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仮面ライダーザ・サード第1話「再び動き出すショッカーの野望を止めるために仮面ライダー1号こと本郷猛が帰ってきた!」

今から19年前、世界侵略を掲げてこの世界にショッカーが出現した。そしてショッカーは城南大学の研究生 に、本郷猛を改造人間にするためにショッカーに拉致した。そしてバッタ型改造人間hopper1として誕生させた。しかし、水の結晶を見たことで意識を取り戻したhopper1は正義のヒーロー、仮面ライダー1号としてショッカーを壊滅させるために戦いを挑むのだった。しかし、そんな本郷を止めるためにショッカーは新たな刺客を送り込んだ。その名は一文字隼人。彼は本郷と同じhopper2に改造されており仮面ライダー1号と戦うが、緑川あすかに出会った事により仮面ライダー2号として1号と共に戦うことを誓い、ショッカーからのインジェクションを拒否したのだった。そして仮面ライダー1号と2号の共闘によってショッカーの基地の壊滅とバット、スネーク、コブラが倒されてから2年後。本郷猛は高校の教師として働き、リジェクションを拒否したことにより体に異変が起きていた一文字隼人は人々に紛れながら暮らしていた。そんな中、巷ではチハルという女性が出した歌「PLATINUMSMILE」を聞いた人が次々と何者かに顔を切り刻まれる事件が発生し、本郷はチハルの親友である菊間琴美を守るためにショッカーライダーやチェーンソーリザード、シザースジャガー、hopper3の異名で呼ばれていた仮面ライダーV3こと風見志郎との闘いに挑む事になるのだった。そんな中、たった一人でショッカーと戦う本郷の目の前に一文字が助けに現れ、久々のダブルライダーを結成してショッカーと戦いチハルの身に起きた悲劇や琴美の必死の説得によりショッカーへの復讐を誓った風見も仮面ライダーV3として覚醒すると本郷、一文字と共にトリプルライダーとしてショッカーとの最終決戦に戦いを挑み、本郷と一文字はチェーンソーリザードを倒し風見はシザースジャガーと地下で怪人と化したチハルをその身に宿した炎の手でライダーパンチを放ち、チハルを倒した。そして風見はショッカー撲滅のために動き出し、一文字はリジェクションをしなくなった副作用を身体に受けながら再び流浪の旅人として姿を消し、怪力騒ぎで高校を退職した本郷の元には心を許した琴美と共にショッカーの新たな危機に立ち向かう道を本郷は選ぶのだった。時は流れあの戦いから19年後の現在、再びショッカーは本郷猛、一文字隼人、風見志郎を抹殺するために動き出したのだった。

琴美「猛、早く来てよ!ショッカーの改造人間が!」

本郷が教師として勤めていた高校を本郷が退職した後に菊間琴美もまた高校を退学しており本郷と共に行動を共にしていた。
本郷「琴美ちゃん、もう少しで着くから隠れてて!」
琴美「分かった!」
そして本郷との通話を終えて逃げようとする琴美の目の前にショッカーからの刺客である改造人間、スコーピオンが現れた。
スコーピオン「どうした?裏切り者はまだ来ないのか?」
琴美「キ、キャー!猛!早く助けてよ、猛!」
スコーピオン「本当にお前を助けるために本郷猛は来るのか?」
琴美「く、来るわよ!猛は絶対に来るんだから!」
スコーピオン「ほう。ならば…貴様には俺の毒の餌食になってもらおうか!」
そう告げてスコーピオンは腕から毒を放出しながらゆっくりと琴美に近付くのだった。
琴美「もう!来るなら早く来てよ、猛!」
スコーピオン「終わりだ!」
そう告げてスコーピオンが琴美に対して毒を纏わせた腕をふりおろうとした矢先、サイクロン号の轟音と共に本郷猛がやって来るとサイクロン号でスコーピオンを吹き飛ばした。
本郷「大丈夫、琴美ちゃん?」


琴美「遅いよ、猛!」
猛「ごめんってば!琴美ちゃん!」
そんな事を話していると吹き飛ばされたはずのスコーピオンが立ちはだかった。
スコーピオン「はあ、はあ…来たな!本郷猛!」
猛「お前が新しいショッカーの改造人間か!」
スコーピオン「俺の名はスコーピオン!裏切り者である本郷猛、貴様を抹殺する!」
猛「お前に倒されるほど俺は落ちぶれちゃいない!琴美ちゃん、俺の後ろに!」
琴美「うん!」
そう告げて腰にタイフーンを出現させて風車を回すと強化服を身に纏い、マスクを頭に被り最後にクラッシャー部分を口元に装着させる事で本郷猛は仮面ライダー1号に変身したのだった。

1号「来い!」
スコーピオン「覚悟しろ!ハアッ!」
そしてスコーピオンは毒を纏わせた腕で攻撃するが1号は受け止めたのだった。
1号「お前の毒なんか…食らうかよ!ハアッ!」
スコーピオン「グハッ!さ、さすがだな、本郷猛!ハアッ!」
1号「ガハッ!」
琴美「猛!」
1号「大丈夫…毒は食らってないから…」
スコーピオンの打撃を食らった1号を心配した琴美に対して毒を食らった訳では無いことを伝えると再びパンチを繰り出した。
1号「ハアッ!タアッ!」
スコーピオン「グハッ!」
琴美「聞いてる!いけ、猛!」
1号「うん!」
そして琴美の声援を受けて奮起した1号はスコーピオンの攻撃を交わし続けた。
スコーピオン「き、貴様!なぜ俺の攻撃が当たらないのだ!」
1号「言っただろ?お前の攻撃に当たるほど落ちぶれちゃいないってな!ハアッ!タアッ!」
スコーピオン「グハッ!ま、待て!」
1号「誰が待つか!ハアッ!タアッ!」
スコーピオンの命乞いを受け入れようとしない1号はパンチとキックの連続攻撃でスコーピオンを追い詰めた。
スコーピオン「俺は無理やり改造人間にされたんだ!だからさあ!」
そう告げてスコーピオンは1号に毒を纏わせた腕でパンチを放つがそれを交わした1号に担がれると宙に放り投げられた。
スコーピオン「な、何?」
1号「言っただろ、お前の話は聞かないと!ヤアーッ!」
そして1号はライダーキックでスコーピオンを吹き飛ばした。
スコーピオン「シ、ショッカー、バンザーイ!」
そう告げてスコーピオンは爆散した。
琴美「猛!」
1号「琴美ちゃん、遅くなってごめん!」
琴美「本当だよ、馬鹿!」
猛「拗ねないでよ、琴美ちゃん!」
1号のマスクを取り外して謝る猛をからかう琴美。それはまるで教師と生徒から解放され守り守られる関係になったからこそ見せられる姿なのかもしれない。一方その頃、仮面ライダーV3こと風見志郎はとある記事を見ていた。
志郎「緑川ルリ子と緑川あすか…この2人、姉妹だったのか…」
to be continued

次回予告
緑川ルリ子と緑川あすか。仮面ライダー1号こと本郷猛、仮面ライダー2号こと一文字隼人に関係する人物に隠された真実を知った仮面ライダーV3こと風見志郎は2人に会いに行くことを決意した。そんな中、ショッカーからの刺客、タートルボンバーが刻一刻と志郎に近づいていたのだった。次回仮面ライダーザ・サード第2話「ある真実に気づいた仮面ライダーV3こと風見志郎に近付くショッカーからの刺客、その名はタートルボンバー!」にご期待ください。


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