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ポーセラーツはガラスにもできるの?

ポーセラーツは磁器だけではなく、ガラスにも転写紙を貼ることができます!

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磁器との違いは?


ガラスにポーセラーツをするときに気を付けないといけないことは、

転写紙には、磁器用とガラス用がある

ということです。

磁器は800℃で焼成(電気炉で焼くこと)しますが、ガラスを800℃で焼いてしまうと変形したり溶けたりしてしまいます。

ガラスの焼成温度は、580℃~600℃です。

ガラス用の転写紙は580℃~600℃で焼成するのに適した作りになっているんですね。

一方、磁器用の転写紙は800℃程度で焼成するようにできているので、ガラスに磁器用の転写紙を貼って600℃で焼成しても、うまく定着せずに剥がれてしまいます。

ガラス用の転写紙は、磁器用に比べると種類は少ないですが、最近はかなり増えてきています。

ガラスは透明なので、表からも裏からも絵柄が見えます。
その性質をうまく利用してデザインしても素敵な作品ができますよ♪

ガラス転写紙の注意点

転写紙の材料には鉛が含まれています。 磁器の場合は、磁器にかけられた釉薬に転写紙や上絵の具の成分が溶け込むことで綺麗に焼き付き、基本的に剥がれることもなく安全です。 しかし、ガラスは釉薬がないため、ガラスの上に転写紙が乗っている状態だと考えてください。 絵柄がはがれることはまずありませんが、直接口をつける部分や食材を乗せる部分には絵付けをしないほうが良いでしょう。 特に金を含む転写紙や金彩は剝がれやすいです。

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