【働くおじさん2014】第4回「シャンプーの箱詰め(その2)」

みなさん、ごきげんよう。佐々木宏人です。

とくにバイトをする予定はなかったのですが、前日に電話がかかってきて「どうしても」と頼まれたので、こないだのシャンプーの箱詰めをもう一度やることになりました。まあ、近いうちにリベンジしようと思っていたんでちょうどいい機会です。

前回と同様、まさにラッシュ時に自宅最寄のバス停から出発しました。雨のせいか前回よりもバスが混んでいましたが、乗車時間が短いので平気です。通勤が楽なのはいいですね。15分ほどで目的のバス停に到着。少し歩いて会社の門を潜ります。勝手は分かっているので、そのまま休憩所に向かいました。少し休んでいるとジャンパーと帽子を渡され、早速身に着けました。戦闘準備完了です。みな同じ格好をしていると不思議と会社の歯車になる心構えが出来ますね。ユニホームの威力って凄いです。

簡単な朝礼の後、持ち場を指示されて作業開始です。偶然にも前回と同じラインでしたが、周りがパートさんばかりで萎縮しました。自分以外派遣のバイトがいないんです!作業はシャンプーをひたすら袋に入れていくというシンプル極まりないものでしたが、やはり最初は少し手際が悪かったです。袋が柔らかくてシャンプーが引っかかる事案が多数発生しました。慣れるに従ってスムーズに入れられるようになってくるんですが、他の人の作業も調子が乗ってきてスピードアップするとうっかりミスをしたりして…。一度失敗するとパニックになってしまって駄目なんですよね。流れ作業の辛いところです。何度か社員(パート)のおじさんに叱られました。この人は本当に感じが悪かったです。確かに自分の不手際は責められても仕方がないですが、所詮は単発のバイトの身。待遇だって大違いなんでしょうから、多少は大目に見ないと…。しかし、隣のお姉さんはとてもいい人で優しく説明してくれてとても助かりました。嫌な人といい人でプラマイゼロです。

そんな感じで休憩を挟みつつ単純作業を繰り返し、定時の1時間前にそのランは終了し、別のラインのヘルプに入るよう指示されました。段ボールの箱にシャンプーを入れていくという作業で、こちらの方がさっきより少し楽です。隣のおばちゃんに「邪魔!」とか言われながらも、わりとミスなくこなして終了しました。

帰りは例によってバスに乗らずに歩いて帰りました。今回はラーメンも食べずにそのまま歩いたら約35分で家に着きました。バスを使うのと時間的に大差ないです。しかも運動にもなって200円浮いていいこと尽くめでした。

以上、4回目の体験談でした。拙文をお読みいただきどうもありがとうございます。いかがでしたでしょうか?とりあえず前回より少し成長して苦手意識がかなり克服出来ましたし、苦手な社員が出現しましたので、この仕事は一旦休学しようと思います。

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