外の馬からも抜かれていて8歳であることも鑑みると積極的には狙いにくいか

スカーフェイス(松若風馬)

中距離から徐々に距離を伸ばし、前走は2500で大きくは負けていない。ただしメンバーレベルが一気に上がることを考慮すると厳しいか

スマートファントム(岩田望来)

2c.3cを連勝してきた上がり馬。距離を伸ばしてから一気に開花した感がある。ただしここはメンバーレベルが一気にあがる。同世代のトップ相手にどこまでやれるか試金石

タスティエーラ(J.モレイラ)

前走大阪杯の敗因がよくわからない。前の最も恵まれた位置で競馬をしていて松山の騎乗も良かったが直線伸びなかった。状態面か。仮説を立てるとするとスローからの瞬発力勝負が合わないということ?ただそれだとダービーを勝ちきっている理由に説明がつかない。距離は菊花賞で証明済。叩き良化にも見えていて、今回モレイラの確保も心強い。前走の敗戦で人気が落ちるならここから入るのも1つの手。ソールオリエンスやドゥレッツァより能力は高いとみる

チャックネイト(鮫島克駿)

初の大幅な距離延長。前走AJCCではボッケリーニとの壮絶な叩き合いを制した。ただボッケリーニやプラダリアはG2番長で、G1で大幅にメンバーレベルが上がる今回は試金石。距離延長が良い方向に出るならおもしろい1頭か

ディープボンド(幸英明)

前走阪神大賞典は前半ドスローから後半5Fすべて11秒台を刻むロンスパ戦。ディープボンド自身の上がりは36.1と、勝ち馬が34秒台を使う中、キレ負けした印象。序盤から3番手につけていつもより高い位置で競馬した結果、最後上がりが使えなかったと解釈。岩田ミライのこの騎乗はディープボンドファンの誰もがやってみてほしかったものだと思うので拍手。だからこそ鞍上継続で良かったが。一方で上がりの自己ベストは34秒後半で、ベストパフォーマンスを引き出すには前半から流れて消耗戦に持ち込むことが必須。今回は阪神大賞典ほどスローになるとは思えず、能力は高いので展開が向けば着内はある

テーオーロイヤル(菱田裕二)

前走阪神大賞典は内枠を生かして逃げ馬を行かせて離れた3番手のインを気分良く追走。最初から最後まで位置取りが完璧だった。2着馬と0.8秒差は立派だが、恵まれての結果であることは間違いなく過信は禁物な感も。もちろん長距離適性が高く、このメンバーでも能力が高いことは間違いない

ドゥレッツァ(戸崎圭太)

前走金鯱賞は斤量59を背負いながら、恵まれたインを走っていたにもかかわらず馬群に入れて直線で大外に持ち出すロスの多い騎乗。対して勝ち馬プログノーシスはスムーズなイン突き。勝ち馬との差はそうなかった。2走前菊花賞はルメールの見事としか言いようがない騎乗。ハナにたって緩めたところで後ろの馬に途中で行かせ、勝負どころでまた抜け出した。操縦性が高い。ただこれは4.5着にサヴォーナやリビアングラスが来ていることからも前がノーマークで楽な展開だったと考えられる。タスティエーラやソールオリエンスの方が厳しい競馬だったと見るのが妥当か。能力が高いのは確かだが、1番人気になるようなら印を下げることも検討

ハピ(浜中俊)

現状ダートが合っているかとは思うが。新たなトライ?

ヒンドゥタイムズ(団野大成)

2000前後の小倉で買いたい馬

プリュムドール(和田竜二)

前走阪神大賞典では枠を生かしてインの4番手をとりそのまま距離ロスを抑えながらインを追走。ただ直線を向いてからはブローザホーンと追い比べで伸びてきた。僅差の4着と見所たっぷりの競馬だった。今回も内枠を引いてロスなく運べれば3着は狙えても

ブローザホーン(菅原明良)

前走阪神大賞典では鞍上菅原が道中なぜかインを空けて走っていたため後ろから川田にインを奪われ外に出さなければならないロス。その後も外外を回るはめになった。直線インを通った馬が1.2着。外から伸びてはいたが届かなかった。勝ち馬に差はつけられたが見た目ほど能力の差はないと判断。長距離2走目で馬も鞍上も多少慣れているはず。こなせば能力上位で逆転の目も

マテンロウレオ(横山典弘)

昨年のG1大阪杯、春天は大健闘、ただその後はなかなか重賞で馬券になることができないでいる。前走日経賞はまさかの大逃げで4着。今回はどのような手で来るのか。鞍上含めて不気味。能力はG1にはほんの少しだけ足りないと思っているが

メイショウブレゲ(酒井学)

前走阪神大賞典では勝ち馬とは差があった印象。メンバー強化で厳しいか

ワープスピード(三浦皇成)

前走阪神大賞典では川田のインをまくっていく好騎乗にめぐまれての2着に見える。イン追走で恵まれてはいた。また2走前ダイヤモンドSでも斤量56㎏と恵まれながらもテーオーロイヤルとサリエラには差をつけられた。G1では現状少しだけ足りないように見える

まとめ

◎1着候補
タスティエーラ、ブローザホーン、ドゥレッツァ

△2-3着候補
テーオーロイヤル、ディープボンド、サリエラ

当日枠順とTBを見てXで買い目出します。

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