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クラウドファンディングで300万円集めた全経緯

こんにちは。白井響です。


先日、クラウドファンディングに挑戦し、

総支援額:3,274,555円
パトロン数:323人

という数字を達成することができました。


これを達成するまでの全経緯を共有することで、これからクラウドファンディングに挑戦される方の役に立ったり、読み物として面白いものになればいいなーと思い、書いていきます。


目次
1 その日ぼくは川沿いでうずくまった。
2 初日20%の壁?そんなもの圧倒的情熱で超えていけ!
3 クラウドファンディングでいちばん大事なこと


1 その日ぼくは川沿いでうずくまった。

今回の企画は、目標金額300万円のAll or nothingというなかなかに無謀なチャレンジでした。
そもそも、なんでこんな無謀な目標を設定したのか、そこから書いていきたいと思います。


いちばん初め、ぼくが集められる金額は100〜200万円かなと思っていました。

この金額はどうやって出したかというと、クラウドファンディングの支援金額ひとり平均はだいたい1万円。で、支援してくれそうな人の人数が、友人・知人・Twitterのフォロワー…etcで、100〜200人くらいかなあと。

1万円×100〜200人で、100〜200万円という計算です。

だから当初は、100万円に目標を設定して、達成したら200万円、300万円を目指していく予定でした。


しかし!300万円が!いい!!と川沿いを散歩してるときに思ってしまったのです。

理由は3つ。

・限界を超えた挑戦がしたい!!

純粋に限界を超える挑戦っていうのが、楽しいんです。うまくいくかいかないかわからない緊張感、そしてうまくいった時の高揚感。脳内麻薬ドバドバ。

・新たな資金調達の手段を提示したい!!

300万円という規模はスタートアップ企業がいちばん最初に調達する資金の額とだいたい一緒。それをクラウドファンディングで集めることができれば、新たな時代の始まり感あるんじゃないか…!と。

・道筋を思いついてしまった!!

300万円を達成するための道筋を思いついてしまった、というのがいちばん大きな理由です。先ほど出した限界の200万円までを一気に集めて、残り100万円は大物たちを口説いて、大口の支援をしてもらおう…!!と。

ぼくのTwitterは、何人か起業家やインフルエンサーなど大物にフォローされていました。
つまり少しはぼくに興味のある大物たちの、インタビュー記事や著書などぜんぶ読み込んで、熱烈なメッセージを送れば、支援してくれるんじゃないか。そう思ったんです。


しかし、それを思いついた瞬間、恐怖に包まれました。そんな大物たちにメッセージを送るなんて、怖すぎる…!!
川沿いを散歩しながら思いついたんですが、その場でうずくまりました。「うううわああああ………」と心の中で叫んでいました。

だけど、やっぱり脳内麻薬には勝てないんですよね。思いついちゃったらやるしかない!!



もう一つ、300万円にしたのは無謀な挑戦感を出すことで、みんなが応援しなきゃいけないムードになると思ったんです。
100万円目標でそこから300万円目指しても300万円には到達しないけど、300万円目標にすればみんなが応援しなきゃ!となって300万円到達するかも、という期待がありました。
そして、これは見事に的中しました。初日、そしてとくに最後の1週間の盛り上がりが半端なかったです。


クラウドファンディングをこれからやられる方へ
「クラウドファンディングは目標金額をなるべく低くして、達成率を大きく見せたほうがいい」と言われることもありますが、逆に「自分の限界より高くして、みんなの応援を盛り上げたほうがいい」場合もあります。じぶんのプロジェクトはどっちなのか、考えてみてください。



2 初日20%の壁?そんなもの圧倒的情熱で超えていけ!

(かっこいい目次をつけたかった!!)

クラウドファンディングには「初日の壁」と言われるものが存在します。
プロジェクト初日で20%の達成率なら、98%成功するとかなんとか。

逆に初日で集まらないと、そのプロジェクトは厳しい…と言われています。


だけど、ぼくが初日に集めた金額は211,500円です。達成率にして、7%。
でも、ぼくはこれでいいと思っていました。

なぜなら、「圧倒的情熱でそんな数字は超えていける」と思ったから。


具体的にどういうことかというと、

一人一人にメッセージを丁寧に送り続けよう、と。


キングコングの西野さんも言われてますが、SNSで多くの人に届けられる今の時代だからこそ「一対一」が逆に価値を増してきています。

そこでぼくは、「支援してくれませんか?」というDMを送り続けようと決めました。ただ、それだけだと宣伝しかないメッセージで悪いなと思い、一人一人文面を変えようと思ったんですが、ぶっちゃけ変えるところがない…。そこで、その人のタイムラインを見に行って、いいと思ったツイートに「いいね」をしてから、DMを送るということをしました。
人にもよりますが、その人のタイムラインかなり遡っています。

1ヶ月くらいは、1日6時間くらいこれをやっていました。


これをし続ければ、初日の盛り上がりがなくても少しずつ地道に金額は増えていくんですね。

初日の壁は、圧倒的情熱で超えられるのです!


クラウドファンディングをこれからやられる方へ
一対一を繰り返そう!



3 クラウドファンディングでいちばん大事なこと

さて、ここまでは
・目標金額を限界を超えた金額に設定する
・ひとりひとり地道にメッセージを送る
など、テクニックの話をしてきました。

ここからは、挑戦して感じた「クラウドファンディングでいちばん大事な本質」を書いていこうと思います。


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