自分のmixを見つめる

いきなり主題に入ります。

つい先日こんなmixを拵えました。
作品に込めた思いなんかもあるんですが、そういう話は置いといて。
この記事には「こんなふうに思って選曲の筋道を立てました」という内容を書きます。
なんか、やってみたいんですね。こういうこと。

まずは全体の流れを考えるところから。
今回は踊れる感じのをやりたいな→どういう踊り?→腰にくるような…跳ねるじゃなくてタテとヨコのノリがあるような…
こんな感じでアバウトに考えてます。

以下1曲目から解説

Come on up,Baby/アオペラ!?-aoppella!?-

「アオペラ」から。1曲目はインパクトが欲しく、考えていた流れにもバッチリはまるので即決でした。

Vampire Weekend/斉藤壮馬

声優楽曲。雰囲気と音で選曲、これまた即決。
このmixのテーマに合うような良い曲多すぎて使いすぎないようにするのが大変でした

ミスターエンド/MonsterZ MATE

Vtuberユニット「MonsterZ MATE(MZM)」の楽曲。
少しずつ盛り上げに入りたいなと思って選曲、前の曲が"Vampire Weekend〜"と歌いながら終わり、この曲が"なんで?で始まるweekend"って始まるのでピッタリだなと。
MZMは狼男と吸血鬼のユニットなのでVampireともかかってます。

夜は仄か/Eve

呪術廻戦のOPなどを歌っているEve氏のノンタイアップ曲。MZM自体に夜のイメージを持っていたので、音と全体の雰囲気で選曲。

きらり/藤井風

J-POP(だよな?)。前の曲まで作ってきた流れを曲中で変えてくれるだろうと思い選曲。ボーカルが絞るように消えていくところにスッと入り込んでくるので印象付けの意味合いも。
余談ですが「この曲とアーティストめちゃめちゃええやんけ!流行ってないのおかしくね!?」とか思ってたら普通にアーティストともどもめっちゃ流行ってますよね。よくないよこのズレは…

Kiss Hug/内田雄馬

声優楽曲。ちょっとラブの香りもさせときたいなと思って選曲、後ろで鳴ってるギターのカッティングでファンクな感じの匂い付け。

Cinderella/CNBLUE

K-POPというか、韓国のバンド。ファンクで踊れる四つ打ちかつ明るくてタテ強めなノリの曲調で一回盛り上げにかかろうかなと思って選曲。

Move The Soul/JO1

アニメ「群青のファンファーレ」から。
新しいアニソンかつタテ強めのノリで一旦のピークを設定しようと選曲。
JO1って吉本興業と韓国のエンタメ会社がタッグ組んで動かしてるグループで、K-POP的なアプローチをしてたりするので、そういう文脈を踏まえたりもしてます。

そばにいて/ヨシュア(島﨑信長)

「ディア♡ヴォーカリスト」から。
先程一旦のピークをタテ強めに設定したので、ヨコに乗ってもらうために選曲。"stay with me"をしっかり聴いてもらうことで印象付けも。

LOSER/米津玄師

もはや言うこともない曲ですね。
ヨコのままタテのノリも強くなるかな、そもそもちょっと曲似てるよなと思い選曲。

染み/HOWL BE QUIET

アニメ「迷宮ブラックカンパニー」から。
だいぶLOSERという響きに引っ張られた選曲ですが、結果的にファンク的なノリを含んでタテ強めにできたのかなと。ちょっとテレビ尺→間奏の一部っていうふうに展開をいじって次の曲に繋いでます。

SOIUMONDA/江口拓也

声優楽曲。タテ強めに。次の曲込みでの選曲です。

シニカルナイトプラン/霧山一(梅原裕一郎)×宇和島麒平(森嶋秀太)

「ACTORS」より。原曲はAyase氏のボカロ曲。
「SOIUMONDA/江口拓也」の曲の歌詞や雰囲気にちょっとニヒルなものを感じていて、この曲に近いんじゃないの?と思って並べました。

I'm your Ghost/THRIVE(豊永利行、花江夏樹、加藤和樹)

「B-PROJECT」より。顔がいいよ顔が〜〜
ちょっとノリを変えたいなと思い選曲、ここでもラブの香りをチラ見せしてます。実際色々聴いてみるとやっぱ恋愛って踊れる曲では避けて通れないテーマなんですかね。

Roar/KAT-TUN

J-POP。天下のJ事務所。
ストリングスの使い方とか曲そのもののノリが近いと思い選曲して録音した後に気付いたんですが、これ…3人組繋ぎですか…?嫌すぎるだろ…そんなつもりは………

Party Jacker/土岐隼一

声優楽曲。前の曲の歌詞が光を求めてもがくような内容なので「もうヤケで踊っちまうか」という提案をしながら、元々スウィング系で締めたいと思っていたこともあり、足がかりとして選曲。

SISTER/luz

アニメ「Cutie Honey Universe」より。
スウィングの流れをそのままノリを強く、上物(ホーンとか)も強く鳴らしたくて選曲。

探偵√CODE/翼と一(鈴木達央、小野大輔)

ゲーム「VitaminX」より。
スウィングの中で少し緩急をつけるべく選曲。

一夜限りの相棒/ルチアーノ(沢城千春)&ランスキー(武内駿輔)

「A3!」より。俺たちの武内駿輔出たわね
前の曲と近いノリのまま、締めに向かい少しテンションを上げるため選曲。曲の最後に飛ばしてます。

miserable masquerade/古川慎

声優楽曲。タイトルも歌詞もテンションも締めにふさわしいなと思い選曲、頭のピアノ一音から聴いてほしくてこう繋ぎました。サビをラストに飛ばして余韻のある終わり方を意識してます。

以上解説
 
普段のDJでこんなに考えてるわけじゃありませんが、どちらかというと考えてプレイするタイプだと思います。その一端をアウトプットしたくて記事を書きました。
こんな書き殴りを読んでくださった方、ありがとうございました。

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