【イベントレポート】スプリング・コンサート~風と若葉のリズム~
2024.4.20 横浜市鶴見区民文化センター サルビアホール3階 音楽ホール
✏公演テーマ
今回の公演は大学連携!大学・大学院を卒業して間もない若手演奏家と一緒に作るコンサートという企画でした。
洗足学園音楽大学との連携で、松本シオンさん(ヴァイオリン)と松本せいらさん(ピアノ)をご紹介いただき、フレッシュなコンサートとなりました。
🍀風と若葉のイメージ
シオンさんとせいらさんのさわやかなイメージときらめく才能からサブタイトルを決めました。チラシも「グリーンを基調に!」と、照明も「木の葉から木漏れ日が落ちる感じ」「雲の間を4月の風が駆け抜ける感じ」とオーダーしました。
🍀選曲あれこれ
まずは春らしいクラシックの名曲を!ということでベートーヴェンのスプリングソナタ第一楽章でスタート♪
また、映画音楽やミュージカルのメドレーなども入れていただけないかとお願いしたところ、「ニュー・シネマ・パラダイス」のメドレー、「レ・ミゼラブル」のメドレー、「ムーンリバー」を演奏していただけることになりました。
「ツィゴイネルワイゼン」やフォーレの「夢のあとに」も映画やドラマで耳にしたことがある方も多いと思います。
このほかに「踊る」シリーズとしてMCでも紹介されたポルティーニの「踊る人形」、アルベニスの「タンゴ」、バルトーク「ルーマニア民族舞曲」の3曲も演奏されました。とくに「ルーマニア民族舞曲」はルーマニアの民謡が取り入れられており、興味深い作品です。バルトークが1909年にトランシルバニアで採取した旋律が用いられているそうです。
クラシックにとどまらず、多彩なプログラムで盛り上がりました。
🍀リハーサル&調律&照明
前日から熱の入ったリハーサルでした。また、当日は調律師さんも交えて演奏者の立ち位置も入念にチェック。当館音楽ホールは大変響きのよいホールなのですが、さらに立ち位置がばっちり決まるとホールの壁と天井が演奏者に味方してくれるのです。ホールと演奏者が真の一体感をめざして、前日と当日2度に渡る入念なリハーサルでした‼
🍀アンコール曲
この日ここにいらした皆様にとって、「ここは素晴らしい場所」だと思っていただけたら幸いです。
🎉シオンさん、せいらさん 素敵な演奏をありがとうございました🎉
🖊編集後記
スプリング・コンサートをまかされまして、ご来場いただくお客様に「春をお届けする」ためにはどうしたらいいだろう…というところからスタートしました。皆様の心に春の風、若葉の香りは届きましたでしょうか。また、大学連携として、卒業して間もないフレッシュなアーティストとタッグを組むという使命(?)もありました。今回、連携いただいた洗足学園音楽大学キャリアセンターの皆様、出演者をご紹介下さいました沼田園子先生、誠にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
(スタッフ poppo)
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