見出し画像

仮面ライダーギーツ~新たな始まり~第5話「黎明編Ⅲ:新たなる参加者である新世代のナーゴとパンクジャックがジャマト討伐に動き出す!」

前回のあらすじ皆さん、お久しぶりです!ナビゲーターのツムリです!前回は保乃さんと由依さんを守るために戦った仮面ライダータイクーンこと桜井景和様と仮面ライダーバッファこと吾妻道長様のお話をお送りしました。まさかベロバとケケラまで動いていたとは…さて、今回は新たな参加者が登場します!

ツムリ「ウィンさんと祢音さんが来たということは…新たな参加者が来たんですね?」

ウィン「まあな。それにいつまでもバッファとタイクーンの推しの話ばかりじゃツムちゃんも飽きちまうだろ?特にバッファの話なんてパンクの欠片もないんだからな!」

道長「はあ?お前は相変わらずだな。何がパンクだ!お前の推しとやらに前の世界でのお前の末路でも教えてやろうか!」

ウィン「残念だったな。あれは英寿の力で無効になったんだよ。なんせあいつ、神だからな。」
道長「ハッ、その神は今どこにいるんだ?」
ウィン「確か…自分の推しを説得するとか言ってたな。」
道長「ハッ、アイツらしいな…それでお前らが参加させたいって言うのは由依達を俺とタイクーンが助けるためにお前とナーゴが助けたという奴らか。」
弥音「そういう事!よく分かってんじゃん、道長!」

道長「なるほどな。」
景和「それでその子達はもう少ししたら来るんだよね?弥音ちゃん。」

弥音「そのはずなんだけど、ウィンさん!あの子達迷子とか?」
ウィン「いや、それは無い。俺たちは確実に地図を渡したんだからな。」
そう告げるウィンと弥音の声に答えるかのようにデザイア神殿の扉が開いた。
ツムリ「どうやら到着したみたいですね。ウィンさんと弥音様の後継者が!」
弥音「待ってたよ、天ちゃん!」
天「弥音さん!」

ウィン「Hey!ちょっと遅かったんじゃないか?夏鈴!」
夏鈴「あ、ウィンさん。実はちょっと緊張したら迷子になっちゃって…たまたま天ちゃんと合流できたのが唯一の救いでした。」

ツムリ「それでは弥音様、ウィンさん!天様と夏鈴様に力の継承を。」
弥音「分かりました!」
ウィン「OKだぜ、ツムちゃん!」
弥音「天ちゃん、貴方にならこの力を託してみてもいいと思うの!だから、はい!」
天「これは?」

弥音「ビートレイズバックル。この力でこの世界を生き残って!」
天「ありがとう、弥音ちゃん!私、頑張ります!」
ウィン「さあ、夏鈴!君にもこの力を託そう!君にならこの力を託してもいいと思ってるんだ。だから受け取れ!」
夏鈴「これは…」

ウィン「モンスターバックルだ!これで君にこの世界をロックに救って欲しい!」
夏鈴「わかりました。頑張ります、ウィンさん!」
ウィン「ああ!」
ツムリ「それでは天様と夏鈴様を戦場に転送します。2人とも300点を取れば由依様と保乃様に会えます。ご武運を!」
天「ありがとう、ツムリちゃん!」
夏鈴「うん! 」
そしてツムリの願いの力で戦場に向かった天と夏鈴を見届けたギロリとチラミの前にミハルがやってきた。
チラミ「ギロリ、あれで良かったの?」

ギロリ「ああ。これが俺の望む愛と平和のデザグラだからな。」

ミハル「何が愛と平和のデザグラだ。また勝手に女を戦場に送り込みやがって。」
ギロリ「またお前か、ミハル。」
ミハル「言ったはずだぞ、ギロリ。お前のデザグラは俺たちが終わらせる。」
チラミ「いつものおつきはどうしたの?おつきは!」
ミハル「あいつらなら今頃ジリオンドライバーの回収に行ったかもな。」
ギロリ「何だと!」
ミハル「おい、ギロリ。俺の元にヴィジョンドライバーが来るのは時間の問題だ。せいぜい残り少ないゲームマスター生活を楽しめ。またな!」
そう告げて姿を消したミハルにギロリは呟いた。
ギロリ「ミハル、お前はいつからそんな風になったんだ。お前だって俺と同じく愛と正義のために…平和のためのデザグラを目指していたのに…」
一方、その頃天と夏鈴は戦場に来ていた。
天「なあ、夏鈴?」
夏鈴「ん?」
天「本当に良かったん?デザグラに参加して。」
夏鈴「うん。あんなに頼まれて断ったらウィンさん、可哀想だし。」
天「そっか!」
夏鈴「天、来たで!」
天「うん!」

ポーンジャマト「ジャマ!ジャマ!」
そして天と夏鈴を取り囲むかのように無数のポーンジャマトが出現した。
天「覚悟しなさいよ!」
『デザイアドライバー!』
『ENTRY』
『SET』
天「へーんしんっ!」
『BEAT』
『READYFIGHT』

右手を顔に近づけつつ、円を描くようにして腕を回し両手で猫耳ポーズを取った天は仮面ライダーナーゴビートフォームに変身した。
夏鈴「夏鈴も変身するよ、ウィンさん!」
『デザイアドライバー!』
『ENTRY』
『SET』 
夏鈴「変身!」
『MONSTER』 
『READYFIGHT』

ゆっくりと右手を上げた後にモンスターバックルを操作し、左手を掲げた夏鈴は仮面ライダーパンクジャックモンスターフォームに変身した。
ポーンジャマト「ジャマー!」
ナーゴ「行くで、夏鈴!」
パンクジャック「うん!」
そして無数のポーンジャマトに対してナーゴとパンクジャックは走り出した。
パンクジャック「ハアッ!タアッ!」
ポーンジャマト「ジャマー!」
パンクジャック「早っ。もう20点。」
ポーンジャマト「ジャマー!」
パンクジャック「こいつら、弱いんか。ハアッ!タアッ!オリャッ!」
ポーンジャマト「ジャマー!」
パンクジャック「ほら。もう50点。まだまだ行くで!ハアッ!ヤアッ!タアッ!」
ポーンジャマト「ジャマー!」
パンクジャック「もう一丁!ハアッ!」
ポーンジャマト「ジャマー!」
パンクジャックはパンチとオリジナル能力である星型のエネルギーを解放するスターブラストでポーンジャマト10体を倒した。
パンクジャック「天、先に行ってるで!」
ナーゴ「嘘。パンチだけやん!って言ってる場合じゃないか…」
ポーンジャマト「ジャマー!」
『ビートアックス!』
ナーゴ「これでいったるわ!ハアッ!タアッ!」
ポーンジャマト「ジャマー!」
ナーゴ「まだまだ!ハアッ!タアッ!ソリャ!」
ポーンジャマト「ジャマー!」
ナーゴ「これで50点。こいつで終いや!」
ナーゴはビートアックスをファンクブリザード状態にしてインプットリガーを押して発動した。
『TACTICALBLIZZARD』
ナーゴ「ハアッ!」
ポーンジャマト「ジャマー!」
氷漬けにしたポーンジャマトに斬撃を放ち、残り五体を倒したナーゴもパンクジャックの後を追った。パンクジャック「一気に行くで!ハアッ!」
そう告げてパンクジャックはスターブラストで5体のポーンジャマトを撃破した。
ポーンジャマト「ジャマー!」
パンクジャック「あとは殴るだけや!ハアッ!タアッ!」
ポーンジャマト「ジャマー!」
パンクジャック「あーもう!鬱陶しい!ハアッ!タアッ!オラッ!」
そしてナーゴが来る頃にはパンクジャックは200点を獲得していた。
パンクジャック「お先!」
ナーゴ「早すぎやって…」
そう叫んだナーゴを取り囲むかのように10体のポーンジャマトが姿を現した。
ポーンジャマト「ジャマー!」
ナーゴ「やるしかないか。ハアッ!タアッ!」
そしてナーゴはビートアックスで2体のポーンジャマトを倒した。
ポーンジャマト「ジャマー!」
ナーゴ「しつこいねんて!ハアッ!タアッ!セイッ!」
さらにビートアックスで3体のポーンジャマトを倒した。
ポーンジャマト「ジャマー!」
ナーゴ「次はこれや!」
ナーゴはビートアックスをメタルサンダー状態にしてインプットリガーを押して発動した。
『TACTICALSUNDER』
ナーゴ「ハアッ!」
そしてナーゴは青白い雷を落として五体のポーンジャマトを倒した。
ナーゴ「夏鈴、最後の10体を一緒に倒して300点獲得や!」
パンクジャック「うん!」
そう告げた2人の前に20体のポーンジャマトが姿を現した。
ポーンジャマト「ジャマー!」
パンクジャック「まずは5体ずつや!ハアッ!」
そう告げてパンクジャックはスターブラストで5体のポーンジャマトを倒した。
ナーゴ「天ちゃんも行くで!ハアッ!タアッ!トリャッ!」
ポーンジャマト「ジャマー!」
ナーゴ「しつこいなあ!ハアッ!タアッ!」
そしてナーゴもまたビートアックスで5体のポーンジャマトを倒した。
ナーゴ「一気に決めるで!」
ナーゴはビートアックスをロックファイア状態にしてインプットリガーを押して発動した。
『TACTICALFIRE』
ナーゴ「これで終いや!ハアッ!」
ポーンジャマト「ジャマー! 」
ナーゴは火炎に変化した音を帯びた斬撃で5体のポーンジャマトを倒した。
ナーゴ「あとは任せたで、夏鈴!」
パンクジャック「うん!」
そしてパンクジャックはモンスターレイズバックルの帽子部分を2回押した。
『MONSTERSTRIKE』
パンクジャック「ハアッ!」
そしてパンクジャックは拳型のエネルギー弾を放ち、5体のポーンジャマトを倒した。
ナーゴ「やったー!300点やで!」
パンクジャック「頑張ったね、天ちゃん!」
そして天ちゃんと夏鈴ちゃんも次のステージに進出したのを見届けた弥音とウィンも喜んでいた。
弥音「さすがは天ちゃん!」
ウィン「ロックだったぜ、夏鈴!」
そんな2人の前にツムリが現れた。
ツムリ「お2人ともおめでとうございます!」
弥音「ありがとう!」
ウィン「で、なんでボックスを持ってんだ?ツムちゃん。」
ツムリ「英寿様からです。」
そして弥音はツムリからファンタジーレイズバックル、ウィンはフィーバースロットレイズバックルを受け取るのだった。
弥音「これを英寿が渡したって事は…」
ツムリ「はい。何かが起きるかもしれないそうです。」
ウィン「全く…英寿らしいぜ!」
2人はそう告げてツムリと笑いあったのだった。

次回予告
遂に明かされる仮面ライダータイクーンこと桜井景和と仮面ライダーバッファこと吾妻道長が小林由依と田村保乃を助けた物語は完結を迎える!その最後の敵は因縁の敵であるベロバとケケラだった。なぜ2人は保乃と由依を連れ去ったのか?そしてその戦いの結末は?次回仮面ライダーギーツ~新たなる戦い~第6話「回想編Ⅲ:ベロバとケケラの魔の手から由依と保乃を助け出せ!」



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?