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仮面ライダーゼロワン~アーククライシス第1章~第2話「飛電或人を捜索していた仮面ライダーサウザーこと天津垓の目の前に姿を現したのはあのザイアの関係者だった!」

前回のあらすじ 突如としてこの世界に悪意を再びラーニングして復活を果たした人工衛星アーク。そして仮面ライダーバルカンこと不破諫の体を借りてアークドライバーゼロを装着したアークは仮面ライダーアークゼロとして再び行動を開始したのだった。そんな中、或人の秘書であるヒューマギアのイズ、仮面ライダーバルキリーこと刃唯阿、仮面ライダー滅こと滅、仮面ライダー雷こと雷、仮面ライダー亡こと亡は仮面ライダー滅亡迅雷との戦いの後、行方不明になっていた不破を探していた。そんな中、何かしらの気配を感じ取った滅が公演を歩いていると木に寄りかかって倒れている所を発見した滅が不破を保護し滅亡迅雷.netのアジトへと連れて行くのだった。そして、目を覚ました不破はかつてのように滅に敵意を見せていたがそこに現れたもう1人の不破が姿を現し、仮面ライダーアークゼロに変身したために不破もまた仮面ライダーランペイジバルカンに変身して戦いを挑み、アークゼロを追い詰めたのだった。そして地球を絶体絶命の危機に追い詰めた最強の敵であるアークゼロを撤退させたことに少しだけホッとしていた不破と滅の目の前に突如として空から眩い光と共に宇宙からたった今、アーク討伐のために地球に仮面ライダーゼロワンこと飛電或人が帰ってきたのだった。

垓「唯阿、アークの反応はあったか?」

唯阿「いや、まだ反応はない。それよりも不破はどこに行ったんだ?まさか、本当に…」

一方、垓と唯阿は、アークの反応を探しながらも不破の捜索を続けていた。そんな中、一向に見つからない不破に対して唯阿は最悪の結末を考えてしまうのだった。
垓「唯阿、そんな最悪の結末は考えない方がいい。」
唯阿「何故だ!もしも…もしもの事が不破にあってもお前はそうやって真顔を貫くつもりだと言うのなら天津垓、お前から消してやる!」
しかし、垓は不破は必ず生きていると信じているからこそ唯阿が言おうとしていた最悪の結末を話させようとしなかったが、その事にすら怒りを覚えていた唯阿はエイムズショットライザーを垓に向けて以前のような敵意の眼差しを向けてしまうのだった。
垓「どうせ君の事だ。不破諫は死んだとても思っているんだろう?」
唯阿「当たり前だ!ここまで探しても見つからないんだ!最悪、そんなことがあったって今の不破ならおかしくないはずだ!」
垓「有り得ないな。1000%有り得ない!ただではやられそうにないあの男が滅亡迅雷に倒された上に死ぬなど絶対に有り得ないし、私は認めない!だからこうして不破を探しているんじゃないのか?唯阿。」
唯阿「しかし…」
垓「それに彼が滅亡迅雷を倒したから世界は救われたのに英雄である彼は行方不明となり代わりにアークや滅亡迅雷.netまでもが復活した。これはどう考えても不破諫のせいではない。不破諫の姿をコピーしてこの世界にアークを呼び戻した存在がいるという訳だ。」
唯阿「まさか、あいつが!」
垓「ああ。アズだったら今回の出来事を引き起こせるというわけだ。」
そんな話をしている垓と唯阿の背後に謎の人物が近付いていたのだった。
?「さすがは天津垓。この私が見込んだだけはあるな。」
垓「お前はリオン=アークランド!何故お前がここにいる?お前は仮面ライダー滅亡迅雷に倒されたんじゃなかったのか!」
リオン「ハハハ!確かに私はあの訳の分からない仮面ライダーに倒されて死んださ!しかし、アークの力でこの世界に復活したんだよ!ハーハッハッハ!」


唯阿「この人って確か…」
垓「リオン=アークランド。ザイア本社のCEOさ。」
唯阿「しかし、なぜ生きている?奴は滅亡迅雷に倒されたんじゃなかったのか?」
垓「ああ。だが復活したらしい。アークの力を利用してな!」
リオン「天津垓!ザイアエンタープライズのCEOの権限を利用して貴様を倒す!」
垓「なんだと!」
唯阿「貴様!どういうつもりだ!」
突如としてこの世界に復活を遂げたリオン=アークランドが垓を倒す事を宣言した事に怒りを爆発させた唯阿を制した垓はこう告げたのだった。
垓「逃げろ、唯阿。こいつは私が止める!」
唯阿「しかし…もしも貴方がやられれば…」
垓「案ずるな。私はこんな奴に負けるつもりは無い!奥の手は3つ目のアークの力を使うまでだ。」
唯阿「やめろ!それではまたあの時の二の舞だぞ!」
垓「心配はいらないよ、唯阿。必ず私はあいつを倒して不破諫を探す!だから君は早く先にいけ!元上司の命令をたまには聞いたらどうだ!」
唯阿「分かった。死ぬなよ、天津垓!」
垓「ああ。君もな、刃唯阿。」
そして垓の言葉に頷いて走り出した唯阿を見送った後、垓はゆっくりとリオンの目の前に立ち塞がった。
垓「さあ、かかって来い!」
リオン「後悔するなよ、天津垓!」
そう告げるとリオンは腰にザイアサウザンドライバーを装着した。
『ザイアサウザンドライバー!』
『ゼツメツ!Evolution!』
『ミリタリーホーン!』
リオン「変身!」
『パーフェクトライズ!Whenthefiveweaponscross,theJETBLACKsoldierZAIAisborn.』
『“I amthepresident”.』
ザイア「PresentedbyZAIA……」


ザイア「これこそZAIAテクノロジーの全て、アークの力で蘇った仮面ライダーザイアだ!」
垓「ふざけるな!私こそZAIAのテクノロジーを使うにふさわしい!あんたは永久追放だ!リオン=アークランド!」
そして、仮面ライダーザイアに変身したリオンに対してこう告げた垓は腰にザイアサウザンドライバーを装着したのだった。
『ザイアサウザンドライバー!』
『ゼツメツ!Evolution!』
『ブレイクホーン!』
垓「変身!」
『パーフェクトライズ!Whenthefivehornscross,thegoldensoldierTHOUSERisborn.』
『Presentedby“ZAIA”』


サウザー「さあ、かかってこい!」
ザイア「ぶちのめしてやる!」
そして、遂に向かい合ったサウザーとザイアはお互いに向かって一直線に走り出した。
サウザー「くらえ!ハアッ!」
ザイア「甘いな!ハアッ!」
そしてサウザーの強烈なパンチをかわしたザイアが逆にパンチとキックの連続攻撃を叩き込み、サウザーを地面に倒れ込ませるのだった。
『サウザンドジャッカー!』
サウザー「なめやがって!ハアッ!」
ザイア「グハッ!まだまだですよ、ハアッ!」
そしてサウザンドジャッカーを召喚したサウザーによる連続斬撃をくらったザイアだったが再び連続打撃をくらわせたことでサウザーは再び吹き飛ばされた上に地面を転がってしまうのだった。
サウザー「だったらこの力を使うしかない!飛電或人、君のプログライズキーのテクノロジーを頂くぞ!」
ザイア「何をする気だ?」
そんなザイアの言葉に返事もせず地面にフレイミングタイガープログライズキーを地面に置いたサウザーはサウザンドジャッカーをくっつけることでテクノロジーを吸収したのだった。
『ジャックライズ!』
サウザー「これで終わりだ!ハアッ!」
『ジャッキングブレイク!』
そして、サウザーはフレイミンクタイガーの力を借りて地面に突き刺して火柱を立てた上で炎の斬撃を放ったものの全てをかわしてサウザーの目の前に立ちはだかったザイアはサウザンドジャッカーを掴むのだった。
サウザー「何、私のテクノロジーが!」
ザイア「サウザンドジャッカーなどなくてもお前の力は吸い取れるんだよ!くらえ!」
そしてサウザンドジャッカーからフレイミングタイガーの力を吸収したザイアは炎を纏った強烈なパンチを繰り出すのだった。
サウザー「グハッ!ま、まさかザイアにそんな力があったとは!だが、まだだ!」
そう告げるとサウザーはフライングファルコンプログライズキーからテクノロジーを吸収したのだった。
『ジャックライズ!』
サウザー「こいつをくらえ!ハアッ!」
『ジャッキングブレイク!』
そしてザイアに向けてフライングファルコンのライダモデルを放ったサウザーだったが、ザイアは再びジャンプでかわすと共に一瞬で再びサウザンドジャッカーを掴んでフライングファルコンのテクノロジーを吸収するとファルコンのエネルギーを纏ったパンチを繰り出すのだった。
ザイア「言っただろ?私の前ではその力は無駄だと!」
サウザー「クソッ!だったらこの力でとどめだ!」
そして、サウザーはアメイジングコーカサスプログライズキーを押し込む事で発動する強烈なキックを放つのだった。
『サウザンドディストラクション!』
サウザー「ハアッ!」
ザイア「だったらこちらもいこうか!」
そしてザイアもまたトリケラトプスゼツメライズキーを押し込む事で発動する強烈なキックを放つのだった。
『C!E!O!ディストラクション!』
ザイア「ハアッ!」
そしてお互いの強烈なキックがぶつかり合った事により発生した衝撃波によって大爆発が起きたことによりサウザーとザイアは変身を解除したのだった。
リオン「ハア、ハア。今回はこれで諦めてやる。だが次はあると思うなよ、天津垓!」
そう告げるとボロボロになりながらリオンは姿を消したのだった。
垓「なんとか撤退させることが出来たか…さて、唯阿の後を私も追うとしようか。」
そして垓もまたボロボロになりながらも唯阿を追いかけて歩き始めたのだった。




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