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成人の日に再会した小学校の友人がマルチ勧誘だったかもしれない話


久しぶりにnoteを執筆しているが、実は、本日中に仕上げないといけないレポートがある。まぁ、先にレポートを仕上げろというかもしれないが、気分が乗らないのだ。

つい先日のことだ。1月の中旬ぐらいに、突然小学校の頃仲がよかった友人から、成人の日に会おうという旨のLINEが来た。懐かしいなと思い、どうしてるか気になったし、顔も見たかったので二つ返事で返した。

それで、成人の日に再会した。小学校の頃の面影がありすぐに彼とわかった。当たり障りないの会話をしながら飲食店に入った。そこでも、中高時代どんな感じや、大学どう?とかいたってフツーな会話をしていたが、突然、彼が「投資とかしてる?」と聞いてきたので、実際自分はビットコインなどで知られる、仮想通貨の投資を少額であるがしているので、「軽く仮想通貨の投資してるよ。」と言う。世間一般の人は仮想通貨と聞くと、「胡散臭い、怪しい、怖い」などの悪い反応が大体、返ってくるので、彼もそうかなと思ったが、予想外にも彼は「俺も仮想通貨投資してんねん!!」と返ってきた。久しぶりに、仮想通貨に投資してる同年代の人を見つけたので、意気投合し仮想通貨やdefi(分散型金融サービス)の話で盛り上がった。


ただ、気がかりなことがあって、彼は仮想通貨の投資は友達から教えてもらったらしく、その人と会って、仮想通貨の話を聞いてほしい、そしたら仮想通貨への理解が変わるからと強く念を押されたのだ。


普通の人なら、ここで何かと言い訳をつけて引くだろうが、これはまさか、かの有名な「マルチ商法」かもしれんと思い、やっと自分にも来た!と思い、どんな感じど勧誘されるか興味があったし、万が一マルチではなかったとしても、自分には損がない話だし、その友人とやらに会うことにしてみた。


ちなみに、彼は「ビットコインは神!絶対今後も上がり続ける!いずれ、日本もビットコインが通貨として使われる。」等の発言からビットコインに心酔しているイメージも捉えられた。確かにそんなことを予想している金融アナリストも存在するので、そこまで気にも留めなかったが、仮想通貨のリスクやアンチ派の意見を言ってみても聞く耳を持たれなかったので、ここらで怪しさはあった。

ここからは、小学校時代の友人を古岡(仮名)、話を聞いてほしいという友人を田原(仮名)としておこう。

成人の日から1週間ほどして、古岡と田原と3人で会う約束をした。場所はとあるビジネスホテルにあるカフェで多くのビジネスマンが利用していた。ちなみに、会う4時間ぐらい前にビジネスマンなど多くいるカフェだから綺麗めの服を着てきて欲しいと言われた。(その日は1限から大学だったので主張激しめの柄フリースを着ていた。まぁ、なんとかなったのだが)その辺から、怪しさはあったと感じた。また、カフェについてもコーヒーなど注文したら、古岡が10分ほどいなくなったり、席の座り方も古岡が私の横で、田原が私の前になるように徹底されていた。

田原は、20分ぐらい遅れてカフェに来たのだが、仕事が出来そうな男で少し威圧感がある雰囲気だった。しかし、会話をしていた中ではいたって好青年感が出ていた。
会話の具体的内容は、浪人したが大学受験に失敗し私立の大学に通うことになり、自分の学費を払わないといけない状況になり、バイトをたくさん入れて学費を稼いでいたが、余裕がある暮らしはできなかった。その事情を知っているバイトをしていた店長から、ある日、人を紹介されながらそこでビットコインの存在を知り、投資について教えてもらえた。それで、今は仮想通貨関連(たぶん、defi)のビジネスをしており、ドバイの会社だから所得税がかからなから稼げている。もし君も稼ぎたかったら、いつでもどういうビジネスか教えてあげるし、一緒に働こうという旨だった。(そもそも、仮想通貨関連業務には、金融庁からの暗号資産取扱業務登録があり、そこにはドバイ資本の会社はなかった。また、defiなど、金融業界の最先端なので素人大学生が手に負えるものではない。ただ、本当にドバイには仮想通貨特区があり税金が安いのも事実。(本物の嘘つきは、事実を混ぜて嘘をつく))

どういう車が欲しいとかいう話をされたが(金をもっている自分像を想起させ、お金持ちへの憧れを抱かせたい効果⁉︎)特には、何かの会員やセミナーに勧誘されたりはしなかった。

何かの会員や情報商材やセミナーに勧誘されると事前に思っていたが、そうでもないことを不思議に思った。

しかし、またしても、話を聞きに行って欲しい人がいるから、会って欲しいと言われた。その人物は、さきほど田原の会話で出てきた、投資を教えてくれた人である。また、相当の金持ちであり、タワーマンションの最上階の角部屋に住んでおり、全身ブランドものに身をつづんでいるらしい。僕は、この人こそ、マルチ商法の親分なのかと思い、是非とも会ってみたいなと思った。そこで、また後日、古岡とその親分と僕の3人で会う約束をしたのだ。なんと、会う時はスーツを着てきて欲しいといわれた。(スーツを着させることで、特別感を出させ、相手が普段会えない人と思わせる効果⁈)これは、いよいよ勧誘されるなと思い、楽しみに2限から学校があったので登校してたが、登校中にその親分が都合が悪くなったから別日にしてくれという連絡が来た。僕はただ、授業にスーツを着てきた意識が高すぎるやつになっだだけなのだ。

その日は、1月の下旬ということもあり、テスト期間直前であり、別日を設けるのは、3週間後ぐらい先がいいと連絡した。昨日がその3週間前だったのが、連絡が来なかったので、めんどくさくなったのか忘れているのかわからないが、今でもマルチだったのか気になるのだ。

まぁ、マルチ勧誘は20代なら誰しも経験するらしいことなので、次からはガン無視しよう。それが一番だろう。

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