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【8回飛行機に乗るだけで上級会員になれる】忙しい人のためのJGC修行法

皆さんこんにちは。

私は2022年にJALの上級会員であるJALグローバルクラブ(JGC)に入会しました。

非常に短い時間で達成できたので、具体的な方法をご紹介します。

JGCについて

JGCは一度入会資格を満たせば、JALカードの年会費を払い続けている限り、半永久的に資格が継続されます。

JGCは

①飛行機搭乗時に付与されるフライオンポイント(FOP)を年間50,000pt貯める

②年間50回飛行機に搭乗する

のどちらかの要件を満たすことで登録資格を得ることができます。

この要件を満たすために飛行機に乗りまくる人の姿が、さながら修行僧のように見えることから、要件充足のための飛行機搭乗行為は「JGC修行」と呼ばれています。

JGC会員が受けられる様々なサービスは、旅行好きの私には非常に魅力的であり、いつかは修行をしたいと考えていました。

【課題】ボトルネックは修行時間の捻出

頻繁に飛行機での出張がない職種の方の場合、JGC修行をする上で最大のボトルネックは修行時間の捻出です。

私もいつかは修行をしたいと思いながらこれまで実行に移せなかったのは、限りある休日の時間を割いて、家族に迷惑をかけずに、要件を満たすようなフライトスケジュールを組むことは困難だと考えていたからです。

一方、費用面についてですが、JGC修行には一般的に50万円程度必要と言われています。

この費用をなるべく少なく済ませるために様々な追求をする方もいます。

ただ、個人的には時間の捻出問題と比較すると、そこまで重視すべき点ではないと感じました。

そこで私は、コスパよりもタイパを重視して修行計画を立てました。

たった8回の搭乗で達成できる

タイパを重視するのであれば、修行方法は

飛行機搭乗時に付与されるフライオンポイント(FOP)を年間50,000pt貯める

の一択です。実際、私は8回の搭乗で50,000ptに到達しました。

以下は効率的なFOP獲得についての考察です。

FOPを効率的に獲得するためのポイント


FOPを効率的に獲得するために重視したポイントは以下の3点です。

①FOP獲得効率の良い羽田-那覇便への搭乗

②JALカード会員限定初回搭乗FOPボーナスキャンペーンの活用

③JALグループ国内線FOP2倍キャンペーンの活用

以下、個別に解説します。


①FOP獲得効率の良い羽田-那覇便への搭乗

FOPの積算は、飛行距離と予約運賃に応じて付与されるフライトマイルに連動して決まります。

また、国内線への搭乗はFOPの積算が2倍となるため、国際線と比べて優遇されています。

以上の条件から国内線で飛行距離の長い羽田-那覇便にルートを絞るのが効率的です。
※関西拠点の方は、上記同様の理由で、伊丹-那覇便がおすすめです。

②JALカード会員限定初回搭乗FOPボーナスキャンペーンの活用

JALカード会員がキャンペーンに登録のうえ、対象路線に対象運賃で搭乗すると、JAL便の初回搭乗に対して、通常のポイントに加えて5,000ptもらえます。

こちらはウェブ上でのキャンペーン参加登録が必須ですので、JALカードを作成のうえ、必ず登録してください。

これにより搭乗ボーナスで獲得が必要なポイント数を45,000ptまで減らすことができます。

2023年のキャンペーン詳細はこちら。

JGCに登録する際にはJAL CLUB-Aカード以上のJALカード会員であることが条件となっているので、カード作成→キャンペーン登録→修行開始の順に進めることをおすすめします(修行が終わった後にカード発行しようとして審査に落ちたりしたら笑えないですからね。)。

なお、JALカード発行の際にはクーポンサイトの「モッピー」を経由して申し込むと、時期にもよりますが1万円前後に相当するポイントを獲得できます。

更に、こちらの記事で紹介したとおり、友達紹介ページからモッピーに登録すると、追加で2000円相当のポイントが付与されます。

ポイントサイトを経由することによるデメリットは特にないため、修行コストを抑える手法として活用してはいかがでしょうか。

③JALグループ国内線FOP2倍キャンペーンの活用

あとは搭乗する便を選んで修行を実行するだけです。

私は2022年6月8日から12月31日までのFOPが2倍になるキャンペーン期間中に搭乗しました。

使用したチケットは以下のとおりです。

・羽田-那覇 クラスJ株主割引1往復分 
 57,620円 獲得FOP 7,488pt

・羽田-那覇 ファーストクラス往復割引3往復分
 347,460円 獲得FOP 37,824pt

かかった費用はおよそ40万円。

上記の搭乗で獲得するFOPに②で付与される5,000ptを足して50,312ptとなり、目標達成です。

株主割引については、JALの株を保有していれば年2回入手できますが、チケットショップのECサイトでも簡単に購入できます。

宿泊費については全国旅行支援を活用して、一泊あたり5,000円〜6,000円程度に抑えることができました。

羽田那覇間の平均飛行時間は2時間44分ですから、合計22時間程度の飛行で達成したことになります。

入会画面。神々しいです。

再現性について

今回ご紹介したケースは

・JALカード会員の初回搭乗でFOPが5,000ptもらえる

・搭乗に対するFOPが2倍になる

というキャンペーンが重なったことで達成できたものです。

問題は、この方法に再現性はあるかどうかです。

初回搭乗へのボーナスFOP付与については、2023年も実施されることが発表されました。

FOP2倍キャンペーンについては、コロナ禍の利用者数低迷への対応策と考えられるため、今後実施されるかは社会情勢次第と言えます。

2022年も6月に突如実施が発表され、発表当初は1ヶ月程度の実施予定だったものが年末まで延長となりました。

ただ、これまでも一定の期間を指定して、期間中の搭乗に対するFOPを増やすようなキャンペーンは度々行われていますし、FOP2倍キャンペーンについても、コロナ禍で2年連続の実施となっています。

この傾向から、個人的には2023年も同種のキャンペーンの実施を期待してもいいのではないかな、と思います。

いつでも動けるように準備することが大切

今回のケースに完全な再現性があるかについては分からない、というのが正直なところです。

ただ、

・初回搭乗に対するボーナスFOPがもらえるキャンペーンがある

・JALカードを作る際はモッピーの紹介ページ経由がお得

・搭乗に対するFOP付与率がアップするキャンペーンがある(それは突然実施されることがある)

という点を知識として覚えておくことは、いつでも動けるようにするための準備として有効だと思います。

以上が私のJGC修行の概要になります。

コスパよりもタイパに全振りしたJGC修行もありだな、と思っていただければ嬉しいです。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

2023年1月追記


2024年1月より、JALの新ステイタスプログラムが開始されることを受け、FOPを50,000pt貯めることでJGCの資格を得ることができるのは2023年が最後のチャンスとなりました。

新ステイタスプログラムでのJGC入会は難易度が上がる可能性(JALカードでの決済や日常生活でのサービス利用等、ステータスアップに時間がかかる内容が追加される見込み)があるため、タイムパフォーマンス重視の修行を希望する方は今年実施した方がいいかもしれません。

一方で、JGCのサービスプログラムの内容も一部変更が予定されており、詳細は2023年秋頃まで分かりません。

JGC修行の難化の可能性を見越して今年中に修行を実施するか、JGCのサービス改悪の可能性を見越して実施を見送るか、なかなか難しい判断になりそうですね。

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