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【ポケカ】10時間以上練習して出たシールド戦で予選落ちした話

どうもこんにちは。

今回は表題通り、ルカリオHR争奪戦のシールド戦に、10時間ほど練習して参加した結果予選落ちした、という内容のnoteです。
という前置きのnoteを、無駄に2ヶ月寝かしちゃって公開するタイミング失ったので年末に供養するnoteです。

シールド戦のnoteって、カード評価とピックの方法・立ち回りのコツとか、優勝レポとかがほとんどだと思います(少なくとも自分にはそれしか目についてない)が、意外と予選落ちレポって少ないのでは?と思って書いてみます。落ちたレポになるのでどうしても嘆きと愚痴が多くなるのはご勘弁を。
シールド戦は貴重なレアカードが運だけで手に入る大チャンス!と心踊らせている方もけっこう多いとは思いますが、現実はそんなに甘くはないということを感じていただければと思います。実は出場者の中では優勝した人より優勝してない人の方が3倍も多いんですよ~~~~~
というわけで、以下本文です。


参加会場

10/29(土)カードキングダム博多住吉店

前日までの練習

まず信頼できる人が書いているnoteを購入し、その内容を反芻しながらキット(白熱のアルカナのカード各2-4枚を同じスリーブに入れたセットを2人ぶん)を持ってるポケカ仲間の方に頼み込んで3週間前から毎週3-4時間ほど練習をさせてもらいました。
それ以外にも空いてる時間を利用して、ネット上にあるシールド戦シミュレータでデッキを構築する練習をしたり、直前の週にはキットのうち1人ぶんをお借りして、ネットに落ちてる実際の開封結果を探してはそのプールでデッキを組み一人回しをしていました。
ただし、シールド戦シミュレータはかなりトレーナーズが強く出る傾向があるため、シミュレータで何度か組んで練習した気持ちになるのは危険かなと思いました。サポート6枚なんてまず出ませんからね。

あと、前日の練習の帰りにゴミ拾いしました。

当日


集合時間が分からなかったので店舗に電話確認。練習したのに要項読んでなくて出られないは間抜けすぎますからね。

少し早めに着いて、顔なじみの方と話しながら開始を待つ。
そしてジャッジの方の指示で着席。対面は小1-2くらいの男の子でした。お父さんがすごく不安そう。(この小学生の子とは開封のときに相互チェック相手になりましたが、カードがリスト通りに並んでなくてもいいようにこっちで見せてほしいカードを指定してあげたり、最大限優しくしました。えらいね、俺。)
そうしているうちに開封が始まって………

開封結果

は?



…き、帰宅?


開けても開けても強いカードが増えず、採用されなさそうなカードばかりが増えていくのに焦燥感を覚えながらの開封でした。
Vがジャローダ上下しか見えてないまま最終パック開けたときに出てきたジャローダSRの絶望感たるや………
ガチで開けきった瞬間に「予選落ち」の文字がはっきり浮かぶくらいのプールで、かなり動揺しながら予選落ちの覚悟を決めてのデッキ構築になりました。

このリストのここが強い!
1.ジャローダの下が2枚!
→エースのVstarが着地しやすくていいね。
2.ドーブルがいる!
→いる。
3.ザマゼンタがいる!
→いる。
4.初動ポケモンが多い!
→ギアル3は過剰だとしても、アロマが引けてないリストで初動が多いのは嬉しい。なるべく初動が弱いポケモンを減らして、序盤を安定して動かしていきたい。
5.入れ換えが多い!
→フリーザーとかミロカロスとかにごまかされにくそう。

このリストのここが弱い!

他全部




真面目に書きます。

1.Vがジャローダのみ
→当然ながら他のポケモンとは一線を画す性能を持つポケモンVですが、そのぶんポケモンVを倒せるかの駆け引きの面が強いゲームです。そのポケモンVが1種類のリストは、苦手な相手に対しての穴埋めをパワーの落ちる一般ポケモンに任せるしかなく、また単純にVの着地できる確率も下がります。今回は下2枚出てるので一応マシではありますが、上が1枚では確実に2枚目のジャローダVが腐る(ジャローダVの進化前のスペックは低いため)ので、確率がちょっとマシ、以上の利点ではありません。
2.フリーザーがいないのにグッズ枠で緊急ゼリー2枚
→基本的にドーブルでエネを貼ってワンパン合戦になるため、ゼリーが活きるのはフリーザーが採用できる場合のみと考えています。そのフリーザーが引けていないため、グッズ枠は実質2枠死んでいます。
3.ってかVがジャローダしかいないのに水一般ポケモンミロカロスくらいしかいなくね???
→これが最悪で、レシラムVが早期着地すると捲れなくなることがリストから容易に想像されました。マジで何回見てもレシラムどうすんのこれ。
一般ポケモンにもボルケニオンやエンニュート、エンテイやウインディに対して慎重な立ち回りを強いられます。特に採用率の高いボルケニオンの準備が整うといつでもセレナ1枚でサイドを2枚回収され、それを一般ポケモンで頑張って回収しないといけないという…
4.単純に弱いポケモンが多すぎる
ヒスイドレディア2-2とか大量の超ポケモンとかペラップ3とかさすがにいらんやろ…

と、完全に頭を抱えるリストではありましたがなんとか強みを活かして組んでいくしかありません。

そして組んだリストがこちら。


確定枠
ジャローダVstar…着地しないとパワー負けしてしまうので最大枚数。
トレーナーズ(ゼリー除く)…全部採用
ドーブル…このゲームの定義
ザマゼンタ…最強の一般ポケモン(伝説)
ヤトウモリ…ドーブル以外の初動として最高の評価をつけている

優先採用枠
ギアル…鋼の色が合う初動。ポンと出たミロカロスにしばかれることだけが難点。3枚は過剰と思い2枚の採用。
バドレックス…草の色も合い、ダブルターボも自然に採用できそうなので採用。
ボルケニオン…構築のパワーを落とさない優秀なサブアタッカー。
エンニュート…ドーブルはじめ相手の初動ポケモンをしばけるのがえらい。のんびり構えてる相手の初動を2体ほどしばければ勝ちが大きく近づく。

しゃーなし採用枠
ミロカロス…なんでお前しかおらんねん…

エネルギー
草…ジャローダを強く使いやすいように気持ち多めの5枚。
鋼…ザマゼンタを動かす6枚。
炎…ボルケニオンを動かす6枚。
水…ボルケニオンかミロカロスに1枚貼れるように3枚。
ダブルターボ…バドレックスとジャローダに貼れるため採用。本当は2枚入れたかったが枠が捻出できなかった。

不採用カード
Vガード…貼れて嬉しいのがザマゼンタくらいしかいないため、このカードに割く枠を作るのは厳しい。
ゼリー…フリーザーがいないため。
ペラップ…逃げ0はジャローダで間に合いそう。基本的にレシラム軸クチート軸で必要なカードという認識。
ホエルオー…下がいないため(絶望)。
ザルード…練習でさんれんのムチ打ったら全裏でドーブル倒せなくて負けたのでこいつは絶対採用しないと決めてた。
カイオーガ…初動の弱さを嫌って不採用にしたが、それが敗因かもしれない。レシラムがあまりに重すぎるのでこいつを採用し、ボルケニオンを切るくらいの気概が必要だったかもしれない。その際のエネ配分は炎6水3→炎2水7などになるだろう。
そもそも評価が低すぎて練習にあまり取り入れなかったため、このカードで戦う選択に踏み切れなかった。俺の弱さ。反省しています。
とはいえ、アロマがないこのリストではスタートが弱すぎるためリスクも大きい。何を優先するかを考えた上でデッキパワーを取った形だが、弱さを補うためにデッキパワーを落とす選択もありだったかもしれない。だがそれも結果論という感じもする。うーむむ。

…といった感じで構築しました。まあレシラムが早期着地しなければだいたいなんとかなるでしょう。
デッキが組み上がるころには動揺もかなり落ち着いて、まあまあ悪くないんじゃない?くらいの気持ちでバトルに臨むことになりました。

1戦目 じゃんけん負け先攻
こちらバドレックススタート、お相手ザマゼンタスタート。初ターンは基本エネ貼ってパス。先攻のバドレックススタートは悪くない。相手のスタートも弱いからやれるぞ!

後攻お相手「引きます。…じゃあふりそでで、レシラムV。入れ換え望みます。炎エネ貼って、きらめくつばさで。レシラムに2エネ貼って終わります。」




?????



??????????




「まあレシラムが早期着地しなければだいたいなんとかなるでしょう。」
「レシラムが早期着地したらどうなるんですか?」
「……………」

………とりあえずはおうのさいはいでドーブルと入れ換えを確保………

後2で、もう1回きらめいてくれんかな~と祈ってたけどホワイトブレイズを撃たれる。コインは………

表!


これでドーブルがパレットを1回しか言えなくなり、この時点で負けが確定しました。
そのあとずるずると初戦0-4負け。取ったサイド枚数も進出に影響するルールで0-4はその時点で致命的です。この時点で決勝トーナメントあがりもほぼ絶望。

とはいえ、後の2戦はなんやかやジャローダが強みを活かして2勝。消化試合を長々と語っても仕方ないので特には触れませんが、弱プール→初戦で敗退決定でだいぶショックでした。あの練習した時間は…

あとがき


といった感じでぼくのシールド戦は終わりました。ちゃんと時間とって練習したつもりなのに悔しいですね。本当に悔しい。

最後にぼくからのアドバイスを。
1.強い人のnoteは読み込んだ方がいい。
→今回直前の週に信頼してる強い方のnoteが公開されたので読みましたが、2勝はそのnote読んでたことで掴めたので、ちゃんとnoteは読みましょう。
2.練習はした方がいい。
→練習していない人のリストはパワーの低いカードを積んでしまっているから、見て"練習してないんだな"って分かるなと思いました。ダメージ感覚や試合進行の流れを掴むためにも練習は大事。
3.練習しても必ず勝てるわけではない。
→結局は運ゲ。運を上げる努力は大事ですがうまく行かないこともあります。出場者の3/4は予選落ちしてるわけですしね。
4.ゴミ拾っても引きは良くならない。
→そういうこともある。

要は「練習はした方いいけど、あんま期待すんなよ」ってことですね。


………以上がシールド戦予選落ちレポとなります。僕同様予選落ちした方の慰めになったり、これからシールド戦の方の考えの指針になれば幸いです。

最後になりましたが、対戦してくれた方、ジャッジの方、店舗の方、そして何より一緒に練習してくれた方、本当にありがとうございました。
来年はHR取るぞ!

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