短歌10首 23年11月
トライアスロンの自転車轢かれかける日曜朝6時ねむすぎ
シャンプーとティッシュ。シャンプーとティッシュ。にんにくもないっけ、今要るかな?
水色の毛布に微睡みて 〈骨がみえるほど、心、使いました〉
洗面台のリップ赤く染まり実れ網(ネット)の中の片想い
グリーンバックで旬を待つエキストラ青いから結局透けるか
事務所のギャラ云々ほざく女の唾で輝くパオン昭月
露天風呂で声を顰め「アタシ、タイル怖い」「別に汚くないよ」
愛すべきだろ 店で着た時より少し大きくて安っぽくても
『そのリュック重くない?』冷えた米粒みたいなボア着込む君たちよ
ラッパーよりタンカーになりたい。え、そんな職業ない?じゃあやめとく…
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今年の初めに『シンジケート』を読んでから、ベタですが現代短歌にハマりました。
俳優を目指しながらGAKICHANBARAPOPも頑張りつつちょっとずつ作り溜めていこうと思います…
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