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日本カトリック教育学会「プラクシス部門」のご案内(申込締切:8月2日(金))

 2024年8月30日(金)から9月1日(日)まで、岡山市のノートルダム清心女子大学で、日本カトリック教育学会第48回大会が開かれます。

 学会では、今年度より「プラクシス部門」が設けられます。「プラクシス部門」は、カトリック学校教育に携わっている先生方の実践事例の共有と
交流、協働の機会を提供することを目的としています。

 「プラクシス部門」は、2023 年度にご協力いただいた「カトリック学校教育実態調査」の結果からアイディアをいただきました。アンケートやインタビューでは、「他のカトリック学校がどのような取り組みをしているのか、具体的に実践事例を知りたい」「日本のカトリック学校が力を合わせれば、大きな力になるのではないか」といったご回答をいただきました。

 それぞれのカトリック学校が所在する地域の実情や児童・生徒、学生の実態は様々であり、行われている教育活動は多様です。だからこそ、教育活動の根底にキリスト教精神を持つカトリック学校の先生方どうしで、カトリック教育の理念を具体化した教育活動の可能性について、事例を通して学び
合うことが可能であり、そうした場が求められています。「プラクシス部門」では、カトリック教育に関する研究から得られる知見を共有しながら、カトリック学校の先生方と一緒に、キリスト教精神を基盤として、教育実践について具体的に検討する場となることを目指しています。
 
 初年度は、「プラクシス部門」のテーマを「みんなで取り組むカトリック教育」といたします。先行研究や「カトリック学校教育実態調査」では、カトリック学校の建学の精神を継承するための教育活動に取り組んでいる学校では、管理職のマネジメントにより、または先生方の自主的な取り組みによ
り、学校の先生方がカトリック学校の建学の精神を体現する教育活動や校務分掌の仕事を担当されながら、建学の精神の理解を深められているというプロセスが明らかになりました。今年度のプラクシス部門では、司祭・修道者、信仰の有無を超えて、建学の精神を継承するための教育活動に学校全体
で取り組んでこられた学校の先生方をお迎えし、取り組みの過程や意義、課題等について共有していただく予定です。参加者の皆様とともに、議論を深めてまいりたいと願っております。

 プラクシス部門の開催は、8月31日(土)13:00~16:10です。オンライン配信も行う予定です。

 参加申し込みは、8月2日(金)です。プログラムや申し込み方法の詳細は、以下の資料をご覧ください。

 この夏、全国のカトリック学校の先生方と、お会いできるのを楽しみにしています。

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