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最前線ー初日演劇D-river presented by OOPARTS

結論、行ってよかったです!!
まだまだチケットあるので、是非行ってください♪
こちら

今回の内容に入る前に、外部環境を整理して、内容を伝えて、総括したい。
理由は、鈴井貴之の涙の意味を伝えたい。

【環境ーオミクロンの蔓延】
2022年2月5日
オミクロン株が拡大していて、国内感染症は10万人を超えた。北海道、宮城、茨城、埼玉、神奈川、福井、静岡、愛知、岡山、福岡で過去最多となった。テレビで連日感染者の話題でいっぱい。

つまり、外部環境は最悪です。

【エンタメーハードルが高い】
まずは心理的ハードルが高い。外部環境【オミクロン】により、友人知人を呼びづらい。自らも行きにくい。演者側も誘いづらいだろう。
つぎに物理的な距離がある。オミクロンにより、移動そのもののハードルが高くなってる。
最後に新規顧客のハードルが高い。やり尽くされた演劇ではなく、新しい演劇だから、内容が分からない。誘う内容を説明しにくい。。

つまり、D-riverに限らず、エンタメ行く事のハードルがものすごい高くなってる。

【鈴井貴之】
OOPARTSの総指揮かつ演者として登壇してる。
D-riverは原点回帰をテーマとして、東京2月5日-13日からスタートし、大阪2月18日-20日そして札幌2月25日-27日で千秋楽をむかえる。
OOPARTSの6回目の新規演劇であった。

【D-riverー概要】
テーマは、人間はロボットと共存できるのか。
内容は、共通点の無い中年男3人があるミッションをクリアする為に集められた。ミッションはある物をある場所に届ける事で、成功報酬は3億円だ。其々思う事がある中年男3人は最新鋭の自動運転車に乗り込み、あるものをかかえて、ある場所へ向かう。なぜこの中年男3人を選んだのか?という点は、時間軸を過去に戻して、徐々に明らかにしていく流れ。
最後は、人とロボットは共存できる世界を見せてくれるが、皮肉的な終わりを迎える。

【感想】
内容について一つ、涙について一つ。

内容は、一言で良かった。
アドリブで笑いを入れながら、其々の登場人物が思う愛と愛、正義と正義が交錯していて、小説を読んでるようなスピードが心地よいし、期待の裏切りが楽しかった。

涙について、一言感動した。
演者と監修をした鈴井さんは、どれだけの期待を、どれだけの思いを、どれだけ不安を抱えて、稽古をして、初日を迎えたのか。
全ての結果を受け止める気で向かい合い、今日1日目を終えた。
眼前に広がる満席の状態を見て、あらゆる思いが溢れてきたのがよくわかった。
観客もかなりの数、うるうるしていた。

感動は、演者によるものだが、その雰囲気作りに観客が入る。つまり、演者と観客が揃って、涙に変わる。
これはオンライン配信ではなし得ない事だと思う。

本当に良い芝居だった、そして明日も明後日も満席であって欲しいと。

こちら

それでは
ごきげんよう

【備考】
まず、舞台装置。
白で階段がいくつか見える大道具だった。映像を映し出すのに適していたようだ。映像が映画みたいでカッコよかった。

次に、舞台の回転。タクシーになったり、部屋になったり、階段になったりでとにかく多様出来た。出演者が移動できるシステムになっていて、押したり引いたりしていた。面白い装置だった。

最後に、映し出す映像がとにかくかっこよく勉強になった。明らかに進歩を感じた。

もう一つ、観客の温かさ。
この舞台において。もっと重要かも。
待っていた雰囲気、期待する声、挨拶の時の手拍子。全てが装置だなーと思った。

唯一残念なのは、写真が撮れないこと、休憩が無いこと、商品がTシャツ、トート、ファイル、パンフのみだった事。長い時間の拘束で電話がありそうでソワソワしたし、気軽に買える飴とか欲しかった。

あと音楽。
かっこよかった。

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