悪夢6/6

 悪夢を見た。
 用事があってシフトはないがバイト先に来ていた。なぜか出勤のカードを切ってしまい、焦って取り消そうとしてもう一度出勤のカードを切ると、機械が警報を鳴らし、かなり危険なエラーを出した。ますます焦った僕は操作をミスり、機械は防犯のために爆発のカウントダウンを始める……

 僕はいきなり東京か大阪のような大都会に来ていた。コミケ会場のようなところで、同人誌を書いている一人のオタクと知り合った。パトレイバーが掲載された昔のホビー雑誌やアニメ雑誌を漁った。

 僕はいきなりブラジルに来ていた。謎の人に連れて行かれて、ブラジルの田舎に放り出された。
父親がブラジルで働いていた(現実と同じ職業)。
僕はどうしよう、どうやって日本に帰ろう…と路頭に迷っていた。ブラジルの風景はとても気持ち悪く、巨大で背が低いキノコが点々と生えていた。

 いきなり、日本の大都会に戻った。今度は仙台のペデストリアンデッキをゴチャゴチャさせたような場所だった。ブラジルのことは全て夢だと気づく。
 即売会で知り合ったオタクと奇跡の再会。彼の入っているサークルの面々とも知り合う。全員を家にあげて談笑した。
 いきなり自分一人になり、夢から覚めた気になる。壁に愛用のSGを倒してしまい、ネックが折れた。その後、PCに国民保護の速報が表示された。
地震や津波などの時とは違う、「国民の命に関わるお知らせ」だった。世界の終わりを予感し、大慌て…………
 目が覚めた。とっくに11時半を過ぎており、授業への出席は絶望的だった。(これも悪夢みたいなもの)

 オタクが出てきた場面は、最近良く見ている仮面ライダーガッチャードの影響だろう。夢に出た同人誌即売会の会場は、前にも出てきた時があった。会場はゆらゆらと歪んでいて、迷路のようで、色とりどりのパステルカラー。前はゲームの体験イベントだった。子供の頃、ライダーショー目当てで行った企業の展示会に似ている。ブラジルに関しては、最近友人がブラジルに行っていたのと、彼がトラブルで帰国が遅れたことが元ネタだろう。巨大なキノコは…Leatherfaceのジャケットか?
 ネックを折ったのはまた別の友人の出来事が由来で、国民保護の速報は、先日の地震速報のトラウマに違いない…

 久しぶりに長く、苦しく、元ネタが分かりやすい悪夢を見た。

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