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仮面ライダードライブ~エピソードオブ櫻坂~第4話「何故、仮面ライダー4号は味方になったのか」

前回のあらすじ
仮面ライダー3号こと黒井響一郎はショッカーロボの破壊による記憶改変の影響から自身が仮面ライダーである記憶を失ったはずだった。しかし、レーサーとして活躍していた黒井は人々が泣き叫ぶ姿やショッカーに襲われる姿を見た瞬間、自身が仮面ライダー3号としてショッカーと戦っていた事を思い出すと腰にタイフーンが現れ、黒井は再び仮面ライダー3号としてショッカーと戦うことを誓うとそれを聞いて怒りを爆発させたチーターカタツムリの襲撃にあい、それを回避した黒井は仮面ライダー3号に変身してチーターカタツムリの目の前に立ちはだかった。そして、3号はチーターカタツムリを相手に1号、2号の幻影を重ねながらライダーチョップ、ライダーパンチ、ライダーキックの連続攻撃でチーターカタツムリを追い詰めた。そして、チーターカタツムリが撤退する姿を見た3号は黒井の姿に戻り、再びショッカー退治に動き出すのだった。一方、アリマンモスは何処かで聞いたような仮面ライダー4号こと大道勝美の目の前に立ちはだかるのだった。

アリマンモス「アリアリアリアリマンモース!」

大道「現れたな、アリマンモス!」
アリマンモス「お前、本当に仮面ライダー4号なのか?」
大道「そうだぜ?俺は仮面ライダー4号、大道勝美だ。」
アリマンモス「アリアリアリアリマンモース!」
アリマンモスは目の前にいる大道勝美が仮面ライダー4号である事に納得していないのか襲撃をした。
大道「危ないな…。何が納得出来ないか知らないけど俺が4号なんだよ!」
アリマンモス「ふざけるな!4号のテクノロジーは我々ショッカーの物だ!なんでお前みたいな変な男が4号なんだ!」
大道「だったら教えてやるよ。なんでおれがショッカーの手先ではなく人間を守るために仮面ライダー4号になったのか。」
そして大道は遂に何故自身が仮面ライダー4号になったのかを明かすのだった。
大道「確かにお前らが言うように仮面ライダー4号のテクノロジーはショッカーの物だった。しかし、それは歴史改変マシンが破壊される前までの話だ。仮面ライダーファイズ…乾巧がショッカー大首領もろとも歴史改変マシンを破壊してからは全てが変わった。」
アリマンモス「アリ~?どういう意味だ?」
大道「俺は元々普通の航空パイロットだった。だがある日、俺が乗っていたヘリコプターをお前らショッカーが…なんの理由もなく攻撃をして墜落させた。」
アリマンモス「アリアリアリ~。お前、あの時のパイロットか!」
大道「何がおかしい?」
アリマンモス「アリアリアリ~。我々ショッカーの世界征服の邪魔をするから貴様のような普通の男が我々の攻撃を受けるのだ!アリアリアリアリ~マンモース!」
大道「だがその時さ。俺をショッカーの攻撃によって爆発寸前だったヘリから助けてくれた男に俺は改造手術を頼んだ。」
アリマンモス「アリ~?そ、そいつはまさか!?」
大道「ああ。お前らが驚くのも無理はない。俺を助けた人物こそ仮面ライダー3号…黒井響一郎だからな!」

回想
3号「大丈夫か?」

大道「あ、ああ。大丈夫だ。」
3号「なら早く逃げろ。お前はショッカーに狙われている。」
大道「待ってくれ、あんたの名前は?」
黒井「俺は黒井響一郎。またの名を仮面ライダー3号だ。」

大道「あんたは…たった一人でショッカーと戦っているのか?」
黒井「ああ、それがどうした。」
大道「頼む。俺もあんたみたいに仮面ライダーとして戦いたい。俺にも力をくれ!」
黒井「言っておくが…仮面ライダーの力は復讐のために使うものではない。」
大道「分かってる!俺も黒井さん、あんたみたいに人々を守るために戦いたい。俺の目の前で助けれるはずだった仲間をショッカーに殺された。もう…もう目の前で…誰かが死ぬのは見たくないんだ!」
黒井「分かった。ならば…俺が出来る限りの方法でお前を仮面ライダーに改造してやる。お前、名前は?」
大道「大道…大道勝美だ。」
黒井「なら…大道、君を仮面ライダー4号への改造手術を始めよう。」

大道「こうして俺は正義の味方、仮面ライダー4号となり愛機、スカイサイクロンを手に入れたんだ。お前らショッカーを…いやノバショッカーも壊滅させて大首領も完膚なきまでに叩き潰す。そのためにこの力を手に入れたんだ!」
その話を聞いたアリマンモスはその身に怒りを宿していたのだった。
アリマンモス「アリアリアリアリ~マンモス!だったら貴様をこのアリマンモスが叩き潰してやるわ!」
そしてアリマンモスは大道に襲いかかるがその攻撃をかわして腰にタイフーンを装着した。
大道「ライダー…変身!トォッ!」

そして大道は仮面ライダー4号に変身した。
4号「来い、アリマンモス!」
アリマンモス「アリアリアリアリ~マンモス!」
そしてアリマンモスは首元から伸びた黄金色の2本の牙を用いた突進攻撃を繰り出すが、その一撃を4号は受け止めた。
4号「甘いな…ハアッ!タアッ!」
4号はアリマンモスに対してパンチとキックのコンビネーションでダメージを与えていく。
アリマンモス「アリアリアリ~マンモス!」
4号「ウワーッ!」
アリマンモスは威力の高い黄色い色をした破壊光弾を至近距離で放ち、4号は吹き飛ばされた。
4号「忘れてたぜ…お前の破壊光弾を!」
アリマンモス「アリアリアリ~!俺の攻撃を忘れているとはな!覚悟しろ!」
そしてアリマンモスは再び破壊光弾を放ち、4号を吹き飛ばした。
4号「グハッ!貴様…」
アリマンモス「アリアリアリ~マンモス!」
4号「ウワーッ!」
アリマンモスは吹き飛ばされた4号に突進攻撃を放ち、壁に叩きつけた。
4号「グハッ!」
アリマンモス「アリアリアリ~!いい気味だな、仮面ライダー4号!貴様を連れ去り大首領様の力で再びショッカーの手先にしてやるわ!」
4号「ハア…ハア。ふざけるな…誰が…お前らの…手先に…なんか…なるかよ…。」
アリマンモス「アリアリアリアリ~マンモス!」
そしてアリマンモスは至近距離で破壊光弾を放ち、大爆発を巻き起こしたが4号はその攻撃を寸前で回避していた。
アリマンモス「ア、アリ~?どこに行った?」
4号「俺はここだ!ハアッ!」
そしてジャンプで回避していた4号は急降下しながらアリマンモスに対して強烈なパンチを振り下ろした。
アリマンモス「アリ~!」
4号「次はこれだ!ハアッ!」
アリマンモス「アリ~!」
そして着地した4号はその勢いで強烈な回し蹴りをアリマンモスに放ち、アリマンモスは地面を転がるのだった。
アリマンモス「ふざけるな。貴様、この攻撃を見切ったのか?」
4号「まあな。」
アリマンモス「許さん!アリアリアリ~マンモス!」
そしてアリマンモスは再び突進攻撃を放つが4号はその一撃を受け止めた。
4号「甘いな…お前のこの攻撃だけは食らう訳にはいかん!ハアッ!タアッ!」
アリマンモスを4号は持ち上げてそのまま放り投げて地上に落下したタイミングで強烈な回し蹴りを叩き込んだ。
アリマンモス「アリアリ~」
4号「どうした?お前の得意な破壊光弾、撃ってみろ!」
アリマンモス「アリアリ~マンモス!お望み通り喰らえ!」 
そしてアリマンモスは破壊光弾を放ったがその瞬間4号は奥の手を繰り出した。
4号「撃て!スカイサイクロン!」
4号の声に反応するかのように姿を現したスカイサイクロンが両翼に装備された機銃とミサイルを放ち、アリマンモスは大爆発に巻き込まれて地面を転がるのだった。
アリマンモス「アリアリ~き、貴様!」
4号「どうだ?俺の奥の手は!」
アリマンモス「貴様…アリアリ~」
そしてアリマンモスは突進攻撃を繰り出すが、4号は右手を緑色に発光させて走り出した。
4号「ライダーパンチ!」
アリマンモス「アリアリ~!」
そして4号はアリマンモスに対してライダーパンチを放ち、アリマンモスを吹き飛ばした。
アリマンモス「アリアリアリ~くたばれ!」
立ち上がったアリマンモスは破壊光弾を4号に向けて放つが、4号は右足を緑色に発光させて走り出した。
4号「ライダーキック!」
アリマンモス「アリ~!」
4号はアリマンモスにライダーキックを放ち、その一撃を喰らったアリマンモスは地面を転がるのだった。
4号「どうだ?アリマンモス!」
アリマンモス「今日はこの位にしてやる!次は必ず貴様を倒すからな!アリアリ~」
そしてアリマンモスが撤退すると4号は変身を解除した。
大道「ハハハ…。さあ、ショッカーよ。踊れ…死神のパーティータイムだ!ん?なんで俺…こんな事を言ったんだ…。まあ、いっか。」
果たして彼の正体は…一体誰なのか?
to be continued…






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