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仮面ライダーセイバー~3人の配下と邪悪な龍~第1話「賢人の前に現れた父を名乗る男!」

よう!俺の名はデザスト。俺がなんでソードオブロゴスの部屋にいるのかって?そいつは簡単な話さ。この世界には聖剣を持つ剣士なんてこの世界には存在しないからさ。じゃあなんでこの世界には聖剣を持つ剣士がいないのか?そいつを語るには長くて壮大な話があったんだよ。まあ、最初の餌食になった人があの雷を使う剣士だったんだけどよ。まあ、あまり語るのもあれだから見てもらった方が良いかもしれないな!まあ、俺は着実に組みたくない奴らと聖剣の復活を目論んではいるんだけどな。じゃあ、後はお前らの目で見届けてくれ。

飛羽真「なあ、賢人。お前あの時、自分の彼女を倒して良かったのか?」
賢人「仕方なかったんだよ。あれがエターナルセイレーンの力であったこともそして8年間の記憶を失っていて俺や飛羽真と戦わなくても良かったということを。」
飛羽真「それで、今は?」
賢人「まあ、それなりに幸せかな?」
飛羽真「良かったな、賢人!」
また会ったな、デザストだ。ここはファンタスティックかみやま。まあ、お前らに説明するまでもないよな、仮面ライダーセイバーこと神山飛羽真が小説を書くための店みたいなもんだ。まあ、俺は入ったことがないから正直何がなんだか分からないんだけどな。そして、そこに厄介な水の剣士と変な女がやって来たんだ。
芽依「飛羽真!帰って来たよ!」
倫太郎「なんだ、賢人君も来てたんですね!」
賢人「なんだ、2人してデートか?」
飛羽真「良いね、良いね!やっと前に進んだんだね、芽依ちゃんも倫太郎も!」
倫太郎「あ、いえそんなわけではないんです。」
芽依「ちょっと倫太郎!どういうことよ!さっき言ってたじゃん、芽依さんとのデート楽しいですねって!」
飛羽真「ほら、倫太郎!芽依ちゃんはそう思ってたんだって!」
倫太郎「それはそうかもしれませんが…そうだ、思い出しました!賢人のお父さんを街で見かけたんですよ!」
賢人「え?」
飛羽真「賢人のお父さんって確か。」
賢人「ああ。先代のセイバーである上條大地との戦いで命を落としたはずなのに。いや、そんなわけない!倫太郎の勘違いだよ!」
倫太郎「勘違いではないですよ!だって僕と芽依さん、その人に声をかけられたんですよ?富加宮賢人を知りませんか?って。そうですよね?芽依さん?」
芽依「知らない!」
飛羽真「本人だろうとそうじゃなかろうと会ってきたらどうだ?賢人。」
賢人「そうか?」
飛羽真「ああ。」
賢人「分かった、行ってくるよ!」
あ~あ。そうやって雷の剣士がこの店を出ていったことが引き金となって古の書物から最悪の強敵が生まれることなんて知るよしもなかったんだろうな。それから街に出た雷の剣士は、一瞬で自分の父親と瓜二つの男に遭遇したんだよ。
賢人「父さんなの?」
隼人「久し振りだな、賢人。」
賢人「何でだよ。」
隼人「何がだ?」
賢人「なんで父さんが普通に生きてるんだよ?」
隼人「なんだよ、父さんが生きてちゃ悪いのかよ?」
賢人「いや、そうは言ってないけどさ。でも、今までどこにいたんだよ?父さん!」
隼人「さあな。気が付いたらこの世界にいたんだよ。」
賢人「どうやって無事だったのかが一番気になるんだよ、あの時父さんは上條大地に倒されたはずだろ?」
隼人「俺にも分からないんだよ。なんで上條に斬られたはずの俺が今でもピンピンしているのかと言う理由がな。だが、1つだけやらなきゃいけないことがあることを思い出したんだよ。」
賢人「なんだよ、父さん?」
隼人「賢人、お前の聖剣を封印する!」
賢人「何言ってるんだよ、父さん!まだ悪意に操られているのかよ!俺はあんたの助言のお陰で復活して雷鳴剣黄雷を取り戻すことが出来たんだぞ!そんなあんたがなんで俺の雷鳴剣を封印するなんて言うんだよ!まさか、カリバーの力をまたソフィアさんから取り戻そうとして脅してるんだろ!」
隼人「別にソフィアからカリバーを取り返さなくても俺は既にカリバーを上回る力をある方から頂いているんだからな!」
賢人「何だと?」
そして、富加宮隼人は懐から聖剣ソードライバーを取り出して腰に装着したのだった。そして、左手には謎のドラゴンのワンダーライドブックを持っていたのだった。
『エターナルドラゴン!かつて、永遠を求めて世界を旅した神獣がいた』
隼人「変身!」
『永遠抜刀!エターナルドラゴン!永遠の竜と永遠剣不滅が交わる時、剣士の運命を変える!』
そして、隼人は仮面ライダーフューチャーへと姿を変えたのだった。
フューチャー「さあ、賢人!父を越えてみせろ!」
賢人「父さん、あんたを止めてやる!」
そして、腰に同じく聖剣ソードライバーをそうちゃくすると共にランプドアランジーナワンダーライドブックを起動するのだった。
『ランプドアランジーナ!とある異国の地に、古から伝わる不思議な力を持つランプがあった…』
賢人「変身!」
『黄雷抜刀!ランプドアランジーナ!黄雷一冊!ランプの精と雷鳴剣黄雷が交わる時、稲妻の剣が光り輝く!』
そして、賢人は雷の剣士こと仮面ライダーエスパーダに変身したのだった。今、ここに壮大なる親子喧嘩が始まるのだった。

フューチャー「どうした?賢人、お前の力はこんなもんか!」
エスパーダ「たとえ父さんだとしても俺をバカにすることは許さない!」
お互いの聖剣の鍔迫り合いに競り負けると連続攻撃を食らって地面に倒れ込んだエスパーダは立ち上がると共に雷鳴剣をフェンシングのように突き刺すと共に目にも止まらぬ連続攻撃で逆にフューチャーを追い詰めていくのだった。しかし、それでも賢人の父親を名乗るだけあり、エスパーダの連続攻撃を途中から見切り始めたフューチャーは、カウンターの斬撃を繰り出すのだった。
フューチャー「終わりだ、賢人!」
『永遠抜刀!不滅一冊斬り!』
フューチャー「フォーエバーブレイカー!」
エスパーダ「なら、俺だって!」
『必殺読破!黄雷抜刀!アランジーナ一冊斬り!サンダー!』
エスパーダ「トルエノ・デストローダ!」
エスパーダとフューチャーの必殺技がぶつかり合うも、爆炎の中を立っていたのはなんとフューチャーだった。そして、エスパーダは片膝をついてフューチャーを見上げていたのだった。
フューチャー「こんなものか?賢人。」
エスパーダ「まだだ、まだあんたに敗けたわけじゃない!」
そう叫んだエスパーダはニードルヘッジホッグワンダーライドブックを起動したのだった。
『ニードルヘッジホッグ!この弱肉強食の大自然で、幾千もの針を纏い生き抜く獣がいる…』
『黄雷抜刀!トゲ!トゲ!ランプドヘッジホッグ!黄雷二冊!キュキュッと擦ると現れた、その魔神への願いとは、チクチクの鎧だった!』
そして、ランプドヘッジホッグに姿を変えたエスパーダを見たフューチャーも新たなワンダーライドブックを起動したのだった。
『エターナルイーグル!かつて、自由を求めて世界を旅する鷲がいた!』
『永遠抜刀!不滅二冊!エターナルドラゴンイーグル!』
フューチャー「お前がワンダーライドブックを二冊使えるように俺だって二冊なんて簡単に使えるんだよ!」
そう告げると再び始まった鍔迫り合いだったが今度はなんとかエスパーダが押し切るのだった。
フューチャー「やるな、賢人。」
エスパーダ「まだまだこれからだよ、父さん!」
そう叫ぶと再び目にも止まらぬ雷を纏った連続攻撃を食らうものの漸くふらついたものの決して倒れることはなかったのだった。逆に銀色の炎を纏った永遠剣不滅から巻き起こされる突風攻撃を食らったエスパーダは一気に不利になってしまうのだった。
エスパーダ「父さんのその力、やっぱり飛羽真みたいだ。」
フューチャー「何を言っている?この力は私に与えられた私だけの力。あの炎の剣士だけのものではない!」
エスパーダ「やはり自覚してたんだな。」
フューチャー「何?」
エスパーダ「その力がセイバーに似ていたことを!」
フューチャー「だからなんだ?」
エスパーダ「カリバーの時に倒されたセイバーに似た力を借りるなんて見損なったぞ!」
フューチャー「黙れ!お前はここで倒す。終わりだ、賢人!」
『永遠抜刀!不滅二冊斬り!』
フューチャー「フォーエバーストライク!」
エスパーダ「なめるな!」
『必殺読破!ヘッジホッグ!アランジーナ!二冊斬り!サ・サ・サンダー!』
エスパーダ「トルエノ・ミル・ランザ!」
再びぶつかり合ったエスパーダとフューチャーの必殺技。しかし、今度は相討ちになったらしく二人とも地面に倒れたのだった。
フューチャー「はあ、はあ。これで終わりじゃないよな?賢人!」
エスパーダ「当たり前だ!」
『エターナルジャーニー!』
『トライケルベロス!』

よう、またまたデザストだ。あの時のあいつは自分の父親の背後についている最強の闇の力の事は考えていなかったんだな。今、これを見ているお前らにだけ教えといてやる、古の書物から復活した最強の闇の力を持ったやつはこの戦場に現れて雷の剣士は
…おっと!話しすぎちまったな。続きはまた次回ってことだ!じゃあな、お相手はデザストでした。ってなんで俺が閉めなきゃならないんだよ、タッセル出てこーい!



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