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今年の良かったもの

12月に入ると、使っているアプリやサブスクサービスが「あなたの使用実績はこんな感じです!」といったまとめを出してくれて、それを見るのが結構楽しい。

よく見かけるのはSpotifyの良く聴いていたアーティストまとめというやつ。
いかんせん、私はSpotifyを使っていない、もしくは使っていた時はPodcastしか聞いてなくて、アーティストまとめにならなかった。

そんな私はDuolingoという英語学習アプリをコツコツと隙間時間にいそしんでいたので。その結果、全ユーザーのトップ1%というヘビーユーザーの称号が得られて、ちょっと嬉しくなったものです。

さて、そんな一年間を通じて私が良かったなと思うものや、モノなどをいろいろと上げてみたいと思う。

INPUT部門

INPUTと言えばやはり書籍というのが王道だろうと思うが、いかんせん最近は読むというのができていなかった。しかし、聴いてはいた。

今年の9月から、Audibleを再開して聴き倒してきました。
約3か月で36冊なので月12冊くらい聴いてたことになる。

9月に聞いてすっかり魅了された作品が【線は、僕を描く】である。
家族の不幸により、生きる気力を失っていた大学生が、水墨画を描くことで自分を取り戻していく。そのなかで、恋愛も織り交ぜつつの青春ストーリー。
とにかく、人生の全てを一つのことに一心不乱に集中して過ごす時間のキラキラというか、そんな主人公に憧れを感じた。自分も水墨画やろうかなとか思ったりもした。

10月に聞いて衝撃的だったのはこちらの【爆弾】である。

ひょうひょうとした爆弾テロリストと取調室での言葉による謎解き対決、ベテラン交渉官とのやりとりや、その後の天才刑事との手に汗握る心理戦。最後にはしっかり意外な結末もあり、時間を忘れて聴き続けた作品でした。
流石、『このミステリーがすごい! 2023年版』(宝島社)、『ミステリが読みたい! 2023年版』(ハヤカワミステリマガジン2023年1月号)国内篇で驚異の2冠!!を達成した作品であった。


そして、11月~12月現在まで完全に私の耳を奪ったのが劉 慈欣(りゅう じきん、リウ・ツーシン)氏のSF作品達である。

始まりは、下の超新星紀元を表紙のビジュアルに惹かれて聴き始めた。なので、著者のことも全く知らなかった。

話は、惑星大爆発により発生した宇宙光線により、地球上にいる13歳以上の大人がわずか1年くらいで全滅する、その後は子供たちだけで世界を統治していかなくてはいけない。という流石SFという設定の世界。

子どもだけで世界はどうなっていくのか、設定は突飛ではあるものの緻密に数字を織り交ぜながら話は進むので、とても現実感を感じつつ、SFの世界に浸っていける。後半の世界の大きな変化に息をのんで聴き入っていた作品となった。

これでSFに目覚めた私は、本丸の【三体Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ】シリーズに手をだした。これが、想像もしていなかった超長編シリーズで、普通に聞いていたら60時間くらいかかるというもの。Audibleのおかげで2倍速で聴いて30時間くらいで。それでも30時間だから、絶対普通に読んでいたら挫折してたと思う。

そんな風に、どっぷり劉 慈欣作品にハマっていますが、まだ続編もあるので引き続きほどほどに聴き倒していきます。


Audibleでは、村上春樹のノルウェイの森とかも聞いたけど、改めて雑な言い方をすると「こんなにエロかったかぁ」と聞きながらちょっとドキドキしてしまった。これは思春期には刺激が強いな。

個人的に好きなのは永沢先輩の名言

現代文学を信用しないわけじゃないよ。ただ俺は時の洗礼を受けてないものを読んで貴重な時間を無駄に費やしたくないんだ。人生は短い。(ノルウェイの森 永沢さん)

村上春樹著 ノルウェイの森

更に、忘れられないのが凪良 ゆうさんの汝、星のごとくである。
みんな一生懸命生きているし、幸せになろうとしているだけなのにどうしてこうもすれ違ったり、思い通りに行かないのか、わかりやすい明確な白黒着くような問題が見えていれば凪良 ゆうわかりやすいけどそうもいかない。
なにより、子供は大人の勝手な諸事情に沢山振り回されてしまうのは悲しいことだなと思ったり、いろいろと考えさせてくれる素敵な作品でした。

凪良 ゆうさんの作品では流浪の月も聴けるので併せてお勧めしたい。

Audebleでも今年もっとも聞かれた作品ランキングというのがあるので、今後聴く本の参考になりますので是非ご覧あれ。

Audible最高だな!

さて、INPUTだけで大分、費やしてしまいましたが次は購入して良かったモノ部門です。

買って良かったモノ

この冬、圧倒的に買って良かったのが加熱式加湿器である。
我が家ではこちらのVicksの製品を買ったのですが、冬の冷えた部屋が、暖かい空気と共にグイグイ加湿されて、別格でした。

それまでは、フィルター式の加湿空気清浄機を使っていて、不満は無かったのですが、加熱式を使ったらもう別格過ぎて、義母用にもう一台加熱式加湿器を買い足しました。

その他、今年は個人的に突然防災意識の高まった年でもあったので、防災グッズをもろもろ取りそろえたのが良かったかな。

特にポータブル電源を買ったのは、ペットのレオパードゲッコーの為にも必須アイテムとして用意できて良かった。スマホの充電なども含めて、いざという時の為に電源無いのは死活問題だと思うのでね。

ポタ電はもう一家に一台、もしくは一人一台の時代かなと思ったり。(でも、高いからそんなに買えないけどね)

ちなみに、Amazonプライムセールの時に割引されて5万くらいでした。ブラックフライデーの時もそれくらいに割引されていたので、セール時を狙って買うのがマストですね。

https://amzn.to/3TbU6Oo


防災情報はこちらのYouTubeを主に見ています。

そんなこんなで、気付けば長くなったので、あとは家族行事部門OUTPUT部門も書きたいところですが、この辺で~~。


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