自分の世界に他人を持ち込まなければいいだけ

娘と息子を見ていて心から尊敬することがあります。

今でこそ子どもを尊重して自由にさせている部分はありますが、小さい頃はかなり考え方については厳しく育ててしまったかなと思うほどです。


自分の世界に他人を持ち込まない!

今日はそこを少し解説します。
これさえ出来れば悩みがなくなります。

例えば、小さい頃、
「ママが起こしてくれなかったから」とか「お母さんがこうしてくれてたら」という言動を許してしまうと、そのうち「数学が嫌いなのは先生が悪いから」「試合に負けたのはあいつのせいだ」と、先生のせいにしたり友達のせいにし始めます。そんな言葉を発する子どもにならないように、他人や環境と自分の感情を分けるよう教えてきました。

日常生活を送るなかで、幼少期に少しでも主体的ではない言葉がでたら、その考えは間違っているし損しかしないということを時間をかけて説明して摘み取っていくのです。


自分以外の人のせいで今の自分がこうなってしまっているということは、主体的に考えればまずあり得なので、人のせいで自分の感情が乱れたということを正当化する癖をつけないように修正していきます。

天気が悪かろうが相手がどうであろうが本当は関係ないということを。

分かりやすく言うと、基本全てが自分のせい。

自分の世界に他人を持ち込まないこと。

気分のせいにしてるとホントにめんどくさい人生になりますし、時間の無駄です。

天気で言うと、
雨が降っていることは何も悪くないのに雨が降っていることで自分が嫌な気分になっているだけ。
天気と気分を分けて考え、自分だけの天気を持つのです。


自分がどう受け止めるか、どう感じるかで世界は出来ているので、どのような言葉を選ぶかでその人も世界も作られていきます。

人のせいにして生きている大人なんてそこら辺にゴロゴロいますが、次の世代にそんな悪習慣を引き継がないようにまずは自分から変わっていけるといいですよね。

お子さんがいらっしゃるご家庭でまず取り組めるのは、「子どもがいるから○○出来ない」「お母さんはあなたの塾の為に仕事をしているんだ」などと、自分と子どもを関連付けることをやめてみるだけでも子どもが変わっていきます。

子どもがいるからと言って出来ないことなんてないし、子どもを作ったのはあなた。勝手に子どもが突然家にいたりしませんから(笑)


私の家族が何かを誰かのせいにしていることを聞いたことがないのは、そういう反応的な言葉をが子どもから出たら意識して子どもの世界からその考えを抜いてきたからです。

それぞれが自分の責任で生きていると、もうそれだけで家庭が快適になります。家が片付いているより、食事は30品目あるより、何よりも良いエネルギーが流れてる家庭は楽。

「あなたの世界を創るのはあなた」という言葉の意味を間違えないこと。好きなように生きるとは自分の感情には責任を持つということです。

もちろん、たまには家族に甘えて人のせいにしてみるくらいの関係もいいですけど。

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