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震災後の清澄山西養寺の話を・・・

元旦の地震で金沢東山の「清澄山 西養寺」も大きな被害を受けました。
東山の街を見下ろす高台にあり建物や境内の美しさに加えて大切な歴史遺産を擁する名刹です。
近年は我家も能登を旅してこちらにお参りをさせて頂いていますが、静かで美しいお寺の様子と優しく迎えて下さる奥様に心洗われ家路についています。


いつ見ても美しい本堂
護摩堂ではお札に祈願を書いて護摩行の日に焚いて頂きます。
七月初旬の境内 紫陽花が綺麗でした。

私が震災後にこちらに伺えたのは四月になってからでした。
手紙でご様子を伺ったところご無事であることを知らせて下さいましたが、実際に行ってこの目で見てみるまでは気になってしかたありませんでした。
地震では塀や石段が大きく破損し、墓石や仏像も倒れ、ご家族総出で片付けや修繕をされたそうです。
その時のお話を聞かせて頂いたときは、自分がいつも温かく迎えて頂きながら何も出来なかったことに心が痛みました・・・
その四月に伺った時の写真を・・・

山門に至る石段が破損し片側は通れなっていました。


塀もかなり破損していました。


近隣のお寺の様子。

美しく大切な歴史や不思議なお話が伝えられる「清澄山 西養寺」。
江戸時代後期に出版された、ここ西養寺を出発し白山比め神社に詣でる「白山詣双六」のコースを巡るスタンプラリーなどもあります。
我家もツアーではなく自家用車でコースを巡ってみたことがありましたが、大変楽しい試みでした。
皆さんも機会があったら是非この美しいお寺に行ってそして且つての人々が歩んだ歴史の道を辿ってみては如何でしょうか。

境内に「白山詣双六スタンプラリー」の案内があります!

読んで頂いてありがとうございます。
良かったらまたお付き合い下さい。

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