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明日は里親探しの会

明日は二回目の里親探しの会。最初の会からあっという間の14日間!!12月に入って仕事が想定外につまってきてしまい、バタバタしているうちに明日になっちゃった。火曜日から昨日まで出張していた私の今日は、ちょっと複雑な気分。

明日、新しい家族が決まっても決まらなくても、猫たちは近々、うちを出て行く。のだ。

そして来週も出張な私。気分が複雑なのは私の預かりボランティアの卒業が近づいちてきたからで、正直なことを言えば、チビ達とのお別れはほんとにさみしい。そんなつもりじゃなかったのに、二カ月は短いようで長い。子猫たちはもうすっかりうちの家族になってしまった。いい家族のところにいってほしい、健やかに送り出したい、という気持ちでいっぱいなのに、モヤモヤする。

心にぽっかり穴があく、はきっと、こんなことを言うんだろうなあ。

ワンコを急きょ、里帰りさせる時は密かに大丈夫かしら、私、なんて思っていたけれど、実際はそんなこともなくて意外と平気だった。でもやっぱりもう会えないという状況のせいか、あんまりすっきりした気分とは言えなくて、自分でもちょっと面食らってしまう。今朝、保護団体の人から来た素っ気ないメールに寂しさを助長されてしまったしww保護団体の人とは最初から距離があったんだけど、結局二カ月たってもそれは埋まらず、ちょっとナイーブな気持ちになっているところに送られてきたすごーく事務的なLINEをまともくらってしまった。

ああ。せめて、お別れだと思うと寂しくなってきましたーの一言くらい、送れる距離感であってほしかった。どんな世界も人間関係が一番のネックなのは変わらない。そんなにメンタル弱くないと思うんだけど、これはやっぱり猫たちとの関係ゆえのナイーブさなんだろう。相手がどう思おうと、送りたいなら一言添えればいいのに、そんな気にならないはやっぱりナイーブになっているからで、どこかのバランスが変わると、全体も変わってしまうものなのよ。

まー、双子の子猫の影響力ったら計り知れないね。

今月に入ってから想定外に仕事がつまってきてしまって書きたいことも書けずにいたから、また記録しておこうと思っているけれど、この1週間で猫たちはまた段階が変わった。暴れん坊全盛期だったおでこに続いておひげのお転婆度合が激しくなり、それとバランスをとるように、おでこが急に大人しくなったのだ。

と言っても、もとがかなり激しかったので、普通に暴れん坊ではあるのですが。

身体能力もさることながら、おひげがぐーんと伸ばしたのは好奇心の持ち方。おでこと比べると数段、強い気がする。特に食べ物と隙間への好奇心がハンパない。食べ物はテーブルの上には絶対おかない、というのは鉄則になったのでいいとして、困ったのは一瞬で引きだしの中に入ってしまうこと。タオルを入れるために開けただけなのに、いつの間にか入り込んでいたりするので、少しでも姿が見えないと探すようになってしまった。

で、おでこはというと、いつもはいない場所に座っていたりするので、おかしいなと思って目の前の引き出しを開けたら、おひげが飛び出してきた、なんてことが当たり前になっているのが今週の主な出来事。気を付けているんだけどほんとに一瞬で入ってしまう。最初は偶然かと思っていたけれど、姿が見えないと鳴くことがあるのに、こういう時は鳴かないから、たぶん分かってるんだと思う。

あと、これまではほとんど一緒に寝ていたのに、お昼間は別々に寝ることが増えたのも、この一週間ほどの変化だ。二週間前の里親探しの会の頃は、あんまりいつも一緒にいるから、できれば二匹で、と願っていたけれど、この状態になったら大丈夫だな、と感じるようになってきた。

もちろん可能であれば一緒の方がいいとは思うけれど、ここまで一緒にいて成長してきたら、離れても大丈夫。自分の半身を引き裂かれるような感じにはならないな、という感じがし始めている。前回の里親探しの会に、うちの二匹よりも二週間、幼い姉妹が来ていたけれど、その子たちは全然、バラバラで見るからに一匹ずつでも大丈夫です、という感じだった。だから月齢の問題ではなくて個性なんだなと思っていたのだけれど、時が来ればちゃんとセパレートできるように、それぞれのペースで大きくなってきているのだ、きっと。

膝の上でテロテロになって寝てるおひげの体温がたまらんね。君は幸せの塊だ。

ひとまずは明日。どんな人が来るのか、楽しみにしていよう。

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