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能登の酒屋さん、酒蔵さん・・・復興に歩みだす!


私は能登の日本酒が好きでいつも頂いていますが、なかには私の在住する関東では入手が難しい物もあります。
そんな時に頼りにしているのがここ「酒ブティックおくだ」さん!
普段オンラインでお酒を注文していますが、昨年はお店にも伺って今まで見たことが無いお酒が購入出来たり、お酒やお祭りの話を聞かせて頂いたり、輪島の酒蔵さんの場所を教えて頂いたり楽しい一時を過ごさせて頂きました。
おくださんのお店は建物は倒壊しなかったものの設備や大部分の商品が破損して、そして未だに上下水道が復旧せず大変な生活をされています。
そんな中でもオンラインショップは再開されていて私も先日久しぶりにお酒を送って頂きました。
初めて頂くお酒でしたが、おくださんが厳選されたお酒はそれは美味しいお酒でした!
おくださんはいつもお酒にメッセージを添えて下さるのですが、今回は、「町の状況はあまり変わっていないけど能登の酒蔵さんが再建に動き出していて蔵の方たちの表情が明るくなってきた。」というお話が記されていました。 私もお酒を頂いているそんな酒蔵さんを紹介します!

珠洲市蛸島町の「櫻田酒造」さん。
白山市の車多酒造さんの蔵でお酒造りを始めたり、車多さんのお酒とのブレンド酒を開発されたりなさっているそうです。
最近では新しい蔵を建設される決意を発表される写真が見られました。

輪島市鳳至町の「白藤酒造」さん。
浪江町の鈴木酒造さん、会津若松の高橋庄作酒造店さん、木曽郡木祖村の湯川酒造店さん、羽咋市の御祖酒造さんの支援を受けて無事だったお酒の運び出すなどされているそうです。


輪島市鳳至町の「中島酒造店」さん。
無事だった酒米を運び出し、小松市の東酒造さんでお酒造りを始められるそうです。

能登町宇出津の「数馬酒造」さん。
白山市の車多酒造さんや宮城県の新澤醸造店さんの支援を受けて蔵の復旧やお酒造りをされていて1月中にはもうお酒を頂くことが出来ました。
皆さんが大変な思い出送り出して下さったお酒を開けるときは手が震えました。

そしてここには書ききれませんが、お酒に関することだけでも、まだまだ多くの被災された酒蔵さん、酒屋さん、ボランティアの方々、県内外の酒蔵さんが能登のお酒を守るために必死の戦いをされています。
今、温かく安全なところでそのお酒を頂いている私がどれほどの役に立てるか分かりませんが、これからも能登のお酒とともに過ごしていきたいと思います。

今は入手が困難と思いますが、酒蔵さんや酒屋さんが販売を再開された時は是非能登のお酒を味わってみてください!
優しくも力強い能登の空気と人々の心意気がギュッと詰まった美味しいお酒を!


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