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仮面ライダーレジェンド第6話「ハンドレッドからの刺客、グロンギが遂に士と有美子にも迫る!」

前回のあらすじ
俺の名は関〇〇、仮面ライダーレジェンドだ。俺は姉であるゆみ姉こと関有美子、親代わりの仮面ライダーネオディケイドこと門矢士と共に暮らしている。ハンドレッドの次なる計画、それは俺と士さんをライダーの世界から抹殺するために歴代ダークライダーの力を使う事だった。そして休みに同級生の谷口愛李と出掛ける約束をしていた俺は愛李がオーロラカーテンから出てきたグロンギのゴ・ジャーザ・ギからの襲撃を受けたために助けて欲しいという愛李からの連絡を受けた俺はマシンレジェンダーに乗って現場に向かうとゴ・ジャーザ・ギ俊敏体の槍が愛李に向かって振り下ろされようとしているのを見た俺は愛李を救出すると共にレジェンドライバーを腰に装着して仮面ライダーレジェンドに変身した。しかしゴ・ジャーザ・ギ俊敏体の攻撃に苦戦していた俺は愛李をかばいながら戦う事が精一杯だった。そして愛李を狙おうとしたゴ・ジャーザ・ギ俊敏体に対してゴージャスアタックライドレジェンドを放つが、それすらも受け止めて吹き飛ばした次の瞬間、トライチェイサー2000の轟音と共に仮面ライダークウガこと五代雄介さんが助けに現れたのだった。そして雄介さんは仮面ライダークウガマイティフォームに変身してゴ・ジャーザ・ギ俊敏体を格闘攻撃で追い詰めた後でドラゴンフォームに超変身すると共にドラゴンロッドによる攻撃からスプラッシュドラゴンを放ち、封印エネルギーを流し込むもそれを破壊したゴ・ジャーザ・ギ俊敏体は剛力体に姿を変えた。それを見たクウガもまたタイタンフォームに変身した。そしてタイタンフォームとゴ・ジャーザ・ギ剛力体の斬り合いの中で電撃エネルギーを溜め込み、ライジングタイタンフォームに超変身したクウガの時間稼ぎをするために俺もゴージャスクウガに変身してゴ・ジャーザ・ギ剛力体に強烈な攻撃と共にゴージャスアタックライドクウガを放ち、最後はライジングタイタンフォームが必殺技であるダブルライジングカラミティタイタンでゴ・ジャーザ・ギ剛力体を倒し、雄介さんは復活したグロンギを倒すために俺に協力する事を約束したのだった。一方その光景を見ていたハンドレッドの新たなリーダーであるベータは士さんとゆみ姉に次なるグロンギの刺客を送り込む事にしたのだった。

〇〇「愛李、大丈夫だったか?」
愛李「うん、大丈夫だよ。」

〇〇「本当によかった。遅くなって本当に悪かったよ、愛李。」
愛李「もう大丈夫だって!心配し過ぎだから!」
そう告げて笑う愛李の頭を撫でながら歩く〇〇を遠くから見ていた雄介は微笑んでいたのだった。
雄介「〇〇君は偉いね。彼女さんのために一生懸命戦ってるんだから。」

〇〇「か、彼女じゃないですよ、雄介さん!」
愛李「そ、そうですよ。ただの友達ですから。」
そしてマシンレジェンダーを押しながら先に進む〇〇を見ながら何かを考えている愛李を見た雄介はそっと声をかけた。
雄介「愛李ちゃん。」
愛李「は、はい。どうかしましたか?」
雄介「〇〇君の事、気になるんだろ?」
愛李「ま、まあ…気にはなりますね…。」
雄介「ならアタックしなきゃ!」
愛李「でもあいつ…反応しますかね。」
雄介「大丈夫!きっと〇〇君は愛李ちゃんが一生懸命アタックしたらきっと答えてくれるよ。だから大丈夫!👍」
愛李「ありがとうございます。」
そして雄介のアドバイスに励まされた愛李が〇〇の元に走っていくのを見た雄介は独り言のように呟いた。
雄介「うんうん、この感じ。青春だな〜!」
そして雄介が〇〇達と士が居る関家に向かっていたその頃、有美子と士は近くのスーパーに夕食の買い出しに来ていた。
有美子「士さん、今日は〇〇がお友達を連れてくるみたいなので少し豪華にしようと思ってるんよ。」

士「そうだな。それにしてもあいつにも彼女が出来たのか。親代わりとしてもなんか嬉しいよ。」

有美子「いや、でもまだ彼女と決まった訳じゃないけん。勝手に話を進めたらさすがにあの子も勘違いだって言うんじゃないかな?」
士「そうか。勝手な憶測で物を言うなとはよく言うがまさにこの事かもしれないな。」
有美子「そうやね。私もあまり聞かないようにしとるっちゃけど。」
士「そうだったんだな。なら俺も聞かないことにするよ。」
そして仲良く買い物をした士と有美子はスーパーから出て帰ろうとしていた。
有美子「いっぱい買っちゃいましたね、士さん。」
士「そうだな。たまにはあいつにも贅沢させたいなと思ったら肉を買っちまったからな。」
有美子「フフ、そうやね。〇〇も喜んでくれると思うんよね。」
士「そうだな。」
そして家に帰ろうとした矢先、2人の背後から悲鳴と共に人々が逃げ惑うのだった。
人々「逃げろ!早く逃げろ!」
士「まさか、ハンドレッドか!」
有美子「行ってみましょう、士さん!」
士「ああ。」
そして士と有美子が逃げ惑う人々とは逆の方向に走り出すとそこには1人の男がいた。
士「お前は!」
ゴ・バベル・ダ人間体「見つけたぞ、ディケイド!」

士「グロンギ…なぜお前らが…まさかハンドレッドの仕業か…」
ゴ・バベル・ダ人間体「だったらなんだ!覚悟しろ、ディケイド!」

そしてゴ・バベル・ダ人間体は怪人の姿であるゴ・バベル・ダ格闘体へと姿を変えた。
士「仕方ない。アイツらがお前をこの世界に呼び出したなら…俺がお前を倒す!有美子、下がってろ。」
有美子「うん。」
そして士は有美子を逃がすと懐からネオディケイドライバーを腰に装着した。
『ネオディケイドライバー!』

『カメンライド!』
士「変身!」
『ディケイド!』

そして士は仮面ライダーネオディケイドに変身するとゆっくりとゴ・バベル・ダ格闘体の目の前に立ち塞がった。
ネオディケイド「悪いな。俺も昔、お前と戦ってから守らなきゃいけないものも出来たんだ。だから…負ける訳にはいかない!」
ネオディケイドはゴ・バベル・ダ格闘体にパンチを繰り出すがそれを受け止めたゴ・バベル・ダ格闘体はメリケンサックのような爪で連続パンチを繰り出すのだった。
ネオディケイド「グハッ!」
ゴ・バベル・ダ格闘体「守らなければいけないものか。悪いが俺はそんな物を壊してまででもディケイド、お前を倒す!ハアッ!」
そしてゴ・バベル・ダ格闘体は再びメリケンサックのような爪による連続パンチを繰り出すとそれを避けきれなかったネオディケイドは地面を転がるのだった。
ネオディケイド「ハア、ハア。なめやがって!だがおかしい、こいつは本当に前にクウガの世界で倒したグロンギなのか?」
そんなことを考えているネオディケイドの前にゆっくりと立ち塞がったゴ・バベル・ダ格闘体は再びメリケンサックのような爪で殴り掛かるがネオディケイドはなんとかライドブッカーソードモードで受け止めた。
『アタックライド!スラッシュ!』
ゴ・バベル・ダ格闘体「な、なんだと?」
ネオディケイド「これではっきりした。お前は昔、俺が倒したグロンギじゃない。お前は五代雄介と戦った世界から来たグロンギだってな!ハアッ!タアッ!」
ゴ・バベル・ダ格闘体「グハッ!やるな、ディケイド!」
そしてネオディケイドはライドブッカーソードモードによる連続斬撃でゴ・バベル・ダ格闘体を吹き飛ばしたのだった。
ネオディケイド「どこで俺の名を聞いたか知らないが…お前を止めるにはこの力を使うしかない!」
そしてネオディケイドはカメンライドクウガのカードを取り出した。

『カメンライド!クウガ!』

そしてネオディケイドはネオディケイドクウガに変身した。
ネオディケイドクウガ「よし、来い!」
ゴ・バベル・ダ格闘体「何?クウガだと?ふざけるな!ハアッ!」
そしてゴ・バベル・ダ格闘体はメリケンサックのような爪による連続パンチを放つがそれを回避したネオディケイドクウガは逆に連続パンチを叩き込むのだった。
ネオディケイドクウガ「言ったろ?お前を倒すためにこの力を使うってな!ハアッ!タアッ!」
ゴ・バベル・ダ格闘体「グハッ!中々やるな、ディケイド!だが、まだだ!」
そしてゴ・バベル・ダ格闘体はメリケンサックのような爪で強烈なパンチを繰り出すがその攻撃を回避したネオディケイドクウガは左右の拳に炎を纏わせると強烈なパンチを連続で放ち、ゴ・バベル・ダ格闘体を吹き飛ばした。
ゴ・バベル・ダ格闘体「ディケイド、ここからが本番だ!」

そして胸の装飾をハンマーに変えたゴ・バベル・ダは剛力体へと変化した。
ゴ・バベル・ダ剛力体「覚悟しろ、ディケイド!ハアッ!」
ネオディケイドクウガ「グハッ!」
ゴ・バベル・ダ剛力体のハンマーによる強烈な攻撃を受けたネオディケイドクウガは吹き飛ばされた。
ネオディケイドクウガ「舐めやがって…ハアッ!」
ゴ・バベル・ダ剛力体「甘い!ハアッ!」
ネオディケイドクウガのパンチとキックのハンマーで受け止めたゴ・バベル・ダ剛力体はそのままハンマーによる強烈な一撃でネオディケイドクウガは地面を転がるのだった。
ネオディケイドクウガ「グハッ!ハア、ハア。」
ゴ・バベル・ダ剛力体「これで終わりだ!」
そしてゴ・バベル・ダ剛力体が振り下ろしたハンマーを交わしたネオディケイドクウガは立ち上がるとフォームライドクウガタイタンのカードを取り出した。

『フォームライド!クウガ!タイタン!』

そしてネオディケイドクウガはネオディケイドクウガタイタンフォームに姿を変えた。
ゴ・バベル・ダ剛力体「俺の真似をしやがって!舐めるな!」
そして怒りを身に宿したゴ・バベル・ダ剛力体のハンマーによる強烈な一撃をタイタンソードで受け止めたネオディケイドクウガはタイタンソードによる強烈な斬撃を繰り出した。
ネオディケイドクウガ「言っただろ?お前を倒すってな!ハアッ!タアッ!」
ゴ・バベル・ダ剛力体「グハッ!」
そして追撃の要領でタイタンソードによる連続斬撃を放ち、それを喰らったゴ・バベル・ダ剛力体は地面を転がるのだった。
ゴ・バベル・ダ剛力体「これで終わりだと思うな!ハアッ!」
そしてゴ・バベル・ダ剛力体のハンマーによる強烈な斬撃をかわしたネオディケイドクウガはタイタンソードによる強烈な一撃を放った。
ネオディケイドクウガ「お前の攻撃は見切った!ハアッ!」
ゴ・バベル・ダ剛力体「グハッ!」
ネオディケイドクウガ「こいつで終わりだ!」

『ファイナルアタックライド!ク・ク・ク・クウガ!』
ネオディケイドクウガ「テヤーッ!」
タイタンソードによる強烈な一撃でゴ・バベル・ダ剛力体を吹き飛ばしたネオディケイドクウガは必殺技であるカラミティタイタンを放ったがその一撃をゴ・バベル・ダ剛力体はハンマーで受け止めた。
ゴ・バベル・ダ剛力体「無駄だ!ハアッ!」
ネオディケイド「ウワーッ!」
ゴ・バベル・ダ剛力体のハンマーによる強烈な一撃を喰らったネオディケイドクウガはネオディケイドに戻るのだった。
ネオディケイド「ハア…ハア」
ゴ・バベル・ダ剛力体「終わりだ、ディケイド!」
そしてゆっくりとネオディケイドに近付いたゴ・バベル・ダ剛力体はハンマーを振り下ろしたがネオディケイドはその一撃をライドブッカーソードモードで受け止めたのだった。
ネオディケイド「悪いな。俺はこんな所で…消える訳にはいかないんだよ!」
そしてゴ・バベル・ダ剛力体のハンマーを弾き返したネオディケイドはライドブッカーソードモードによる連続斬撃から回し蹴りでゴ・バベル・ダ剛力体を吹き飛ばした。
ネオディケイド「本当にこいつで終わりだ!」

『ファイナルアタックライド!ディ・ディ・ディ・ディケイド!』
ネオディケイド「テヤーッ!」
ゴ・バベル・ダ剛力体「ウワーッ!」
ネオディケイドは必殺技であるディメンションスラッシュを放ち、その一撃を受けたゴ・バベル・ダ剛力体は爆散した。
士「ハア、ハア。なんとか…なったか…」
有美子「士さん!」
戦いにかなりの力を使ったからか左手の消滅が原因かは分からないがフラついた士を有美子は支えた。
有美子「大丈夫ですか?士さん。」 
士「ああ…なんとかな…」
有美子「士さんがこんなにボロボロになるまで追い詰められるなんて…〇〇は大丈夫かな?」
士「あいつは大丈夫さ。こんな所でやられる訳はないからな。」
有美子「そうですよね。きっと…〇〇なら大丈夫。」
そして士と有美子はゆっくりと家に向かって歩き出した。一方その光景を見ていたハンドレッドのリーダーであるベータは怒りを爆発させた。
ベータ「ゴ・ジャーザ・ギだけではなくゴ・バベル・ダまでも簡単に倒された!何がゴ最強三人衆だ!ふざけるな!さあ、次は…関〇〇…お前の学校を破壊してやる!ハハハ!ハーッハッハッハッ!」
こうして次の標的を決めたベータは高笑いをしていたが〇〇が通う高校にはレジェンド以外にもう1人仮面ライダーがいることなどベータは知る由もなかった。
to be continued…







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