比べる必要などない
こんにちは。
大きななうさぎのぬいぐるみが5体と160センチの熊のぬいぐるみが掃除を妨げている家に住んでいる気分屋かわしゅです。
#妻よどうにかしてくれ
今日は自分が絵を描いていて常に意識している思いの一部をご紹介したいと思います。
筆ペンを握ってまもなく3週間ほど経ちました。
新人に毛が生えたかも分からないレベルの画力ですが、毎日必ず時間を作って初歩的な筆の使い方をひたすら繰り返しています。
特に人物を描くのが苦手で細かい筆のタッチをなんとか感覚として身に付けたい、そう考えて15分間ひたすら直線を描いたり、影をつけるのが難しいので日常生活の中で影の位置や形を意識して見たりなど四六時中絵の事を考えている毎日です。
そして時より僕は、自分の目指している世界のアーティストの作品を眺めています。
やっぱり凄いですよね、そういう世界で生きている人達の絵は。
ですがこの時、僕は自分の絵と『比べる』という事は絶対にしません。
そんなのは口先だけ、嘘をつくな、と思う方も多いと思いますが本当です。
バンクシーの本物の絵を見た時も、心の底から敬意を表してただただその絵だけを見て、描いた意味を何回も考えていました。
心にあるのは自分の絵では無く、心底から湧いてくる敬意でしかありません。
僕の描いている絵というものの完成は『自分自身が納得出来る絵を描けたか否か』の2択でしかないと決めています。
『他と比べてどうか』などの雑念は一切捨てています。
感覚としては小さい子供が一生懸命に画用紙にクレヨンを使って描いた後の『できた!!』に近いと思います。
子供の純粋な絵は本当に見ていて気持ちがいいものです。
ですが、絵を届けた時に自分の絵がどう見られるのかは別の話です。
『どう見る』のかは『他の人々』が考えることであって『僕』が考えることではない。
しかし、より多くの人々に見てもらう為には自分の納得する領域を限界まで高める必要があると考えています。
それは、当然だと思います。
たった数ミリの一筆をどう考えて描くのか。
その積み重ねでしか、バンクシーのような伝わるアートは届かないと僕は思います。
筆を握って3週間の素人がこんな考えをしながら絵を描くなんて笑える話かもしれません。
もしかしたらそう思う人は僕の絵を見てフッと笑うかもしれません。
笑って貰えたなら僕は満足です。
だって『何も描いていない紙』を見て笑う人はいないでしょう。
多くの人の心を動かす絵を描く。
そんなアーティストに僕はなりたいです。
それでは、今日も素敵な1日を!
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