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ウルトラマンギンガ~10年越しの逆襲~第6話「因縁の敵であるバードンをギンガと共に止めるためにゾフィーが地球に帰ってきた!」

前回のあらすじ再び仕事の休みが重なった麗奈とヒカル。麗奈は今度こそと望みをかけてヒカルにお出かけしたいとお願いしたもののその願い虚しくヒカルは同じメンバーである森田ひかるとお出かけする約束したことを告げてしまい、麗奈をまたもや嫉妬させてしまうのだった。そしてなんとか機嫌を直してもらおうと考えたヒカルは次の休みが合ったら一緒に出かけるという約束を取り付け、その約束に対して大喜びをした麗奈に許しを貰ったヒカルは次の日、ひかるとポケモンセンターに出かけたのだった。そこでお互いにプレゼントを買い、ヒカルはひかるにホゲータのぬいぐるみを買ってあげるとひかるはお返しにヒカルにナギサのぬいぐるみを買ってあげたのだった。そして2人でポケモンセンターから帰ろうとした矢先、外にテンペラー星人が出現したのだった。そしてテンペラー星人からひかるを守るためにウルトラマンギンガに変身したヒカルだったがテンペラー星人の攻撃に苦戦していたが、そこに駆けつけた東光太郎が変身したウルトラマンタロウに助けられたことによりギンガはタロウと共闘することになるのだった。そして、タロウのストリウム光線とギンガのギンガクロスシュートを放ち、テンペラー星人を倒すことに成功したタロウとギンガは再会を約束して別れたのだった。一方麗奈のように姿を隠さずにひかるの目の前でギンガに変身したヒカルはひかるにギンガである事を知られてしまうが2人だけの秘密である事と麗奈に言わない事を頼み、ひかるもその約束を承諾したのだった。

麗奈「ヒカルさん、昨日は楽しかったみたいですね!」

ヒカル「なんだよ、やっぱりまだ許してなかったんじゃないかよ!」
次の日、麗奈を仕事の場所まで送る前にまたもや不機嫌な麗奈にそんな事を言われてしまったためにヒカルは麗奈がやっぱり許していないんだと思い、少しだけ強めに言い返してしまったのだった。
麗奈「そんな強めに言い返さなくても良いじゃん!ただね、だだれなは聞きたかったの!ずっとひかるちゃんから楽しそうなLINEが来てたからさ。ひかるさんも楽しかったのかな?と思って…」
ヒカル「なんだ、そういう事か!楽しかったよ!ほら、これが俺がるんちゃんから貰ったプレゼントのぬいぐるみのポケモン、ナギサだよ。」

麗奈「可愛い!そうだったんだね、これだったらひかるちゃんも楽しかったんだろうなと思ったよ!もちろんヒカルさんもね!」
ヒカル「ああ、今度は麗奈も一緒に楽しもうな!」
そう言ってヒカルは麗奈の頭を撫でると麗奈は照れてしまうのだった。
麗奈「はい!😊じゃあ、もう行きましょっか!」
ヒカル「そういえば今日の仕事ってなんだっけ?」
麗奈「今日はいのりちゃんと一緒にこち星ですよ!」
ヒカル「井上か…」
麗奈「どうかしたの?ヒカルさん。もしかしていのりちゃん、苦手?」
ヒカル「いや、俺が苦手というか井上が俺を避けているようにしか思えないんだよな…」
ヒカルが言う通り同じ櫻坂46のメンバーである井上梨名は何故かヒカルと目が合うと急にアワアワし始めていつもより滑舌が悪くなるという謎の現象が巻き起こった事からヒカルの事を井上は避けているのではないかとヒカルは考えていたのだった。
麗奈「そっか。そういう事だったんだね!あ、そうだ!ヒカルさんってこち星の収録が終わったら時間あります?」
ヒカル「あるっちゃあるけどどうかしたの?」
麗奈「どうかしたの?って本人に聞いてみようよ?」
ヒカル「本人ってまさか!」
麗奈「そうだよ、いのりちゃんにヒカルさんの事、どう思ってるか聞いてみない?」
ヒカル「まあ、別にいいけど。」
麗奈「やった!じゃあまた後で!」
ヒカル「ああ、後でな!」
こうしてヒカルは何故か麗奈に丸め込まれるかのような形でこち星の収録が終わった後、井上に会うことになったために近くで暇を潰すことになった。しかし、この時ヒカルは気付いていなかった。井上と話をするために会ったことによりバードンが火山口から出現して迫り始めていたことを。
梨名「れなぁ、お疲れ様😊」

麗奈「いのりちゃん、お疲れ!あ、もう入ってきてもいいですよ!はい、ロビーで待ってますね!」
梨名「ん?誰に連絡してたの?れなぁ。」
麗奈「え〜!内緒!」
梨名「なんでよ!教えてくれてもいいじゃん!ヒントは!ヒント!」
麗奈「ん〜、そうだなぁ?あ!強いて言うならいのりちゃんに避けられてると考えてる人かな?」
梨名「え?誰?分かんない!」
麗奈なりのサプライズをしようとしてなんとかのらりくらり井上の質問をかわしながらヒカルの到着を待っていた麗奈だったが遂にヒカルが姿を現した瞬間、井上の表情が変わるのだった。
ヒカル「麗奈、帰るぞ!」
麗奈「あ、ヒカルさん!おまたせしてごめんなさい!」
ヒカル「いや、良いってことよ。おっ、井上もお疲れ!」
梨名「あ…えっと…いや…えっと…その…えっと…」
ヒカル「井上?大丈夫か?」
梨名「ち…ちょっと待ってください!」
ヒカル「あ、ああ。」
梨名「ちょっとれなぁ!呼び出した人ってヒ、ヒカルさんなの?」
麗奈「フフ。うん、そうだよ!」
梨名「なんで?」
麗奈「なんでってそれは、ねぇ?」
ニコニコしながら井上にそんな事を話した麗奈の背後でヒカルは深刻そうな顔をしながら井上に尋ねたのだった。
ヒカル「なあ、井上。」
梨名「は、はい!」
ヒカル「俺、お前に何かしたか?」
梨名「なんでですか?」
ヒカル「いや、俺さ井上になんか避けられてる感じがしてさ。まあ、せっかくマネージャーになったから皆と仲良くしたいんだけど井上は嫌なのかなと思ってさ。まあ、嫌ならしょうがないかなってさ。」
梨名「…です。」
ヒカル「え?なんだって?」
梨名「だから!嫌じゃないんです!」
ヒカル「じゃあ、なんで俺を避けるようなことしたんだよ?」
梨名「それは…」
ヒカル「それは?」
梨名「いざヒカルさんを目の前にすると緊張して何も言葉が出ないからですよ!それに目の前でヒカルさんを見るとドヒドヒしちゃうんです!」
麗奈「そうだったんだね、いのりちゃん!」
梨名「そうなんです。だからヒカルさんを嫌いだとかそういうわけじゃないんです!」
ヒカル「そっかそっか!それなら良かったよ!でもドヒドヒって!アハハ!」
梨名「もう!笑い過ぎですよ!ヒカルさん!」
ようやく梨名の誤解が解けたことと相変わらずの滑舌を聞いたヒカルは大爆笑をしてしまい、梨名はそれを止めるように頼むのだった。
ヒカル「さて、帰ろうか!」
梨名「はい!」
麗奈「うん!」
そしてヒカルは麗奈を送るためにバイクに向かい、梨名はマネージャーが待っている車に向かおうとした次の瞬間、空から火を放ちながらバードンが姿を現したのだった。
バードン「ギュワーッ!」


ヒカル「バードンだと?なんであいつがこんな所に!」
梨名「嘘!」
麗奈「また怪獣!?」
ヒカル「麗奈は井上と一緒に井上のマネージャーさんの車に乗ってろ!」
麗奈「え?ヒカルさんは?」
ヒカル「俺は逃げ遅れた人を探してくる!だから隠れてろ!」
麗奈「分かった!行こう?いのりちゃん!」
梨名「うん。」
そして麗奈を井上のマネージャーの車になんとかして乗せることに成功したヒカルは、物陰に隠れると共にスパークドールズを取り出し、ギンガスパークに装着したのだった。
『ウルトラーイブ!ウルトラマンギンガ!!』
ヒカル「ギンガァァァァ!!」

バードン「ギュワーッ!」
麗奈「火を吹いた!」
梨名「キャー!!」
そしてバードンが麗奈達が乗っている車に対してボルヤニックファイアを放つもののギリギリの所でギンガが助けて遠くに運ぶのだった。
麗奈「あ、ウルトラマンギンガだ!」
梨名「助かった~!」
ギンガ「おい、お前の相手は俺だ!バードン!」
バードン「ギュワーッ!」
そしてバードンはギンガに対して最強のクチバシであるシャークノーズをかわしながら打撃を叩き込むのだった。
ギンガ「おまえのクチバシを食らっちゃダメな事くらい分かってるんだよ!ハアッ!」
そして格闘攻撃を連続で叩き込むものの今度は翼で叩かれたことによりギンガはその風圧でビルに吹き飛ばされたのだった。
ギンガ「なめやがって!だったらこいつを喰らえ!ギンガサンダーボルト!」

バードン「ギュワーッ!」
そしてギンガサンダーボルトを食らったバードンは地面を転がるが怒りを爆発させて連続でボルヤニックファイアをくらい、追い詰められてしまうのだった。
ギンガ「ハア、ハア。クソっ!」
バードン「ギュワーッ!」
そして怒りに任せてギンガを踏みつけながらダメージを与えていき、シャークノーズを繰り出すが再びシャークノーズをかわして地面を転がって立ち上がったギンガのカラータイマーは点滅したのだった。
麗奈「ギンガ、大丈夫かな?あれ?いのりちゃん、土田さんじゃない?」
梨名「本当だ!土田さん、何やってるんですか!」
車の中で何故かバードンの方向に向かって歩き出す土田さんを発見した井上と麗奈は窓を開けて声をかけたのだった。
土田「よう!井上、れなぁ。」

梨名「土田さん、危ないですよ!」
土田「分かってるさ。」
麗奈「分かってるなら逃げないと!」
土田「いや、俺はギンガを助けに来たんだ。俺の力でな!」
そして懐からベータスパークに似たアイテムを取り出すと土田さんは叫ぶのだった。
土田「行くぞ、ゾフィー!」

梨名「えー!!」
麗奈「つ、土田さんがウルトラマンになった!」
そしてバードンがギンガに対してボルヤニックファイアを放った次の瞬間、目の前に姿を現したゾフィーが片手でボルヤニックファイアを防いだのだった。
ゾフィー「よう、バードン。遥か昔からの因縁、ケリをつけようか!ハアッ!」
バードン「ギュワーッ!」
そして怒りに任せて走り出したバードンのシャークノーズをかわして強烈なキック1発でバードンを吹き飛ばしたのだった。
ゾフィー「大丈夫か?ヒ、ギンガ!」
ギンガ「はい、ありがとうございます!ゾフィーさん!」
ゾフィー「俺の蹴り1発でかなりダメージを与えれたとは思う。一気に畳み掛けるぞ!」
ギンガ「はい!」
バードン「ギュワーッ!」
そして立ち上がったバードンが2人に対してボルヤニックファイアを放つも2人が前転でかわすと共に2人で同時にパンチとキックを叩き込んだ事で再びバードンをビルに叩きつけたのだった。
ゾフィー「くらえ、Z光線!」
ギンガ「俺のもくらえ、ギンガサンシャイン!」

そしてギンガはクリスタルをピンクに発光させてギンガサンシャイン、ゾフィーはZ光線を放ち、バードンを追い詰めていくのだった。しかし、最後の力を振り絞って立ち上がったバードンはボルヤニックファイアを放つもののゾフィーはお互いの必殺光線の体制に入るのだった。
ゾフィー「これで終わりだ!M87光線!」

ギンガ「俺も行くぜ!ギンガクロスシュート!」

そしてギンガはクリスタルを青色に発光させてギンガクロスシュートを放ち、ゾフィーは最強の必殺光線であるM87光線を放ってバードンを倒す事に成功したのだった。
ギンガ「今日はありがとうございました!ゾフィーさん!」
ゾフィー「困ったら助け合う。それがウルトラ兄弟だからな!じゃあまた会おう!」
そしてギンガとゾフィーは別方向に飛び去った後にヒカルと土田さんの姿に戻って物陰で会話したのだった。
ヒカル「やっぱり土田さんだったんですね、ゾフィーの正体。」
土田「ああ。だがれなぁと井上に見られちまったからな。そろそろ俺の役目もごめんか?」
ゾフィー『いや、もう暫くお前と一緒にいるよ、晃之。俺は人間と一緒にいたことないから全てが新鮮なんだ。』
土田「だってさ。まあ、ゾフィーがいたいなら別にいいか!じゃあな、ヒカル君!れなぁのこと、頼むぞ!」
ヒカル「はい!」
そしてヒカルは闇夜に消えていく土田さんの背中にいつまでも頭を下げ続けていたのだった。一方、怪獣墓場では。
ダークキラー「ゼットンにパンドン、ベムスター、ヒッポリト星人にテンペラー星人、さらにはバードンまで倒されたか。」

ダークルギエル「次に送り込む怪獣はホーとキリエロイドにゼルガノイドか。どうする?こいつらを送り込むのか?」

ダークキラー「いや、ここは俺が地球に降りてギンガを潰してやる!だから留守を頼んだぞ、ルギエルよ!」
ダークルギエル「分かった。」
そして怪獣墓場から地球に向かって出発したウルトラダークキラーを見つけたあのウルトラマンもまたダークキラーを追跡するように地球に向かうのだった。
?「なんでダークキラーが怪獣墓場にいるんだ?あいつは親父やタロウに倒されたはずなのに!だが、あいつを自由にしちゃいけない!俺が止めてやる!待ってろよ、ギンガ!」







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