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最近の能登とのコンタクト・・・

4月に震災後に初めて能登へ行ってからは現地に足を運べていませんが、SNSや電話、そしてある日には関東で行われるイベントに出店する為に能登から来られた方と会えたりして能登からの声を聴くことが出来ました。
そこで感じたことを少し書きたいと思います。
見出しの写真は昨年の能登町宇出津の「あばれ祭り」の準備がされた広場の様子です。

先日能登ではまた震度5を超える地震があり私もいつもお世話になっている宇出津のバーのオーナーさん(私の兄貴分の様な人です)に電話をしてみました。
その時は直接的な被害は無かったものの精神的には本当に辛そうな様子でした。 元旦から震度1以上の地震は1800回発生しており宇出津でも地盤沈下の為に少しの雨でも港周辺が冠水したり、道路状況がまだまだ悪く自動車での配達などは大変で、そこに先日の様な地震があると身体の疲れはもちろん、不安な日々を過ごす心の負担はますます大きなものになっている様です。

後ろ向きな言い方はすまいと思っていましたが、能登の人達は疲れています・・・私もつい「頑張って」、「気を付けて」という言葉を使ってしましますが、能登の人達はこれ以上ない程頑張っているし、もはや何に気を付ければいいのか、という状況に置かれていると思います。
少し前に神奈川県の湘南地区で行われたイベントに馴染みの輪島の酒屋さんが出店されていました。 関東在住の私も会場に行ってご主人に会えたのは嬉しかったですが、ご主人はテキパキと対応されていながらもお顔からは疲労の色が伺えてお帰りの道中が心配でなりませんでした。

地震にともない発生した火災でとりわけ大きな被害を受けた輪島市の河井町のエリアでも公費解体が始まりましたね。
少しでも早く復旧が進み復興へのスタートが出来るようになることを願っています。
その輪島市で起こっているとある確執について某週刊誌が記事にしているのを読みましたが、殆どは何年も前から既に公になっている内容をセンセーショナルに書き立て挙句は「こんなことで復興ができるのか・・・」と締めくくる・・・
大まかな内容は事実であるとしても今の能登の状況があるなかでこの様な記を出す必要があったのかと思うし、震災を機に能登の話題が興味本位で利用されている様で不安な気持ちになりました。

来月には金沢で「MISIA」が中心となった能登を応援するフェスが開催されますね。 そして同時期に能登町宇出津で能登のキリコ祭りのトップバッターである「あばれ祭り」が開催されます。
そういう催しを切っ掛けに更に多くの人が能登に関心を持ってくれたらと思います。

宇出津のもう一人の友人からも「町内会でお祭りへの参加が決まったよ!」と連絡がありました!

読んで頂きありがとうございます。
良かったらまたお付き合い下さい。


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