仮面ライダーブレイド～最後の戦いEPISODE1～第１話「復活したトライアルシリーズ！そしてギャレン再始動！」

橘「あの戦いから…もう20年か…なあ、剣崎…お前は今、何処で何やってるんだ…」

彼は橘朔也。仮面ライダーギャレンとして今から20年前に人類基盤研究所ボードが解放したアンデッド達を解放してしまった為に橘もまたアンデッド達を封印するために戦っていた。そしてカテゴリーキングを封印した後、戦線離脱した橘は仮面ライダーカリスこと相川始との最後の戦いに挑む仮面ライダーブレイドこと剣崎一真を止めようとしたが前ボード所長の烏丸啓が剣崎はもう一体のジョーカーになろうとしていることを知り、最終決戦の舞台に行くもそこに居たのは始と仮面ライダーレンゲルこと上條睦月だけだった。そして烏丸の予想通り剣崎はもう一体のジョーカーとなり、モノリスとともに姿を消す前、始にこう告げたという。「お前は人間として生きろ」と。それから時は流れ20年。橘は烏丸の後を継ぎボードの新たな所長になり新たな人類の脅威が誕生しない事を心から願っていた。そんな中、橘の心からの願いを根底から破壊するかのように新たな脅威が近づいている事をボードの研究員として残っている広瀬栞からの連絡で橘は知る事になるのだった。
橘「ん？なんだ、広瀬か。もしもし？どうした、広瀬。」
広瀬「橘さん、大変なのよ！」

橘「何が大変なんだよ、広瀬？」
広瀬「トライアルシリーズが出現したのよ！」
橘「な、なんだと？本当か！」
広瀬「ええ、早く行って！近くの広場よ！」
橘「ああ、分かった！」
そして橘は広場に向かうとそこに居たのは倒したはずのトライアルEと天王路博史だった。
橘「トライアルE…」
トライアルE「見つけたぞ…」

橘「天王寺…なんで貴様が…」
天王寺「久しぶりだな、橘…ハーハッハッハ！」

橘「応えろ！なんで生きているのかと聞いている！」
天王寺「簡単な話さ。ジョーカーの手によって私は復活したのだ！」
橘「ジョーカーだと？まさか…剣崎や相川始が貴様を復活させたというのか！」
天王寺「まさか…あいつらは関係ないさ。この時代に新たに生まれた新種のジョーカーが私を復活させたんだ！」
橘「新種の…ジョーカーだと？ふざけるな！そんな奴が存在するわけが無い！」
天王寺「信じたくないなら信じなければいい。もうまもなく貴様は奴の姿を見ることになる。その前に…トライアルE！橘を痛めつけろ！」
トライアルE「ああ。」
そしてゆっくりと橘の目の前に立ち塞がったトライアルEを見た橘は懐からブレイバックルを取り出した。
橘「お前が本気なら仕方ないな、相手になってやる！」

橘「変身！」
『ターンアップ！』

そして橘は仮面ライダーギャレンに変身した。
ギャレン「お前が俺のクローンなら…お前は俺が倒す！ハアッ！」
そしてギャレンはトライアルEに殴り掛かるがそれを受け止めたトライアルEに逆にパンチを繰り出され吹き飛ばされた。
ギャレン「何…今の攻撃を予測したのか？」
トライアルE「当たり前だ。お前は俺に勝てない！」 
そしてトライアルEは腕に装着したライフルをギャレンに向かって放つがギャレンは何とかその銃撃を回避した。
ギャレン「そうはいかない！ハアッ！」
トライアルE「お前の攻撃も…グハッ！何故だ、なぜお前の攻撃が当たる！」
ギャレン「当たり前だろ、俺だって伊達にこの20年休んでたわけじゃないからな！ハアッ！」
ギャレンはギャレンラウザーによる銃撃をトライアルEに直撃させた上で強烈なパンチを放つがトライアルEはそれを交わして腕のライフルから放つ銃撃を食らわせた。
ギャレン「グハッ！」
トライアルE「終わりだ、橘！ハアッ！」
ギャレン「お前の攻撃は喰らわない！ハアッ！タアッ！」
そしてトライアルEが放つパンチとキックをかわすと逆にギャレンはパンチとキックのコンビネーションでトライアルEを吹き飛ばしたのだった。
トライアルE「グハッ！」
ギャレン「終わるのはお前だ！」
『ドロップ！』

『ファイア！』

『ジェミニ！』

『バーニングディバイド！』
ギャレン「ハアーッ！」
トライアルE「グハーッ！」
ギャレンは必殺技であるバーニングディバイドをトライアルEに叩き込み、大爆発を起こしたがその爆炎からトライアルEは立ち上がるのだった。
ギャレン「な、何？」
トライアルE「バーニングディバイドか。理解した！」
そう告げるとトライアルEはライフルに何かのコードを打ち込んだ。
『バーニングディバイド』
ギャレン「まさか！」
トライアルE「ハアーッ！」
そしてトライアルEはラウズカード無しでバーニングディバイドを放ち、ギャレンはその一撃をかわせずに食らうと地面を転がった。
ギャレン「ハアハア、まさか…そんな事まで」
トライアルE「私も20年前より進化しているということだ。」
ギャレン「だが…この力は再現できないだろ！」
ギャレンはラウズアブゾーバーを展開して2枚のカードを取り出した。
『アブゾーブクイーン！』

『フュージョンジャック！』

そしてギャレンはジャックフォームに変身した。
トライアルE「それがジャックフォームか。ハアッ！」
ギャレン「だったらどうした！ハアッ！」
トライアルEの銃撃を羽を展開させてかわしたギャレンジャックフォームは空中から銃撃を放った。
トライアルE「グハッ！」
ギャレン「まだまだ！ハアッ！」
そして剣を装着したギャレンラウザーによる連続斬撃をトライアルEに放つと体から火花を放ちながら吹き飛んだ。
トライアルE「グハッ…ハアハア…た、橘…」
ギャレン「今度こそ終わりだ！」
『バレット！』

『ラピッド！』

『ファイア！』

『バーニングショット！』
ギャレン「これで終わりだ！ハアーッ！」 
トライアルE「ウワーッ」
そして再び羽根を展開させたギャレンは空を舞い、空中から必殺技であるバーニングショットを放つとそれを食らったトライアルEは大爆発を巻き起こした。
ギャレン「やったか？ん？」
するとまたもや大爆発の中からトライアルEが出てくるとギャレンは驚いた。
トライアルE「バーニングショット。理解した」
そしてトライアルEはライフルに何かのコードを入力した。
『バーニングショット』
トライアルE「ハアーッ！」
ギャレン「ウワーッ！」
トライアルEのバーニングショットを食らったギャレンジャックフォームは地上に落下して変身を解除した。
橘「ハアハア…トライアルE…貴様！グハッ！」
そして倒れている橘を金色のジョーカーが踏みつけた。
？「やっとアンデッドを解放できるわ。ありがとう、ギャレン！」
橘「なんだ、お前は…」
ゴールドジョーカー「私はゴールドジョーカー。あなたのアンデッドを解放させてもらうわ。」
『リリース』
そう告げてゴールドジョーカーはカテゴリー7から10のアンデッドを解放した。
ゴールドジョーカー「最後は彼よ。」
橘「やめろ！」
『リリース』
そしてゴールドジョーカーはカテゴリーJのカードを解放した。

伊坂「久しぶりだな、橘。」
橘「伊坂！」
伊坂「知っているか？橘。貴様が愛した女に妹がいた事を。」
橘「な、何？」
伊坂「今度はそいつを消してやるから楽しみにしていろ。またな、橘！」
そう告げて伊坂は開放されたアンデッドとゴールドジョーカーと共に姿を消したのだった。
橘「小夜子に…妹だと？」
to be continued…