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ライダージェネレーション~キラー降臨パート1~第8話「フェニックス再び!美波を守るためにあの魔法使いコンビが復活!」

前回のあらすじ
仮面ライダーネオディケイドこと門矢士は櫻坂46のメンバーである森田ひかると山﨑天のマネージャーとして久しぶりに行動していたがそんな2人の前でも考え事をしていた。そして、天とひかるに何があったのかを聞かれた士はライダーキラーが様々な世界のライダーの目の前に現れた事やそのライダーを率いてチームを結成した事を話すとひかるや天から凄い事だと言われたものの士の中では一つだけ引っかかる事があった。それはファントムやゾディアーツ、闇の剣士やアークなど因縁の敵がそれぞれのライダーの目の前に現れていたが、士の目の前には現れていなかった。そして天とひかるに士の因縁の敵は誰なのかと聞かれた士は、大ショッカーの話をしたのだった。すると目の前にオーロラカーテンが展開するとそこからアポロガイストことガイが姿を現すと命の炎を吸い取るためにパーフェクターを投げたがそれをネオディエンドライバーの銃撃で撃ち落とした仮面ライダーネオディエンドこと海東大樹と再会を果たした士は、天とひかるを守るために久々に共闘する事になるのだった。そしてアポロライフルやアポロフーレを使った攻撃を攻略した2人だったがガイストカッターだけは攻略出来ずにいた。しかし、ネオディケイドの咄嗟の機転でガイストカッターを打ち返す作戦を実行すると見事にその作戦が成功してアポロガイストを追い詰めることに成功した。そしてネオディエンドの必殺技を喰らって動けなくなったアポロガイストにネオディケイドが必殺技を放った矢先、時空の裂け目からライダーキラーが現れ、ネオディケイドを吹き飛ばした。そしてアポロガイストを連れて時空の裂け目に逃げたライダーキラーを見た士と海東は一切攻撃を仕掛けてこないことに一抹の不安を抱くのだった。

晴人「みぃちゃん、お腹空いてないか?」

美波「うーん。確かにお腹空いたなぁ。晴人さん、何か食べに連れていってくれるん?」

晴人「まあな。確かこの辺りで店出してるって聞いたんだけどな。」
雑誌の撮影を終えて次の仕事までの合間を使って晴人は美波とランチをしようとしていたが、噂で聞いた場所に晴人の行きつけの店のキッチンカーがあるはずなのに何故か一向に見つからないからか晴人は少し焦り出した。
美波「どうしたん?晴人さん、まさかお店…」
晴人「いや、ある。あるはずなんだよ、絶対に。確かここら辺に…」
そう告げて晴人が広場の周囲を見渡すとようやくピンク色のキッチンカーと分かりやすい旗があった。
晴人「あった…あれだ。」
美波「ここなん?」
晴人「ああ、ここだ。」
そしてそのキッチンカーに晴人が顔を出すとお馴染みの人物が現れた。
晴人「店長、久しぶり!」
はんぐり~店長「あら、ヤダ!誰かと思ったらハル君じゃない!久しぶり~!」

晴人「全く風の噂でここら辺に店出したとは聞いたけど探し辛いって!」
はんぐり~店長「ごめん、ごめん!それにしても本当に来てくれるなんて嬉しいわ~!あら、もしかしてハル君、隣の女の子は彼女?」
晴人「いや、違うって。この子は…」
はんぐり~店長「もう、ハル君!正直に言いなさいって!きっとコヨミちゃんも喜ぶわよ~!」
美波「コヨミちゃん?晴人さん、誰なん?コヨミちゃんって。」
晴人「いや、みぃちゃん。それは追々…マスターも話ややこしくすんなって!」
はんぐり~店長「ん?みぃちゃん?もしかして…櫻坂46の小池美波ちゃん?」
美波「はい!櫻坂46の小池美波です!」
晴人「なんだ、店長。知ってんのか?」
はんぐり~店長「当たり前じゃない!そうだ、美波ちゃんにも常連になってもらうために新作のドーナツ作ったのよ!」
美波「そうなん?嬉しい!」
はんぐり~店長「それなら!こんなのはどう?ドーナツの生地に桜の葉を入れて中に桜のクリームを入れたチェリーブロッサムドーナツよ!」
美波「じゃあ、みぃちゃんこれにします!」
はんぐり~店長「ありがとう!美波ちゃんも買ってくれたんだからハル君もたまには新作の…」
晴人「プレーンシュガー!」
美波「ビックリした…」
はんぐり~店長「はい、いつものプレーンシュガー!」
晴人「サンキュ」
久しぶりに再会したはんぐり~の店長と懐かしいやり取りをしながら晴人はプレーンシュガー、美波はチェリーブロッサムドーナツを食べていた。
美波「モグモグ…ん!美味!晴人さん、めっちゃ美味しいですよ、これ!」
晴人「モグモグ…良かったな、みぃちゃん。でも俺にはこのプレーンシュガーがあれば十分さ。」
美波「そうなんや。そんなに晴人さん的にはそっちが美味しいんやね。」
晴人「まあな。昔からこのプレーンシュガーしか食べてないからな。」
美波「でも嬉しいわ、晴人さんとランチ出来て!」
晴人「そうか。なら良かったよ!」
そう告げて和やかにドーナツを食べているとそこにあの男が隣のテーブルにやって来た。
?「またお前はそんな甘いドーナツで魔力をチャージしてんのか?晴人!」
晴人「お前は…仁藤!何やってんだよ、こんな所で!」
仁藤「何やってるってお前に会いに来たんだよ、晴人!でもまぁ、あれだな。ドーナツにはやっぱりマヨネーズだろ?」

そう告げて持参したマヨネーズをドーナツにかけて食べる男こそ晴人の仲間であり仮面ライダービーストこと仁藤攻介だった。
仁藤「モグモグ…ん!美味い!」
美波「あの…貴方は誰なんですか?」
晴人「こいつは仁藤攻介。別名マヨネーズだ。」
仁藤「おい、晴人!ちゃんと紹介しろよ!では改めまして…俺は仁藤攻介。晴人と同じ魔法使いだ。」
美波「私は小池美波です。よろしくお願いします。」
仁藤「美波ちゃんね。よろしくな!」
美波「でもビックリしたわ!晴人さん以外の魔法使いに会えるなんてさ!」
晴人「こいつは魔法使いと言っても旧式の魔法使いなんだけどな。」
美波「旧式?どういう事なん?」
仁藤「俺の腰にあるこのビーストドライバーはアーキタイプって言ってこのドライバーの中にいるキマイラに魔力を与えなきゃいけないんだ。まあ、そのためにファントムを倒さなきゃいけないんだが最近めっきり出なくてな…仕方なく俺の食事で機嫌取ってんだよ。」
美波「へぇ、そうなんや!」
そして仁藤が美波に自身の魔力の話をしていると広場にフェニックスことユウゴが姿を現した。
ユウゴ「おいおい、随分と余裕だな。指輪の魔法使いに古の魔法使いさんよ!」

仁藤「晴人、こいつ!」
晴人「ああ、フェニックス。よりによって厄介な奴が現れたな。」
ユウゴ「ハハハ!見つけたぜ、小池美波!今度こそお前を絶望させてファントムを生みだしてやる!」
美波「こ、怖い…」
晴人「大丈夫だ、みぃちゃん。君は俺が守る!」
仁藤「それに俺もいるしな!」
ユウゴ「ハッ!ふざけやがって!だったらおまえら全員…消してやる!」

そしてユウゴはフェニックスに姿を変えた。
晴人「みぃちゃん、下がってて!」
美波「うん!」
そして美波を遠くに逃がすと晴人と仁藤はゆっくりとフェニックスの目の前に立ちはだかった。
晴人「行くぞ、仁藤!」
仁藤「ああ、皆まで言うな!さあ、食事の時間だ!」
そして晴人は腰にウィザードライバー、仁藤は腰にビーストライバーを出現させた。
『ドライバーオン!』
『シャバドゥビタッチヘンシ~ン♪シャバドゥビタッチヘンシ~ン♪』
晴人「変身!」
『ウォーター!プリーズ!』
『スイ~スイースイースイ~♪』

『ドライバーオン!』
仁藤「変~身!」
『セット!オープン!』
『L・I・O・N!ライオーン!』

晴人はウォーターウィザードリングを使って仮面ライダーウィザードウォータースタイル、仁藤は仮面ライダービーストに変身した。
ウィザード「さあ、ショータイムだ!」
ビースト「さあ、ランチタイムだ!」
フェニックス「かかってこい!ハアッ!」
そしてフェニックスは肩に担いでいた剣から炎の斬撃を放つがそれを回避したウィザードとビーストはウィザーソードガンとダイスサーベルを手にして走り出した。
『コネクト!プリーズ!』
ウィザード「なめるなよ!フェニックス、ハアッ!」
ビースト「俺も行くぜ!ハアッ!」
そしてウィザードとビーストは連続斬撃を放つがそれを受け止めたフェニックスは炎を纏わせた剣でウィザードとビーストを強烈な斬撃で吹き飛ばした。
フェニックス「甘いな、お前らは。」
ウィザード「な、なんだ。コイツの力は。」
ビースト「ふざけやがってよ。復活したファントムの癖によ!」
そう告げて立ち上がったウィザードとビーストに対してフェニックスは炎を纏わせた剣による強烈な一撃を放つもののウィザードは魔法で攻撃を防ごうとウィザードリングを読み込んだ。
ウィザード「こいつでどうだ!」
『ディフェンド!』
そして水の壁を作り出すディフェンドウィザードリングでフェニックスの攻撃を防ごうとしたがそれ以上にフェニックスの炎が強いためか属性による有利不利を覆すほどの力で放たれた強烈な斬撃を受けたウィザードとビーストは吹き飛ばされた。
ウィザード「ウワーッ!」
ビースト「グハッ!」
ウィザード「ディフェンドでも止められないのか。」
フェニックス「終わりだ、魔法使い共!」
そう告げてフェニックスの強烈な一撃を受け止めたウィザードとビーストはウィザーソードガンソードモードによる強烈な斬撃とダイスサーベルによる斬撃によりダメージを与えた。
フェニックス「グハッ!」
ウィザード「一気に追い詰めてやる!ハアッ!」
ビースト「俺も行くぜ!ハアッ!」
そして畳み掛けるようにウィザードとビーストによる連続攻撃を喰らったフェニックスは地面を転がるのだった。
フェニックス「まさか…俺の再生に追いつかないほどの攻撃を叩き込むとはな。」
ウィザード「これで終わりだ!」
『キャモナ・スラッシュ・シェイクハンズ!』
『ウォーター!スラッシュストライク!』
ウィザード「ハアッ!」
フェニックス「ウワーッ!」
ビースト「これで決めてやるぜ!」
『GO!キックストライク!』
ビースト「ハアッ!」
フェニックス「グハッ!」
そしてウィザードのウォータースラッシュストライクとビーストのキックストライクを喰らったフェニックスは大爆発を起こすが不死鳥の力でその炎を吸い取り、再生した。
フェニックス「無駄なんだよ、お前らの攻撃は。」
ウィザード「やっぱりか。」
ビースト「ならこいつの力に頼るしかない!」
そしてビーストはファルコリング、ウィザードはウォータードラゴンウィザードリングを読み込んだ。
『ファルコ!GO!ファッファッファッファルコ!』

『ウォーター!ドラゴン!ジャバジャババシャーン、ザブンザブーン!』

そしてウィザードはウォータードラゴンスタイル、ビーストはファルコマントにフォームチェンジした。
『コピー!プリーズ!』
ウィザード「二刀流で行くぜ!」
ビースト「なら俺は空からだ!」
フェニックス「なめるな!ハアッ!」
そしてフェニックスの炎を纏わせた強烈な一撃をビーストはファルコの力を使って回避した。
ビースト「ファルコンを舐めるな!今だ、晴人!」
ウィザード「ああ!」
そしてウィザーソードガン二刀流による斬撃を放つと一瞬だけフェニックスは怯んだが次には炎を纏わせた剣による強烈な一撃を放つがウィザードはそれを受け止めた。
フェニックス「な、何?」
ウィザード「悪いな。お前の攻撃は読めてるんだよ!ハアッ!タアッ!」
フェニックス「グハッ!」
そしてウィザーソードガン二刀流による連続斬撃を喰らったフェニックスは地面を転がるのだった。
ウィザード「仁藤!行け!」
ビースト「分かった!」
そしてウィザードの呼び掛けに応えるようにファルコマントの力で宙に浮いていたビーストが急降下しながらフェニックスに連続突撃を繰り出してフェニックスを吹き飛ばした。
『バインド!プリーズ!』
ウィザード「よし、これで動けない!」
フェニックス「離せ、クソ!」
ビースト「さあ、一気に決めるぜ!」
ウィザードウォータードラゴンがバインドウィザードリングを使ってフェニックスを拘束するとビーストは地上に降り立ってダイスサーベルのダイスを回し始めた。
『6!ファルコ!セイバーストライク!』
ビースト「よし、6!調子いいな!ドリャーッ!」
そしてビーストは6つのハヤブサ型魔法陣を放つセイバーファルコ・ヘキサでフェニックスにダメージを与えた。
フェニックス「グハッ!なめやがって!」
ウィザード「こいつでどうだ!」
『ブリザード!』
フェニックス「こ、凍っただと?」
ウィザード「さあ、フィナーレだ。」
『チョーイイネ!スペシャル!サイコー!』
ウィザード「デヤーッ!」
フェニックス「ウワーッ!」
ウィザードはブリザードでフェニックスの足を凍らせると必殺技であるドラゴンスマッシュを放つとその一撃を喰らったフェニックスは大爆発を起こした。
ウィザード「やったか。」
ビースト「かもな。」
勝利を確信していた2人だが大爆発の炎を吸い込んでフェニックスは再生、復活したのだった。
フェニックス「不死身のオレをナメんじゃねぇよ!」
ウィザード「おいおい、マジかよ…」
ビースト「相変わらずヤバいやつだな。」
フェニックス「今回はこのくらいにしてやる。次は貴様らを潰し小池美波を絶望させてやるからな!」
そう告げてフェニックスは背中から翼を広げて飛び去った。そしてそれを見送った2人は変身解除した。
仁藤「なあ、晴人。」
晴人「ん?なんだ。」
仁藤「フェニックスやファントムの事よりお前に話したいことがある。」
晴人「だからなんだよ?早く言えよ!」
仁藤「コヨミちゃんが生き返った。」
晴人「なんだと?コヨミが…そんな馬鹿な…」
仁藤から聞かされたコヨミ復活の話に驚愕した晴人だった。一方その頃、あの男もまたこの世界に来ていた。
?「アチョー!ホアタァ!ホワチャー!弦太朗、待ってろよ。」
to be continued…












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