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【ビルドログ】Orthumb39

今回はtakaさん設計のOrthumb39を組み立てます。az1uballを搭載し、疑似的にマウス操作も行えるキーボードとなっています。
こちらは天キー6で基板交換をして頂きました。有難うございます!

データ、ビルドガイドは上記で公開されております。


まずはPCBの裏面にLED(WS2812B)をつけていきます。PCBの裏側にはんだ付けしていきます。シルクに∟のマークがあるところに、LEDの△欠け部分が来ます。LEDは向きを間違えると光らないので注意が必要です。

初めてWS2812Bをはんだ付けしましたが、足が短いので非常に難しかったです。一か所を予備はんだで仮止めしておいて、フラックスをたっぷり縫って低温でじっくりはんだを盛っていくと上手くいきました。
はんだごての温度は270℃、はんだは共晶はんだ(鉛入りのもののこと)を使っています。普段は鉛フリーはんだを使っているのですが、融点が高いためWS2812Bのはんだ付けには不向きかもしれません。

はんだ付けが完了したらマイコンにファームウェアを書き込み、コンスルーで仮付けします。ここで一度つないでLEDが光るかどうか確認します。

今回はProMicroのTypeCを使うことにしました


表面にもLEDを付けるところがありますが、それは最後に回します。

次にSMDダイオードを付けます。極性に注意。

ダイオードが付きました。

次にスイッチソケットをはんだ付けしていきます。

スイッチソケットが付きました。


次は表面のLEDとタクトスイッチをはんだ付けします。
タクトスイッチは表面から差し込み、裏面をはんだ付けします。

タクトスイッチ、表のLEDが付きました。


次にaz1uballを実装していきます。
az1uballはよっぴさんのboothで購入できます。

コンスルーでも取り付けできますが、高さを出すためにピンヘッダとピンソケットを使って実装していきます。
ソケットにピンヘッダが刺さっているような状態になるので、az1uballの取り外しは可能です。

両サイドをはんだ付け

PCBにソケットをはんだ付けします。表から挿して、裏からはんだ付けします。その上ピンヘッダを挿し、az1uballの基板を乗せてはんだ付けします。

横から見るとこんな感じ

実はaz1uball側をピンソケット、キーボード本体のPCB側をピンヘッダにしてしまいました…動作には問題ないですが気をつけたいと思います。

ここまで出来たら一度az1uballを取り外し、組み立てていきます。
組み立てはよっぴさんのgithubを参考にしました。



ここまで出来たらプレートとキーボード本体を組み立てて完成です。
ボトムプレートはメガネのものを選択しました!おしゃれ!

手前の部分(doysの3キー)はtecsee medium switchを使いキーの背を低くしました。
かわいい

ポインティングデバイスやマウスキーを割り当てて使うキーボードは
初めて使ったのですが、ちょっとした作業にはとても便利でした。
トラックボールやポインティングデバイスは積極的にはチェックしていなかったのですが、実際に触ってみると人気なのも頷けるなと感じました。

素敵なキーボードを有難うございました!