仮面ライダーチェイサー~奇跡の復活、そしてダチとの再会~第2話「なぜ、怪盗と共にあいつらまで復活していたのか」
ゾルーク東条「英雄の復活だ!変身!」
『break』
そして、周囲に撒き散らした宝石の光を身に纏い変身が完了した。
『Lupin 』
ルパン「仮面ライダールパン、ここに参上!」
ダークフリーズ・ロイミュード「お前のような奴には負けるか!」
そして、ダークフリーズ・ロイミュードは体から解き放たれた冷凍攻撃をルパンに放つも、ルパンは地面にルパンガンナーを突き刺すと目の前に映画のフィルムのようなものが現れ、そこから先程プロトドライブが倒したはずの識別番号のないロイミュードが2体出現したのだった。
ルパン「目には目を、歯には歯を、ロイミュードにはロイミュードをってね!行け!」
そして、2体のロイミュードはダーク・フリーズロイミュードの元へと向かうのだった。
ダークフリーズ・ロイミュード「ふざけるなよ、このこそ泥が!」
そう告げながら再び体から解き放たれた冷凍攻撃を2体のロイミュードに食らわせるとそのロイミュードは避ける間もなく冷凍攻撃の餌食となり、粉々になるのだった。
ルパン「こそ泥とは聞き捨てならないね。俺はある男から“仮面ライダー”という英雄の名を受け継いだ世紀の大怪盗だ!」
『gun』
そう告げると、ルパンガンナーをガンモードにしてルパンは銃撃を放つのだった。
ルパン「こいつを食らえ!」
ダークフリーズ・ロイミュード「なら、俺の一撃も食らってもらおうか!」
そして、ルパンガンナーの銃撃を相殺するかのように冷凍エネルギー弾を放つのだった。
ルパン「なるほど、やはり上級ロイミュードは強いということか。」
プロトドライブ「俺達も加勢するぞ、クリム!」
クリム「OK、チェイス!」
ルパン「おっと!君らの手は借りないぞ。英雄の名が廃るからね。分かったらそこで見ているといい!」
ダークフリーズ・ロイミュード「どうした?お前の本気はそんなものか!」
そんなダークフリーズ・ロイミュードの挑発を受けたルパンはなぜか大笑いをしたのだった。
ルパン「ハーハッハッハ!私のこの力が全力だと?笑わせるな!本番はここからだ!」
そう叫んだルパンはルパンガンナーにルパンブレードバイラルコアを装填するのだった。
『Tune Lupin Blade』
ルパン「これが私の本気だ!」
そして、ルパンブレードの連続攻撃を繰り出したルパンの勢いに押され始めたダークフリーズ・ロイミュードだったが、再び全身から解き放たれた冷凍攻撃を繰り出すのだった。
ダークフリーズ・ロイミュード「これで終わりだ!」
ルパン「何度も食らうか!」
そんな攻撃を見切りはじめたルパンはジャンプで冷凍攻撃を交わすと共に急降下しながらルパンブレードで切り裂くのだった。
ダークフリーズ・ロイミュード「まさか。私の攻撃を見切ったというのか!」
ルパン「当たり前だ!さて、この世紀の大怪盗をこそ泥呼ばわりした報いを受けてもらおうか!」
そして、ルパンはルパンブレードのグリップを押し込んで必殺技であるアルティメットルパンストラッシュの態勢に入るのだった。
『Ultimate! Lupin Stlash! 』
ルパン「食らえ!」
ルパンガンナーから放たれた斬撃を防ぐことが出来なかったダークフリーズ・ロイミュードは直撃を受けてしまうのだった。
ダークフリーズ・ロイミュード「ここまで追い詰められるとはな。仕方ない、また会おう!チェイス、そしてこそ泥よ!」
そう告げて吹雪を発生させると共にダークフリーズ・ロイミュードは姿を消したのだった。そして、それを見届けたチェイスとゾルーク東条も変身を解除したのだった。
ひかる「チェイスさん!なんとか撤退させることが出来ましたね!」
チェイス「まあ、なんとかな。お前の声援のお陰だよ、人間!」
ひかる「もう!私は人間って名前じゃないけん!私の名前は森田ひかる!分かった?チェイスさん!」
チェイス「ああ、分かったよひかる。」
こうしてようやくひかるとチェイスがお互いに自己紹介を済ませるとチェイスはとあることをひかるに聞くのだった。
チェイス「ところでひかる、お前に聞きたいんだが俺とクリムを復活させたのは誰なんだ?」
クリム「確かに私もその話は聞きたかったんだよ。だが、私を呼び起こしたのは進ノ介だと思ったんだがドライブピットにいたのは見たこともない女の子とりんな、それに誰かがそばにいたような…。」
ひかる「あ、それは!私達ロイミュード対抗軍のメンバーかもしれんよ。それで!その中にいるんよ!チェイスさんに会わせたい人が!」
チェイス「そうか。じゃあ行くか、クリム!」
クリム「OK、チェイス!そうだ、君も真相を確かめに行かないかい?サイバロイドZZZ?」
ゾルーク東条「いいや。俺は遠慮するね。せっかくこの世界に復活したんだ。もう少し自由を謳歌するさ!」
チェイス「次、お前と会う時は敵なのか?」
ゾルーク東条「さあね、まあ気が向いたらあんたらを助けてやるよ!また会おう!」
そう告げてゾルーク東条は、白いマントをたなびかせてどこかに消え、チェイスとクリムはひかるに同行することにした。
ゾルーク東条「なあ、お前が私をこの世界に復活させたんじゃなかったのか?それなのに…それなのにお前はどこにいったんだよ?何で行方不明になっているんだよ!我が永遠のライバル、泊進ノ介!」
ビルの屋上に立っていたゾルーク東条は空を見ながらそんなことを1人呟いていたのだった。そして、左手に持っていたタブレットには「みんなのヒーロー、仮面ライダードライブこと泊進ノ介行方不明!妻である泊霧子さんは彼の帰還を願っている。」という記事と右手には進ノ介が好きだったひとやすミルクの箱を握っていた。
ゾルーク東条「待っていろ!我が永遠のライバル、泊進ノ介!今度は私が貴様に恩を返す番だ。私が貴様を助けてやる!」
そして、ゾルーク東条はとある行動に移るのだった。一方、チェイスとクリムはひかると共に謎の施設にやってきたのだった。
ひかる「ただいま!ってあれ?りんなさんだけ?」
りんな「あ、お帰りひかるちゃん!天ちゃんと保乃ちゃん、夏鈴ちゃんに有美子ちゃんはさっき巡回に出たのよ!あれ?後ろにいるのってチェイス?」
チェイス「久しぶりだな、りんな。」
りんな「やっと、やっと私と現さん、剛くん、ハーレー博士の努力が実ったのね?でも、ビックリしたのよ!人造コアが入ったと思ったら急にいなくなるんだもん!」
チェイス「すまない。それで、ひかるから聞いたのだが俺に会わせたい人って誰なんだ?」
りんな「ああ、それはね。」
チェイスは一度目を覚ました時は無意識だったのか会話をすることはなかった沢神りんなと再会を喜んでいたチェイスだったが、りんなやひかるが会わせたい人の姿を見た瞬間、驚くことになるのだった。
?「あら、チェイスじゃない?久し振りね!」
?「全くいつまで寝てるんですか、貴方はって言おうと思ったら行方不明になるんですから驚きましたよ、本当に!」
?「久し振りだな、チェイス。元気だったか?」
チェイス「ハート、ブレン、メディック!何でお前達が復活してるんだ!」
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