初めてのFX②
取引口座(業者)について
取引を開始するにあたり、まず口座を開設する必要があります。国内、海外によって特徴は大きく変わりますが、レバレッジの制限があり、比較的リスクが少ないのは国内口座。少ない元手から多くのリターンを得る目的であれば海外口座でレバレッジを活用することが必要です。国内口座であれば、極論適当にポジションをもっても(ロットにもよりますが)一発退場する可能性は低いです。ここはFXを始める目的、具体的に「いつまでに、いくらまで増やしたいか」によってどちらをオススメするかは変わってきます。
国内業者比較
他サイト引用ですが、「何が違うか分からない」「とりあえず始めたい」という方は、下記表のような大手の中から自分の投資スタイルに合う業者を選んでおけば間違いはないと思います。ポイントは①取引単位(1万通貨or1,000通貨)、②通貨ペア数、③スプレッド(取引手数料)に注目されると良いと思います。その他、チャートや使用できるアプリの機能・見やすさ、問合せ対応、口座開設特典などにも違いはあります。
海外業者比較
海外業者にいたっても同様に自分の投資スタイルにあった口座を選ぶ必要があります。また海外口座ならではのポインとは、日本語変換や問合せ等のサポート体制、出金のしやすさ、レバレッジの違いを見ると良いです。海外にしても、口座開設者やクチコミの多い大手業者を選定する方がリスクは低くなります。
※ちなみに私は国内:GMO、海外:XMを利用しています。
投資スタイル
投資を行う上で取引開始から決済までの期間により、異なる投資スタイルがあります。投資スタイルは大きく4つに分けられます。
・スキャルピング
【取引時間:数秒~数分】超短期売買。1日の中で何度も取引を繰り返し、小さな利益を積み重ねていくスタイル。
・デイトレード
【取引時間:数十分~数時間】1日に数回売買を行う。取引開始したその日のうちに決済まで終えるスタイル。
・スイングトレード
【取引時間:数日~数週間】日や週をまたぎ決済をする中長期的な投資スタイル。
・長期保有
【取引時間:数カ月~数年】値幅だけでなく、スワップポイント(通貨売買時の金利差)を狙い運用する投資スタイル。
注文方法
取引を開始するにあたり、選んだ通貨ペアの売買注文を実施しますが、FXには大きく分けて2つの注文方法があります。
①指値(さしね)注文
あらかじめ通貨の買値(売値)を指定する注文。指定した価格より高く買ったり、安く売ったりすることはありませんが、指定した価格が付かなければ注文は成立しません。
②成行(なりゆき)注文
今現在の通貨の価格での注文。価格指定はできませんが、注文は基本的に必ず成立します。しかし、注文時と注文成立までにはタイムラグがあり、注文時と違う価格で成立する可能性があります。
※逆指値(ぎゃくさしね)注文
指値注文が「高くなったら売り、安くなったら買う」という注文に対し、逆指値注文はその逆で「高くなったら買い、安くなったら売る」注文です。一見、利幅を取りづらい注文にも感じると思いますが、通貨価格のトレンド(高い安いの流れ)は一旦始まると基本的に継続する傾向が高いため、理に適った注文ともいえます。またリスクヘッジのための決済時にも利用できます。
長くなりましたが、今回はこんなところで。
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