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ライダージェネレーション~キラー降臨パート1~第7話「大ショッカー、遂に始動!そして大幹部であるアポロガイストを倒すためにディケイド、ディエンドの最強タッグが戦いを挑む!」

前回のあらすじ
ライダーキラーに追い詰められていた仮面ライダーセイバーこと神山飛羽真を助けるために宇宙からやって来たのは仮面ライダージオウこと常磐ソウゴが最低最悪の魔王であるオーマジオウによって見せられた未来にはいなかった仮面ライダーゼロワンこと飛電或人だった。ゼロワンはアタッシュカリバーから放たれる必殺技、ライジングカバンストラッシュとライジングインパクトでライダーキラーを撤退させることに成功した。そして助けてもらった飛羽真が大園玲と共に或人に話を聞くとライダーキラーは或人達の世界にまで現れ、メギドやレイダーだけではなく悪の人工知能であるアークから生み出された宿敵、仮面ライダーアークゼロまで復活したことから衛星探査の任務に就いていた或人は緊急事態のために社長権限で地球に帰ってきたのだった。そしてライダーキラーを止めるために共に戦うことを誓った或人は飛羽真が連絡を受けた仮面ライダーネオディケイドこと門矢士からの司令により玲と同じく櫻坂46のメンバーである守屋麗奈を助けるために現場に向かうとそこにいたのは仮面ライダーアークゼロだった。そしてアークゼロを倒すためにゼロワンに変身した或人はアタッシュカリバーによる攻撃を放つがアークゼロもまたアタッシュカリバーを使った攻撃を繰り出した。そして一進一退の攻防の最中、アークゼロがアタッシュアローを使って放った無数の矢の攻撃をかわしてアタッシュカリバーによる強烈な一撃を放ち、アークゼロを追い込んだゼロワンは必殺技であるライジングインパクトとアークゼロのオールエクスティンクションがぶつかり合い、ゼロワンはなんとかアークゼロを吹き飛ばすものの今度は時空の避け目からライダーキラーが現れ、代わりにアークゼロが時空の裂け目に消えてしまうのだった。そしてライダーキラーに対してゼロワンはバイティングシャークに姿を変えて攻撃を放つがライダーキラーはキラーブレードによる攻撃を放ち、ゼロワンは追い詰めるが必殺技であるバイティングインパクトを放つもののそれを受け止めたライダーキラーは必殺技であるキラースラッシュを麗奈に向けて放ち、ゼロワンはその攻撃から庇うために立ちはだかるとその一撃によって変身解除してしまうのだった。そしてライダーキラーはキラーブレードでトドメの一撃を放とうとしたがそこに駆け付けたのはディケイド、ウィザード、フォーゼ、ジオウ、セイバーだった。ディケイド達はそれぞれ必殺技であるライダーキックを放ち、ライダーキラーを吹き飛ばすとふたたび時空の裂け目にライダーキラーは姿を消した。こうしてライダージェネレーションが集結したその裏でライダーキラーを助けるために悪の組織、大ショッカーもまた暗躍していた。そんな中、大ショッカー第1の刺客としてアポロガイストことガイがディケイド抹殺を約束するのだった。

物語はライダージェネレーションが全員集結したあの日から数日後。仮面ライダーディケイドこと門矢士が久しぶりに櫻坂46のメンバーである山﨑天と森田ひかるの元にやって来た所から始まるのだった。
士「まさか…俺が予想していたこととは違う何かが起きようとしているのか?ライダーキラーをなんとか追い詰める事は出来たがあいつがそう簡単に引き下がるわけは無いんだがな。」

そんなことを考えながら歩く士に対して天とひかるは心配そうな顔をしていたのだった。
天「士さん、折角私達の所に来たんだから笑って下さいよ!」

ひかる「そうですよ。久しぶりに会えたのにさっきから難しい顔しないでくださいよ、士さん。」

士「そうだったな、悪い悪い。」ナデナデ
そして士がひかるの頭を撫でるとひかるは照れたようにニコニコ笑うのだった。
ひかる「エヘへ!士さん、いきなりはダメですよ!エヘへ!」
天「ずーるーい!士さん、ひかるだけじゃなくて天ちゃんの頭も撫でてよ!心配してたんだから!」
士「分かった、分かった!」ナデナデ
天「ヤッター!撫でられた、嬉しい!」
そして士は天の頭も撫でるとひかる同様天は照れたようにニコニコ笑うのだった。
ひかる「それにしても士さん?」
士「どうした?」
ひかる「何をそんなに考えてるんですか?さっきから独り言を言ってましたし。」
士「いや、ライダーキラーの事でな…」
天「ライダーキラー?また士さんの前に来たんですか?」
士「まあな。それ以外にもお前らの仲間の前にも次から次へとあいつが復活させた怪人達と共にライダーキラーが現れたんだ。だから俺も歴代ライダーを呼び寄せてチームを結成したんだ。」
ひかる「チーム?凄いです!そんな皆さんに守れるなら最高じゃないですか!」
天「それで誰が誰を守ってるんですか?」
士「仮面ライダーウィザード、操真晴人は小池美波、仮面ライダーフォーゼ、如月弦太朗は藤吉夏鈴、仮面ライダージオウ、常磐ソウゴは田村保乃と小林由依、仮面ライダーセイバー、神山飛羽真は大園玲、仮面ライダーゼロワン、飛電或人は守屋麗奈。そして俺は天とひかる、お前達だ。」
天「そうなんだ…すごいメンバーが守られてるんやね。」
ひかる「確かに。でもそれだけの仮面ライダーが集まるなんてビックリです!」
士「まあな。全てはライダーキラーを倒すために集まったからな。だが俺は嫌な予感がしてるんだ。」
天「嫌な予感?」
士「ああ。ウィザードにはファントム、フォーゼにはゾディアーツ、ジオウにはアナザーライダー、セイバーにはファルシオン、ゼロワンにはアークゼロと因縁がある敵と戦ってきたんだが…」
ひかる「士さんにはそういう敵はいないんですか?」
士「いるさ。大ショッカーという敵がな。」
天「大ショッカー?」
士「ああ、悪の秘密結社の親玉的存在なんだ。いつも歴史の裏であいつらは暗躍している。だから奴らなら今すぐにでも…」
そんな話をしていた士とひかる、天の目の前にオーロラカーテンが現れるとそこからガイが現れた。
ガイ「そんなに倒されたいなら出ていくしかなさそうだな、ディケイド!」

士「お前は!」
ひかる「誰ですか?士さん。」
天「まさか…あの人が噂の…」
士「ああ。あいつは大ショッカーだ。」
ガイ「如何にも。私はガイ、崇高なる大ショッカーの幹部だ!そしてその正体は…アポロチェンジ!」

そしてガイはアポロチェンジの掛け声と共にアポロガイストに変身した。
アポロガイスト「大ショッカー幹部、アポロガイストだ。今度はその女の命を頂くぞ、ディケイド!」
士「やめろ!そんな事、貴様にさせるか!」
そしてアポロガイストはパーフェクターを用いて命の炎を吸い取ろうとひかると天に向けてパーフェクターを投げつけたために急いで2人を庇おうと士は
走り出すが、そこに何者かの銃弾が放たれパーフェクターは地面に落下した。
アポロガイスト「誰だ、私の邪魔をしたのは!」
?「やれやれ…やはり大ショッカーは動いてたんだね。それにしても士、やはり君には僕が必要みたいだね。」
アポロガイスト「き、貴様は!」
士「海東…お前なんで…」
海東「士、君を倒すのは僕だって言ったろ?」

士「お前、まだそんな事言ってたのか?」
海東「ああ、それに君がこんなに可愛い女の子を守ってるのも面白そうだからね。僕も手伝ってあげるよ。」
士「勝手にしろ。」
ひかる「貴方も私達を守ってくれるんですか?」
海東「ああ、僕は昔から士と共に戦ってきたからね。」
天「そうなんですね、士さん、最高の味方を手に入れたじゃないですか!」
士「味方というか…厄介なやつだよ。」
海東「まあ、腐れ縁と言うやつだね。」
そしてそんな会話をする士と仮面ライダーディエンドこと海東大樹にアポロガイストは痺れを切らして遂にアポロライフルを構えたのだった。
アポロガイスト「貴様ら!私と戦う気は無いのか!」
士「言われなくても戦ってやる。行くぞ、海東!」
海東「あぁ、士。」
士「2人とも下がってろ。」
ひかる「うん!」
天「はい!」
そしてひかると天を遠くに逃がした士は腰にネオディケイドライバーを装着し、海東は懐からネオディエンドライバーを取り出した。
『ディケイドライバー!』

士「変身!」
『カメンライド!ディケイド!』

ディケイド「さて、行くか。」
『ディエンドライバー!』

『カメンライド!』
海東「変身!」
『ディエンド!』

ディエンド「さあ、久しぶりにお宝を頂こうか。」
そして士はネオディケイド、海東はネオディエンドに変身した。
アポロガイスト「喰らえ!アポロショット!」
ディエンド「士!」
そしてアポロガイストが放ったアポロショットを相殺するためにディエンドライバーから銃弾を放った。
アポロガイスト「やるな!ならば、こいつはどうだ!アポロフルーレ!ハアッ!」
そしてアポロガイストは愛刀であるアポロフルーレをディエンドに向けて振り下ろした。
ディケイド「海東!」
『アタックライド!スラッシュ!』
アポロガイスト「な、何?」
ディケイド「お前の剣には俺のこいつで互角に戦ってやる!ハアッ!」
そしてお返しとばかりにディケイドはライドブッカーソードモードでアポロフルーレを受け止めると強烈な斬撃をアポロガイストに放つのだった。
アポロガイスト「グハッ!な、ならば…こいつはどうだ?ガイストカッター!」
そして強固な盾であるガイストカッターをディエンドとディケイドに向けて投擲するとその攻撃に対応出来なかったディケイドとディエンドは吹き飛ばされたのだった。
ディケイド「ウワーッ!」
ディエンド「グハッ!」
アポロガイスト「さあ、貴様を倒すのならこの攻撃で十分だろう!消えろ、ディケイド!アポロショット!」
そして吹き飛ばされたディケイドとディエンドに対してアポロガイストはアポロショットを放つがその照準はディケイドに向いていた。
ディエンド「士!」
『アタックライド!バリア!』
アポロガイスト「な、何?」
アポロガイストが放ったアポロショットをディエンドは奥の手であるアタックライドバリアで防いだ。
ディエンド「士、今だ!」
ディケイド「ああ!」
そしてディエンドのバリアから抜け出したディケイドはアポロガイストに向かって走り出した。
アポロガイスト「喰らえ、アポロショット!」
ディケイド「その攻撃ならもう見切った!」
そしてアポロショットをライドブッカーソードモードで受け止めたディケイドは勢いそのまま切りつけたがアポロガイストはアポロフルーレで受け止めた。
アポロガイスト「やるな、だが無駄だ!」
そう告げてアポロガイストはアポロフルーレによる連続斬撃でディケイドを怯ませた。
ディケイド「はあ、はあ…こいつ!」
ディエンド「避けろ、士!」
ディケイド「分かった!」
アポロガイスト「何をする気だ?」
ディエンド「こうするんだよ!」
『アタックライド!ブラスト!』
ディエンド「ハアッ!」
アポロガイスト「グハッ!」
そしてディエンドはディケイドが避けたタイミングでアタックライドブラストをアポロガイストに放ち、直撃させることに成功した。
アポロガイスト「き、貴様ら!許さん、許さんぞ!ガイストカッターを喰らえ!」
ディケイド「ウワーッ!」
ディエンド「グハッ!な、なんでこの攻撃はかわせないんだ…」
そしてもう一度放たれたガイストカッターを喰らったディケイドとディエンドは地面を転がるのだった。
アポロガイスト「お前らにこの攻撃を交わすことなど出来はしない!」
ディエンド「言ってくれるじゃないか。さすがはアポロガイスト。だがその余裕が気に入らないんだよな。」
ディケイド「海東、俺に作戦がある。合わせてくれ!」
ディエンド「どうやらガイストカッターの攻略法が見つかったみたいだね?士。」
ディケイド「ああ、多分な。」
アポロガイスト「言っただろ?お前らにガイストカッターは避けれないとな!」
ディケイド「なら打ってみろ!」
アポロガイスト「なら、喰らえ!ガイストカッター!」
そしてディケイドに挑発されたかのようにガイストカッターを投げるとディケイドはディエンドに指示した。
ディケイド「海東!ディエンドライバーを踏み台にさせろ!」
ディエンド「分かった!」
アポロガイスト「何をする気だ!」
ディケイド「こうするんだよ!タアッ!」
そしてディケイドはディエンドライバーを踏み台にして地面に急降下しながら着地するタイミングでライドブッカーソードモードでガイストカッターを打ち返した。
アポロガイスト「グハッ!よ、よくもやったな!ディケイド!」
ディケイド「作戦成功だな。」
ディエンド「まるで当てずっぽうみたいな作戦だがさすがは士だね。」
そしてディケイドが打ち返したガイストカッターが直撃したアポロガイストは地面を転がるのだった。
アポロガイスト「許さん、許さんぞ!ディケイド!」
ディケイド「アポロガイスト、これで終わりだ!」
ディエンド「トドメといくよ。」
『ファイナルアタックライド!ディ・ディ・ディ・ディエンド!』

アポロガイスト「アポロショット!」
ディエンド「ハアッ!」 
そしてディエンドの必殺技であるファイナルアタックライドディエンドとアポロガイストのアポロショットがぶつかり合うもディエンドの方が上回っていたのかアポロショットを相殺してファイナルアタックライドディエンドを直撃させた。
アポロガイスト「グハッ…」
ディエンド「士!」
ディケイド「ああ!」
『ファイナルアタックライド!ディ・ディ・ディ・ディケイド!』

ディケイド「テヤーッ!」 
そしてディケイドが必殺技であるファイナルアタックライドディケイドを放った次の瞬間、時空の裂け目が開き、そこからライダーキラーが現れてその一撃をキラーブレードで弾き飛ばした。
ディケイド「ウワーッ!」
ディエンド「大丈夫かい?士。」
ディケイド「あ、ああ。」
アポロガイスト「ライダーキラー。」
ライダーキラー「情けないな、アポロガイスト。息巻いて出陣したくせにこのザマか!」
ディケイド「だったら次はお前がやるか?」
ライダーキラー「いや、今日はここまでにしておこう。また会おう!」
そう告げてライダーキラーはアポロガイストを連れて時空の裂け目に姿を消し、2人は変身解除した。
士「あのライダーキラーが…」
海東「手を引いた。怪しいね、士。」
士「ああ。」
一方その頃、とある公園にあるテントの中では一人の男がドーナツにマヨネーズをかけて食べていた。
?「ん!やっぱりマヨネーズは最強だよな~!さて、キマイラも腹を空かせたみたいだし…行くか!待ってろよ、晴人!」
to be continued…









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