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グッズのこと

猫たちにかかる医療費や滞在費は、保護主様と里親様で折半していただいているが、滞在が長くなったり体調が悪いと折半とはいえとんでもない額になる。保護猫とはお金がかかるものなのだ。いや、保護関係なく生命を健康的に且つ精神面も健やかに維持するということはお金がかかるのだ。
でも保護した方と里親様の負担を軽くすることが、これから保護される子たちを助けることにつながると思っている。
保護した方が負担軽く終われば、またいつか保護が必要な子を見つけた時に助けてくれるかもしれないと思って。
里親さんだって負担軽ければ、保護猫もう一匹もあるかもしれないし、迎えるその子とはスタート地点なわけだからこれからの暮らしに使えるお金が増えると思っている。
だからといって割引や値引きではあかんのや、という気持ちが大きい。割引や値引きをすればそれは普段当院へ正規の料金で通っている飼い主様たちのお金を使うということだ、あと生業としてやっている以上霞食って生きていけるわけではなし子供たちの学費のこともある。
何度か「野良くらいタダでみろよ」とTwitterで言われたこともあるけれど、値引きやタダが引き起こすものは、経営難と廃業である。
自分たちがこの経営難と廃業を嫌うのは、「助けたい」という気持ちでやり始めたことが終わることを意味しているからだ。廃業したら誰も助けられなくなるのだ。
利益を出して経営を波に乗せていれば、その間は助けることができる。野良猫も。

そこで、保護した方と里親さんの負担を軽くする方法
且つ、誰かの負担が多くなるのではなく
かかわった人たちも皆が楽しくなる方法としてオリジナルグッズを作って販売し利益を出すことを思いついた。

そのグッズ製作について気を付けていること。
工夫、やっちゃいけない事。などなど書くよ。
グッズの工夫は真似してもらっても全然平気。助かる犬猫が増えるのなら、よい方法は広がっていけばいいと思う。

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