人生の締め

さぁ、そろそろ締めに入ろうか。終活ってほどの歳じゃないんでご隠居に向かう頃合いかなと。

若者たちが飲み会で盛り上がってる。やってたよねオレらも朝まで。つながりを求めていたよね。

若手社員が悩んでる。そうだったよね。目の前の仕事にどんな意味があるのか分からなかったよね。

40代がイキってる。焦るよね。結果出したいよね。

それぞれお年頃。全部経験した。多分オレはかなり恵まれた方。もっとポテンシャルあったのに経験できなかった奴はいっぱいいる。彼らの分までオレはやろうと思ってた。でもそれもそろそろいいかもね。

職場もオケもラグビーも、僕は乗っけてもらっているのさ。とても彼らの肩代わりなんてできない。都合いいとこだけかじらせてもらうのが精一杯。だからもっと謙虚でなきゃね。

家庭もそう。これまでうまくやってこれたのはかみさんのおかげ。オレは好き勝手やってきただけ。だからもっと感謝しなきゃね。

実家もわしのわがままを支援してくれた。だからもっと大事にせなね。