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仮面ライダーカブト~ネクストジェネレーションバトル~第4話「カッシスワームこと乃木怜治に狙われた由依を助けるために仮面ライダーサソードこと神代剣が帰ってきた!」

前回のあらすじ
仮面ライダーパンチホッパーこと影山瞬と仮面ライダーキックホッパーこと矢車想はZECTの社長として復活を果たした宿敵、三島正人を探していた。そして三島を見つけた影山と矢車は三島にネオシャドウに加入して共にカブトを倒さないかと勧誘されたのだった。しかし、矢車と影山はその勧誘を拒否すると共に三島を倒す道を選ぶのだった。そして、その行動に怒りを覚えた三島はネオシャドウ隊員として活動していた森田ひかると田村保乃を呼び出したのだった。そして新世代のザビーである仮面ライダーブラックザビーに変身した保乃とパンチホッパーに変身した影山の戦いは一進一退の攻防となっていたが最後はパンチホッパーのライダーパンチをかわしたブラックザビーのライダースティングを食らったパンチホッパーが敗れることになり、矢車は敵討ちに挑む事になるのだった。一方その頃、別の場所では三島側についている小林由依があの神に代わって剣を振るう男と遭遇する事になるのだった。

由依「あ、もしもし?三島さん?」

三島「何の用だ、由依。今は矢車を捜索中なんだよ。」

由依「あ、そう。じゃあ私も戦う相手探そうかな?」
三島「おい。勝手な行動をとるなとお前に言ってるだろ?」
由依「だって面白くないし。ゆみちゃんや土生ちゃん、天ちゃん、夏鈴ちゃん、ひかるちゃん、保乃ちゃんはすぐ見つかったのに私の相手はすぐ見つからないし。」
三島「だからといってお前の相手がすぐに見つかるとは限らないだろ!」
由依「もう大丈夫だって!何とかなるからさ!じゃあね!」
そう告げると由依は電話を切り、三島は驚愕を受けたのだった。
三島「おい、待て!由依、由依!」
ひかる「どうかしたんですか?三島さん。」


三島「由依が勝手に行動を開始した。」
保乃「由依さんらしいな。それにしても由依さんが戦いたい相手って確か…」


三島「ああ。仮面ライダーサソードこと神代剣だ。あいつはワームと共にこの世界から姿を消したんだからな。今さら由依が望もうと剣は来ないさ。」
そんなことを話していると保乃がみていた端末に新たな反応が2つ発見されたのだった。
保乃「三島さん!由依さんがいる所にワームが接近してます!」
三島「何?ワームだと?だが、由依はゼクターを持っていってないよな?」
ひかる「うん。」
三島「あいつ、何やってるんだよ。全く!」
保乃「待って!三島さん、そのワームの近くにサソードゼクターがいるんやけど。」
三島「サソードゼクターだと?まさか!」
そして謎のワームが由依に近づいているその近くに何故かサソードゼクターの反応があることに三島は異変を感じるのだった。
由依「はあ、とはいえ神代剣なんて本当にこの世界にいないのかな?会えるなら会いたかったな…私のゼクターはサソードゼクターの後継機だったのに…」
そんな事を呟いていると由依の背後から一人の男が声をかけてきたのだった。
?「お嬢さん、神代剣ならもうこの世界にはいませんよ。」


由依「あ、貴方は乃木怜治!何故ここに貴方がいるの?貴方だってカブトに倒されたって聞いたけど。」
乃木「カブト…忌々しい名前を!何故お前がそんな名前を知ってるんだ!まさか…お前も仮面ライダーなのか?」
由依「さあ、それはどうでしょう?」
乃木「ならいいでしょう。貴方の命、いただきましょうか!」
そう叫んだ野木はカッシスワームへと姿を変えたのだった。
カッシスワーム「逃がしませんよ…お嬢さん!」

由依「キャッ!だ、誰か…誰か助けて!」
カッシスワーム「助けを求めたって無駄ですよ。あなたを助ける人など…誰もいない!」
そしてカッシスワームの爪が由依に襲いかかろうとした次の瞬間、あの男が現れた。
由依「キャー!!」
?「じいやが言っていた。高貴な者には高貴に振る舞え。それが俺のノブレス・オブリージュ。女に手を出す貴様らワームは俺が倒す!」
カッシスワーム「お前は…神代剣!生きていたのか!」
剣「生きていた…だと?俺の中のワームは天道が倒した!まあ、つまり俺は雲隠れをしていただけだ!この時の為にな!」

カッシスワーム「だったら…もう一度死んでもらいましょうか!その前に彼女を消しましょうか!」
そして再び由依に襲い掛かるカッシスワームに対してサソードセイバーによる斬撃を繰り出すのだった。
剣「やらせるか。彼女は俺が守る!ハアッ!」
カッシスワーム「グハッ!お、お前ごときの斬撃にやられる俺ではない!」
そして再び襲いかかってきたカッシスワームの攻撃をサソードセイバーで受け止めた剣は再びサソードセイバーによる斬撃を繰り出し、カッシスワームを吹き飛ばすのだった。
カッシスワーム「お、お前の力はどこから出ているんだ!ふざけやがって!」
剣「どこから出ようと関係ない。言っただろう?お前らワームは俺が倒すとな!」
そう叫ぶと土からサソードゼクターが姿を見せた。
「standby」
剣「変身!」
『HEN-SHIN』

そして仮面ライダーサソードマスクドフォームに変身した剣はカッシスワームに対して斬撃を繰り出すのだった。
サソード「お前だけは…お前だけは俺の手で必ず倒す!ハアッ!」
カッシスワーム「貴方の攻撃など私には一切効かないんですよ!」
サソード「だったらこいつはどうだ!ハアッ!」
斬撃攻撃をかわされたサソードはマスクドフォームの触手をカッシスワームに巻き付けたのだった。
カッシスワーム「な、なんです?これは!」
サソード「サソリの毒にやられろ!」
カッシスワーム「なんてね、リバース!」
拘束された状態でも腕を握ることで時間を止めることが出来る技、リバースを使い触手を引きちぎったカッシスワームはサソードに接近すると連続打撃を叩き込み、再び時を動かしたのだった。
カッシスワーム「どうです?私の力は!」
サソード「グハッ!だ、だったらこっちも動きやすくなるしかないな!キャストオフ!」
『CASTOFF!CHANGESCORPION!』

サソード「こっちの方が動きやすいに決まってるだろ!さあ、覚悟しろ!ハアッ!」
そしてサソードは連続攻撃を繰り出し、何とかダメージを与えたもののカウンターの要領でカッシスワームが繰り出した連続攻撃を食らったサソードは吹き飛ばされたのだった。
カッシスワーム「言ったでしょ?あなたに私を倒す事は出来ないとね!ハアッ!」
そしてカッシスワームの強烈な一撃を受け止めたサソードはサソードセイバーによる連続斬撃を繰り出すと共にバランスを崩したカッシスワームに追撃の一撃を繰り出したサソードはカッシスワームを地面に転がすのだった。
カッシスワーム「や、やりますね。さすがは仮面ライダーサソード。神代剣だ!」
サソード「言っただろ?全てのワームは俺が倒す!この俺がな!さあ、一気に決着と行こうか!」
サソード「ライダースラッシュ!」
『ライダースラッシュ!』
サソード「ハアッ!」
そしてライダースラッシュでトドメを刺そうとしたサソードだったがまたもやカッシスワームのリバースの力を食らってしまうのだった。
サソード「グハッ!」
カッシスワーム「これでもまだお前は俺に勝てるのか?神代剣!」
サソード「ま、まだだ。お前は俺が倒す!」
カッシスワーム「まあ、いいでしょう。お楽しみは次に取っておくとしましょう。では、また!」
そう告げて姿を消したカッシスワームを見たサソードは剣の姿に戻るのだった。
剣「はあ、クソっ!」
由依「剣さん!大丈夫ですか?」
剣「ああ、大丈夫だ。君も早く帰れ。」
そう告げて剣は姿を消した。そして、その背中を見届けた由依はこう告げたのだった。
由依「次は私があなたの相手よ、剣さん。スパイダーゼクターの力でね!」















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