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本能寺跡がある、京都で一番長い油小路通

お盆が過ぎて、一か月くらい事務処理ができず、8月末から9月初めにかけて店主は多忙な日々を過ごしておりました。お盆参りでは、毎年の如くサーファーのように腕と顔だけが日焼けしております。
残暑とはいえ、少し暑さも和らぎ、スクーターで少し長時間走っても耐えられる程度になりました。

以前、報告させていただきました通り、京都観光文化検定3級にも無事合格し2級の準備をすすめておりますが、記憶する量が3級とは違い相当多くなっています。2024年12月の受験に間に合うかどうか不安になっております。

せっかくですので、少しだけ京都の通りのご案内を。

salon&bar SAMGHAの前の通りは南北に走る「油小路通(あぶらのこうじどおり)」と申します。
この通りは、京都で南北に走る通りで最も長い通りだと言われています。
京都に長く住んでいながら、その最長の通りの最南端と最北端は行ったことがないので、我が愛車のスクーター「MAJESTY S」で走ってまいりました。お盆の時にはこのスクーターは大活躍でした。
以下の地図は、油小路の全体図です。

真ん中あたりにsalon&bar SAMGHAがあります。
何か石碑でもあるのかと思っておりましたが、残念ながら何もありませんでした。

こちらが最北端。
住所は「京都市伏見区横大路下三栖里ノ内」
「ふしみく よこおおじ しもみす さとのうち」です。

そして、こちらが最北端
住所は「京都市北区紫竹上長目町」読み方は「きたく しちく かみががめちょう」です。

最北端から最南端までの油小路通を地図に書き込むとこのようになります。

長いでしょ。真ん中あたりにsalon&bar SAMGHAと、明智光秀に襲われ織田信長が自害した、本能寺跡の石碑があります。現在、本能寺はここにはありません。
途中、鞍馬口通りから今出川通りは油小路通が存在しません。途切れていて小川通になっています。
しかし、今出川通りからはまた南に油小路通が走っているのです。
途切れている通りを最長と呼ぶかどうかは微妙ですが。一応通り名はついています。

もう一つ油小路は不思議な通りで、最北端から京都駅の西側の八条通りまでは、5mくらいの狭い通りなのです。
ところが、JRや近鉄、新幹線の高架下を南に過ぎた八条通で、いきなり約24mの道路に昇格?されます。それより北は堀川通だったのが、八条通で突然、堀川通が油小路に変化するのです。
上賀茂御園橋から八条通までは堀川通は順調に?大きい通りだったのが、八条通で細い油小路に乗っ取られるわけです。
ほんと京都の通りは不思議です。
乗っ取られる場所が以下の写真です。

八条通から北側方向に見た「八条油小路」
油小路は右端の歩道からこの場所で24mの道路になります。

油小路通は、上の写真で見えているJR高架下をぐぐるのですが、その高架がまた低いのです。
以下は、JR高架の南側から北側を見た写真です。

油小路通八条上がる JR高架を南側から北側方向に撮影
ちょうど関空特急「はるか」が通過したところを撮影しました。

高架を拡大すると、面白いことが書いてあります。

油小路 JR高架下

高架の高さは1.8mです。ここは自動車やバイクも通れます。
キャラバンやハイエースは通れません。ソリオはゆっくり走ればなんとか通れそうです。
しかし、左側の看板に、自転車を降りて通行してくださいと書いてあります。自動車やバイクは降りなくてよいのかと、疑問がわきます。
恐らくは、自転車で180cmの人が乗ったまま通行すると、サドルの高さによっては頭をぶつけるからでしょうね。歩いていても注意しないといけないですが。

以上で油小路通の概要説明を終わります。
今度、油小路通沿いのお店や史蹟をご案内させていただきます。

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