シャバいって...なに?

シャバい。

ストレンジャーになってから当たり前のように使っているけどナニこの言葉?たぶんE棟以外で使っている人見たことないし一般人に言っても絶対通じない。死語だろこんなん

以下引用

「シャバい」とは、ひ弱・真面目・小心者・さえない・格好悪い・野暮ったい・根性がないを意味する表現である。くだけた俗っぽい用語であるため、友人間など親しい間柄で使う言葉だ。「シャバい」1980年代を象徴する言葉で、現在の若者言葉で表現すると、ヤバイ・ダサい・イケてないという表現が当てはまる。いわゆる死語に該当する言葉であるが、昭和レトロブームと共に再び耳にすることが増えてきた。
(Weblio国語辞典)

へぇ〜
いちおう語源も見ておこう

「シャバい」は、刑務所内から見た一般社会を表現した言葉「娑婆」が語源である。「娑婆」の読み方は「シャバ」で、「シャバ」を形容詞化して「シャバい」という言葉が生まれた。「娑婆」とは仏教用語で、俗世間・この世という意味がある。(Weblio国語辞典)

”このシャバ僧がよぉ”

こういうこと?

俗語では上記のように使われていたらしいけど音楽に対しては

・ダサい(音、歌詞、衣装やその他デザインやコンセプト)
・メインストリーム音楽に寄せている(ポップ、ロック、ヒップホップなど)

おもにこのような意味で使われていると僕は勝手に解釈している。違う意味で使っている方がいれば教えて欲しいです。

2個目に関してはアメリカ語でいうSellout(売上のために音楽スタイルをより一般ウケが良さそうなものにシフトしていったバンドを揶揄する言葉)にちょっと近いかもしれない。例を上げるとメタリカとかBMTH, リンキンなど。でも経歴を総じて見るとどれも全然シャバくないね。はは

まあそれで人と話してると分かってくるんだけど俺ってシャバめの音楽が好きなのかもしれないんだよね。まあ主にニューメタルなんだけど。ということでランキングとかでもないけどシャバいとされているバンドをいくつか紹介するよ

1.FIVE FINGER DEATH PUNCH

シャバ漬けのシャバシャバンド。こいつらなしではこのワードは語れない。名前ダサい、ジャケットダサい、歌詞ダサいの三拍子。元ドラマーのバンド(Psycho Synner、紹介は省く)に関してはこいつら以上にシャバいしボーカルは飲酒などが問題になっていて評判は最悪。ここまで読むと俺がアンチみたいに見えるけどネタにしてるだけで音は好きだよ。ニューメタル/グルーヴの要素取り入れていてかっこいいしね。
オヌヌメアルバム:「American Capitalist」

2.LIMP BIZKIT

俺たちのぬれ煎餅、世界の嫌われ煎餅。メタルとヒップホップを融合した大罪人。スレイヤーにニューメタルをやらせた大悪玉。最高かよ
*ちなみにぼくスレイヤーのDiabolus in Musica普通に好きです

こいつらに関してはもう言うことないだろ。ギタリストのウェスのカラコン怖すぎ。あと俺「Chocolate Starfish and the Hot Dog Flavored Water」のイントロ好きなんだよね

オヌヌメアルバム:「Significant Other」

3.Attila

シャバさMAX!怒りのパーティ系デスコアバンド。歌詞が酒と金と女とちんちんのことしか言ってない。たぶん。最高かよ

最近はイケイケな陽キャがやってるシャバめのデスコアが増えてきた気がする。たぶん。

Pizzaって言う曲のmv面白いので見てね


4.Upon a Burning Body

今までのバンドに比べたらシャバ度ではかなり劣る。俺が好きだから紹介してるだけ。テキサス出身のデスコアバンド。初期は王道を行くデスコアっぽかったけど最近はテンポ落としてグルーヴっぽい聞きやすいデスコアしてる。クリーンも増えてるし。でも"Middle finger to the world"っていうタイトルの曲出してる時点でちょいシャバだよね。サウザンドトレンドキル

オススメアルバム:「The World is Ours」,「Southern Hostility」

飽きたからここまで。他にもたくさんシャバいバンドあると思うから良いのあったら教えてね。

総評: ここまで散々馬鹿にしてきたけどシャバいからって決して悪くないと思うんだ。色んなジャンル結合するのって実験的で面白いし、ニューメタルの商業的成功を見るとメタルを世の中に広めるのに大きく貢献している事が分かるしね。逆にプログレばっかり聴いてるやつが偉いかって言われたらそうでも無いし、たまにはシャバい音楽を聞いた方が良いと思う。シャバみは必須アミノ酸なので。

では良いシャバ漬けライフを。

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