見出し画像

恐いけど、、

おかげさまで、ケミカルメニューをほぼして無いので手荒れは見事に回復中✨

開業してからずっとグローブをはめて直接薬が肌に触らないようにしていてもグローブを通過していたことが判明。うすうす分かりつつも手立てがないので信じるようにしていた。まー、色んなグローブ買いました…ね。
知人の話で薬剤師の方も直接触らないのに手荒れが酷い薬剤師さんがいたという。
化学物質が身体に合わないから、直接触れなくても空気で火傷のようになってしまう。

アルカリのカラー剤を使った後は隅々まで手を洗って必ずステロイドを塗ります。
やはり目には目を。薬には薬を。ということで。
薬剤で傷んだ髪も、自然のヘアケア剤では補えない。ごりごりのケミカルでパキーンと補修した方が絶対にキレイ。
ソジャットヘナはキューティクルの補修できるけど限界がある。

気付くのが自分でもかなり遅いけどケミカルをやめると決めてから、カットのみ・ヘナ・ケミカルと3つにグローブを分けるようにした。ケミカルのグローブ、ハケ、コームは消毒器へ隔離している。これもかなり効果があるように思う。

この内容を読んでる美容師さんや手荒れ肌荒れが治らない方、ケミカルデトックスをおすすめします。あとビタミンCの摂取とか。肌の修復をしてくれる。色々調べた割に薬嫌いから案外してなかったこと。
あと、マスクで空気中の化学物質をなるべく吸わないようにすることも大切です。(住んでいる場所にもよります)

本当に辛かったからこそ、やはり良かったこともそれなりにある。
現在のようなインターネットも無い中、藁をもすがる思いで自然食品とか自然療法の門を叩き、知ることができた。
世の中で流行ってるけど本当はヤベーのモノを判断できるのもそうかも。流行る時点でおかしいことがたくさんあるけど。

にしても、いつだったか医者に「治らないのになぜ同じ薬を処方するのですか?」と聞いたことがある。冷静かつ丁寧には聞いたと思う。
その薬で私は助かっていたのに。実に愚かな質問だったと今でも思う。アホとしか言いようがない。申し訳なかった。「アンタの肌が荒れてるからだろ!」と言いたかったと思う。ごめんなさい。だから「仕事やめれないですか?」という先生を今でも信頼している。


普通に指の曲がる冬は17年ぶりです。
感動ものです。
朝起きるとてを掻きむしってパキパキになっていたことが嘘のよう。横で寝ていた夫が掻いている音で起きて手を止められたこともあったなと今思い出した。その節はありがとうございました。と、言っておこう。

私の勝手を受け入れてくださったお客様に感謝しかない。
キャンセルしてくださった方、やりたいからと普通に予約をしてくださる方へも感謝してます。
体には合わないですが一気にやめるのは美容師を30年近くやってきて勇気もかなり必要だったからです。
今でも恐くなることがあります。
パーマカラーやめてええんか?と。
同業者からもやっていけるのか?と心配されると少し心が揺らぎます。
でも身体が答えを教えてくれるのでようやくこれでいいなと思えるようになった。

でもほんの少し、恐い気持ちも必要なんだと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?