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haute42 S16 格安レバーレスを体験

今回、haute42 S16というレバーレスコントローラーを購入しました。

アリエクにて購入可能です。7000円程度で購入できました。
amazonでも取り扱いがありますが、アリエクセールを狙うのが一番安く入手できるかと思います。

本体

S16はロープロファイルのスイッチに対応しているモデルになります。同型でMXスイッチのG16も販売されています。

初期のスイッチではkailhのchoc V2 redが装着されています。
ホットスワップ式でつけ外しが可能。PCB裏を見てみたところ、一般的なkailh chocソケットが使用されていました。万が一の時の修理も部品調達が楽そうです。

PCB裏面

またOLEDが付いています。こちらは後述するコントローラー設定から起動画面が変更できます。

接続はTypeC、上部と左側の二か所に差し込み口があります。縦横問わず挿せるのは非常にありがたいですね。

サイズは非常に小さく、196*125*12.5mm(公式より)です。大体A5サイズくらいを想像して頂ければいいかと思います。

同梱物

コントローラー本体以外の内容物は、

ケーブル
予備のスイッチ1つ
予備の部品(赤黒1点ずつ)
ゴム足
スイッチプーラー
説明書
外箱

となっています。


設定

右上のSTARTボタンを押しながらケーブルをつなぎます。
その状態でURLバーに【192.168.7.1】と入力すると設定画面に移動します。
詳しい設定の方法は割愛しますが、ボタン配置やLEDなど設定可能です。

カスタム

天板

天板をカスタムしたい方は公式ディスコードにてテンプレートが配布されています。めんどくさい方はA5サイズの印刷物を用意して、スイッチプレートに合わせて切り抜けばいい感じになるかと。

スイッチ

スイッチを交換します。kailh redはとても軽くて押すのは楽なのですが、若干のブレと戻りの弱さを感じました(個人の感想です)。代わりにlofree ghostを採用することにしました。

スイッチプーラーでスイッチを抜いて(抜きにくいので力加減に注意)、代わりのスイッチをはめ込んだら完成です。
パチパチと底打ち感が心地よく、跳ね返りの強い好みの感触となりました。

スイッチを分解してワッシャーを仕込みショートストローク化される方もいらっしゃるようですが、今のところ不便を感じていないので当方はこのまま使ってみたいと思います。

使わないボタンはkailh redのままです

使用感

今までキーボードをカスタムし、疑似レバーレスとしたものを使用していたのでそちらとの比較になります。

入力はキーボードを使っていた時と変わりなく使えています。
コンボの精度もあまり変化がなく感じました。キーボードから違和感なく移行できると思います。

メリット
・キーボードより遅延を感じない
元々使っていたもののマイコンがProMicro、マトリックス構造のキーボードだったので、RP2040、ダイレクトピンのhaute42の方が遅延が無いように思われます。対空が間に合う回数が増えました(当社比、個人の感想です。計測したわけではないので話半分に聞いておいてください)。

・剛性がある
フラットな構造なので、強くボタンを押した時も安定感があります。

デメリット
・小型とはいえキーボードに比べるとデカい
総面積は変わらない(むしろ小さい)ですが、ボタンが大きくなる分距離が遠くなります。今まで楽器のキーボードの様に操作できていましたが、もう少し手を広げて操作する必要があります。肩こりに繋がりそう…という気持ちもあります。

こちらのタイプも気になるので機会があれば購入してみたいと思っています。


余談

今まで使っていたレバーレス代わりのキーボードは、本来のキーボードの姿へと戻りました。キーボードは多様な使い方が出来るのが魅力です。

Noraneko42Cです。気になる方はコチラから。
Ver2ではRP2040-Zeroになっているので遅延ももしかしたら軽減されているかも