第二回あいちゅーばー開発者オフ会 レポ

第一回に引き続き参加してきました。

あまりがっつり告知も打ってなかったのですが予想以上に開発者が集まり(前回30人前後、今回は予約時点で40人弱)、Meetupとしてもかなりの大きさになってきたのかなと感じました。まだまだ人数は増えていくだろうなという気持ちと、これくらいが一番皆と話しつつワイワイできる限界量になるよな~とも感じています。それなりに色々な話の輪に勝手に入り、話を聞いていたはずなのですが、全員とは話しきれませんでした。なので、この記事はあくまでも自分が聴いていた範囲での話になります。他の方が書いた記事もあるので、そちらも見ると面白いと思います。

運営という面から見たオフ会

今回のオフ会は一部自分もお手伝いさせていただきました。上記で話したように予想以上に開発者が集まったため、開催二日前に50人キャパの会場をダメ元でさがす暴挙にでたり、当日にピザの枚数をTwitterのアンケート結果を鑑みながら注文したりしていました。40人だと8-10枚のピザが消えるんですね。あとは適宜飲み物調達したり、LT準備をしたり、PictoriaとしてLTで話したりしていました。
少し感じたのは「会場がパツパツだとテーブルがなくても自然発生的に話がしやすい」という部分でした。masuidriveさんのオフ会の「机になんとなくのテーマを書いておいて、そこで話す」という形式も素敵だったのですが、大体の話題すら確定していない状態の場合はキャパギリギリの会場を狙うか、オフ会のスペースを意図的に縮めると会話がしやすいのかも?次回以降の参考にできれば良いなと思いました。

AITuberコラボ規格について

これはLTの時に自分が話していた内容です。現状としてAITuberが他のAITuberとコラボしたり、VTuberとコラボしたりする際の通信規格が存在しません。それぞれがなんとなく通信の取り決めを作って各コラボを実現させている状態です。(その通信プロトコルをどう使うかは置いておいて)少なくとも共通のプロトコルは作った方が損はないので、絶賛作成中であるという話をしました。
通信プロトコルを自分が作るのは少し自信がないですが、誰もやってないならやるしかないと思っています。それまでに凄腕エンジニアがババーンって出したらそれに乗っかろうとも思っていますが、今のところは残念ながら凄腕エンジニアがAITuberの通信プロトコルを出してくれることはなさそうです。頑張ります。

うちの子文化との親和性

現状はまだエンタメ面、視聴者よりも自分を楽しませる方がしやすい部分もあり、いわゆる「うちの子文化」と相性が良いのではないかと思っています。歌声はutauで民主化されているので、自分のキャラクターを構築したい、できれば喋らせたい!となった時の一つの答えを持っているのがAITuber界隈だと思っています。これは以下に持続的にお金を得ていくかというよりは、どうしたらAITuber界隈の大きさを広げていくかという話ですね。

一問一答形式での短答の限界点

「まあ正直コメントに対して一問一答形式で答える配信にはコンテンツとして限界があるよね」という旨を話した気がします。そこから発展させないと多分いけないように思っています。一問一答形式をひたすら深めていっても良いかもしれませんが、現状ではこれ以上をどうやって深めるの?ということにもなるので、難しいです。

キャラクターの魅力の出し方、トークン数増大によるコンテンツの深みの増大

割とこのあたりからお酒で楽しくなっていたのであまり覚えていないのですが、「キャラクター作っていくにあたり大事だと思っているのは、伸ばすために何が必要か?」という質問をされたので「企画とキャラクターの深み」と答えました。企画は置いておくとして、ではキャラクターの深みとは何かというと、自分は「キャラクター設定や背景」だと思っています。今はLLMの認識できるトークン数が少ないのでキャラクター設定の全てを入れ込むことはできないでしょうが、これはいずれ解決されます。それまでにキャラクターの深みを出しておくことは重要だと考えています。

おわりに

まだまだ問題点は沢山あり、本当にできたばかりなんだと感じました。AITuber最大手の企業が開催して40人集まるイベントなので、黎明期と言って良いはずです。これ以上イベントの人数が増えると、全員に顔見せや挨拶ができなくなってしまうのでどうしようかなぁというのが悩みに増えそうだと思うような、そんな未来を感じるイベントでした。

次回は8/24開催だそうです。
それの前の7/26,7/27のどちらかで自分がLT大会を開催するので、もしお暇な方は遊びに来てください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?