【働くおじさん2015】第10回「コンビニ商品の梱包(その2)」

みなさん、ごきげんよう。佐々木宏人です。

前回からあまり間は空いていませんが、またバイトをしました。しかも前回と同じ、自宅から徒歩5分の流通会社です。本当はまた品出しの方をやりたかったんですが、志願者多数のためか落選してしまい、またしても梱包をやることになりました。但し、今回はアルコール飲料ではなくてカップ麺でした。いや、厳密に言うと箱詰めしたりする訳ではないんで梱包ではないですね。

業務内容を簡単に説明すると、各店舗からの発注伝票を見ながら台車に商品を載せていく、いわゆるピッキングです。箱を開けたりしなくてもいいんで段ボールで手を切るリスクもなく、それに飲料と違ってやたらと軽いです。これはいい仕事に違いないです!

初めに指導係のおばさんから簡単に手順を教えてもらい、すぐに実戦に投入です。自分の名前を書いた紙に店舗の番号と個数を記入しながら商品をピッキングしていきます。この紙は共用の机の上に置いたまま作業するので、他の人の働きぶりが丸見えで、サボっていると一目瞭然です。それに動作が遅いと偉い人から「もっとさっさと動く!」と発破をかけられます。意外に厳しい仕事です(笑)。

まあ、本当に単純な仕事ですのですぐに慣れてきましたが、油断していると商品番号を間違えたり、個数を間違えたり、伝票を見落としたりして後戻りしないといけなくなり、(致命的ではないですが)少し大変なことになります。わりと考え事をしたりする余裕があるのが逆に仇になって何度かミスをしました。やはり仕事の時は集中力が必要ですね。

どこの店も似たような注文内容なので段々ルーチンワーク化してきて「次はこれかな?」と条件反射的に商品を手に取ると、フェイント的に違っていて困ることがありました。当然ですが、ちゃんと確認しながらやらないと駄目ですね。ごく稀に他の店と全然違うアウトローな仕入れを見せる店舗もあって、めんどくさいというより「そんな仕入れで大丈夫か?」と不安になりました。それでちゃんと経営が成り立っているんだから、大きなお世話ですよね。

業務内容とは直接関係ありませんが、構内はフォークリフトが走っているので、交通安全にも気を付けないといけません。一時停止のルールを知らずに飛び出したら轢かれそうになって注意されました(汗)。こんなところで殉職したくないです!

今回は簡単な上にいつもに比べて勤務時間が短いこともあり、あっさり終わりました。途中コンビニに寄って帰りましたが、自宅まで7分で着きました。やっぱり職場が近いって素敵です。

以上、10回目の体験談でした。拙文をお読みいただきどうもありがとうございます。いかがでしたでしょうか?達成感はほとんどありませんでしたが、疲労感のなさも今までで一番でした。長く続けるにはこういうバイトがいいかもしれません。おかげで時給の安さも気になりませんでした。そういえば自分は極度の貧乏性で普段カップ麺はスーパーで買うため知りませんでしたが、コンビニ限定商品なんてあるんですね。少し高いのがネックですが、チーズのとか辛い魚のとかが気になったんで近々買ってみたいと思います。

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