AIAD offline #1 レポ
2023/12/13にAIADというAIコミュニティの忘年会がありました。
基調LTと懇親会で構成されていたので、それぞれ雑多にメモしたものを書きます。また、忘年会終わりに二次会があったので、そこで出た話題となんとなくの私見をメモしておきます。
LT
mah_labさん「みんな今年はAIで人生変わったよね」
会社も仕事も何もかも変わってしまった。「LLM無職」が流行したレベル。
思い出をmah_labさんの呟きから振り返ってみるLT。
2022 12月 ChatGPT登場。RTX4090欲しい(結局自腹で買ったらしい)
2023 2月 paperspaceに感動。text-davinchi003のトークン制限に不満
2023 3月 GPT3.5のAPI登場。サービス早押しクイズ。もくもくLangChain会開始
2023 4月 GPT-4 APIが段階的に開始。
2023 7月 GPT-4 APIがmah_labさんに到着
2023 8月 書籍執筆開始
2023 11月 初稿完成
人間は余裕がなくなるとポストが減る。沢山書くと執筆の仕事が増える。色々活動することが仕事につながる。
ちなみにこの後本の抽選会が行われ、自分が当たりました、やったー!
もひさん「人類の可能性を探る」
生成AIの進歩がいくところまでいっても人間の価値自体はなくならないのではないか。AIが発展したことで、人間の限界性を押し広げてきているのではないか。
Saldra
技術に驚くだけでは駄目で、誰でも使える形にしないと駄目だよ、という話をした。
しらいはかせ「生成AI時代のクリエイティブリーダー教育」
「創る人を創る」を今までやってきた。最近は研究開発がどんどん加速していって、国際会議が追いつかなくなってきてる。arxivで発表するのが普通。クリエイティブAIラボというのも作ってみた。障害者向けクリエイティブワークショップをしたりした。
クリエイターに何を教えるべきか? -> クラウドを使う教育をした方が良い!GCPとかAWSを教えてあげた方が良い。皆が使うそれを使って「儲かる」まで連れて行く必要がある。「500円で良いので物を売る」をやる。おまけの話。「商用利用とは何か」を先に確認をした方が良い。
懇親会
車にAIキャラクターを導入するという側面で考えると、そこにAPIは使えない。そうなるとローカルでLLM回す必要がある。
「AIにキャラクターを取り付ける」と「AIキャラクターを作りたい」は別で、前者はキャラクター性の深堀りとはまた違った辛さがあるはず。
懇親会の途中で記念写真ということで、自分の本と共に写真を撮っていただきました、嬉しい。
皆さん買ってね。
二次会
知識というのはピラミッド状になってて、一年やり続けてた人は自動的に上になる話が出た。同じピラミッドの階層にいる人とは話が合いやすいが、ピラミッドの大きさ、つまり裾野を広げるためにはそれなりの労力が必要になる。
クリエイターに生成AIを使ってもらうには?やはりワンポチでできるようにすべきだなぁ、stablity matrixとかは良いかもねという話をした。しらいせんせいは自分と同じ歳に同じようなことを考えてたらしい。「創る人を創る」は、暫くは自分の主題になるかも。
論文にしてたらもうレガシーになるから最新技術はひたすら実装するのが良さそう。
しらいせんせい、にしみさん、自分で生成AIについての対談イベントをしたいねという話をした。多分一月下旬にやる。
感想
非常に楽しい忘年会でした。自分もAIによって人生が変わってしまった一人です。一年前はこんな事になるとは全く考えておらず、人生何が起こるかわからないなぁとぼんやり思いながらお話していました。まだ12月も半ばです、もう少し年内はやることがあるのでパンクしない程度に頑張っていこうと思います。
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