第9回 テレビの衰弱と動画メディア

今回の講義の内容はテレビと動画メディアについてでした。

以前は通勤・通学などの移動時間に「ガラケー」で「テレビ」を見る人が多くいましたが、スマホが普及した今は「スマホ」で「YouTube」を見る人が増加しました。このように利用時間はどんどんデジタルがTVを追い抜いています。アメリカでは2013年に、ドイツでは17年、日本では18年に追い抜かれています。TVなどでも日本では最近若者のTV離れなどが話題になってきていました。今ではTVとデジタルが対立していますが、昔はデジタルではなく映画でした。

今多くの人が見ているYouTubeは2005年2月14日に設立されました。YouTubeとは、あなたと言う意味の「You」とブラウン管と言う意味の「Tube」を組み合わせたものです。
YouTubeはずっと赤字でしたが2010年に黒字になりました。そのきっかけがクリック課金の広告料がGoogleから支払う制度を導入したことです。今では必ずYouTubeを見ると目に入る広告のお陰でYouTubeは黒字になりました。
YouTubeの一ヶ月前にGoogleビデオというサービスも開始されていました。

YouTubeでは投稿者のことをYouTuberと言います。YouTubeでチャンネル登録してもらいファンが増えていくジャンルです。文字よりも動画の方が投稿者の人柄が伝わりやすいという特徴があります。ただし、動画を撮影する際は気をつけなくてはいけない事も多々あります。例えば2012年10月に違法アップロードされた動画を視聴者がダウンロードすることも違法になりました。また違法アップロードを繰り返すとアカウントと全ての動画が削除されます。
気をつけなくてはいけませんが、顔を出す事で得する事もあります。例えばジャパネットたかたの高田元社長など、社長本人が出る事でその会社の印象が強く残ります。また、社長の顔が見える会社は投資がしたくなり株価が上がっています。会社以外にも、YouTubeでお店の宣伝を顔をだしてする事で知名度が上がることもあります。

YouTubeが普及したお陰で、上手く利用すれば利益を得られるようになりましたが、法律など気を付けなければいけない事も多々あります。知識を持って利用していきたいものです。

今回はYouTubeについてが多くて、とても身近な話題でした。確かに最近はテレビを見ずに、スマホやパソコンで動画などを見る時間の方が増えてきました。でも動画投稿が手軽になったから、尚更法律などの知識をつけて気をつけて利用していきたいと思いました。