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[第12回] 商品明細と空行合わせた固定行数を出力しよう

本講座はvisualforceを使い、Salesforce帳票の作り方を学んでいく講座です。全13回の講義終了後、商談から帳票を出力できるようになる事をGoalとして講座を進めていきます。

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第11回講義で、商談商品数分の請求明細を出力できるようになりました。

第12回講義では商品明細+空行を合わせて15行の明細を自動出力できるようにしていきます。


空行の出力イメージ

まずは空行の出力方法を考えましょう。

明細行を固定して15行出力したいとして
・商談商品が1つの場合は、空行は14行
・商談商品が3つの場合は、空行は12行
のように出力する必要があります。

そのため空行の出力数は
固定行 - 商談商品数 = 空行数
の計算式が成り立ちます。

空行はどのように設定したら良いでしょうか。
1商談商品(商品名、数量、単価、金額)を1行に出力してました。

空の商談商品商品名null、数量null、単価null、金額null)を出力したら、どうでしょうか。空行になりますね。

カスタムコントローラの修正

空行の出力イメージができたら、InvoiceController.clsにイメージをプログラミングしていきます。

下記の空行設定用関数をプログラムに追加しましょう。

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